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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2011-07-03 [長年日記]

_ 未来 with TAURUS BONEHEAD インストアライブ(銀座アップルストア)

未来(a.k.a 石田未来)のインストアライブがあると聞いて銀座。 ガラス張りで且つ各駅停車のエレベーターに戸惑いつつ3階へ。
スクリーンになっている壁と階段状の客席が向かい合うミニシアターのような造りで、客は石田姓当時からの人が多かったのではないかと思う。 5割ほどの入り。
7時を回って店の人の前説から開演。 まずは TAURUS BONEHEAD の二人が出てきて一曲、そして未来を呼び込んで曲の説明などを交えつつ4曲。 正味30分程度のミニライブ。

先日23歳になったと言う未来は23歳なりの容貌と服装で、往時の凄みこそ薄れたが歳相応の可愛らしさはあった。

曲は良く言えば爽やか、正直に書くと耳に引っ掛からない。
後ろの二人が腕っこきなのと、気心が知れていて息が合っているのとで、曲の好みはともかくとしてライブとしての出来は良かった。

アイドルのアイドル後の人生のひとつの答えとして、やりたい事を見つけて、それを出来る範囲で無理せず形にして行く未来の音楽活動は、最適解かどうかはさておき、幸せな答えであることは間違いない。

活動拠点が地元である名古屋と言うことで、なかなか見る機会もなかろうとは思うが、こうした気軽に足を運べるライブがあれば、また行って見ようと思う。

_ 更新情報

コラム置き場に

等号・不等号

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_ 東京女子流ミニライブ(イオン下妻ショッピングセンター)

辺鄙な場所にあるショッピングモールのイベントスペースでのミニライブ。 場所が場所なのでアイドルとは無縁の友人に頼み込んで車を出してもらい観覧。
開演30分前くらいに現地に着くと、ステージ前にはブルーシートが敷かれており、後方に椅子席。 どちらも既に八割がた埋まっていたが、知己の隣が空いていたので潜り込む。

ブルーシートの桟敷には、大きなお友達と小さなお友達と家族連れ。 椅子席には大きなお友達と年齢層高めの買い物客。 客席の半分以上は地元の買い物客で埋まっていたのではないかと思う。
avex はこう言ったショッピングモールでイベントを打つ意味を正しく理解しているので、買い物客への周知にも余念がなく、また会場でもより多くの人が快適に見られるよう、気を配ってもいた。
椅子に荷物を置いたまま席を離れて戻らない無作法なアイドル客を角が立たない形で牽制し、嗜めつつ、放置された荷物をスタッフが預かるかたちで席を地元の客に回したり、そつの無い運営。

前述の通り、若者や親子連れだけでなく比較的高齢の買い物客も足を止めており、感心しながら観ていたのが印象に残った。

既に八割がた埋まったところで、開演前にリハーサル。 これで更に客を集めて、散らないうちに本番を始める流れも上手かった。
正味30分ほどのミニライブだが、その前にみっちりリハーサルをやることでイベントにも厚みが出ていたし、立ち位置や振り付けの確認を入念にやっている事を目にした地元の人の反応も良好。
「東京女子流」と言うのが今日初めて聞いた名前だったとしても、ここで与えた良い印象が、彼女らをテレビや雑誌で目にして繋がったときにプラスに働くのは間違いない。

私の近くで1部も2部も観ていた老夫婦は、リハーサルを見ては「おぉ、練習しとる」「えらいねぇ」。 激しいダンスを見ては「すんごいねぇ」。 小西彩乃のソロパートを聴いては「んまいねぇ」と一々感心していた。
その場でCDを買ったり迄はしなかったようだけれど、確実に心には響いていたと思う。

「目当て」の客を囲い込んで収奪することに血道を上げがちな昨今のアイドル業界ではあるが、「目当て」では無い層にも響くイベントが増えれば、アイドルというものの裾野も間口も広がるのではないかと思う。
温かい、良いイベントであった。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

# シモツマン [ちょっと下妻の人間バカにしすぎではないですか?]


2011-07-05 阿形と吽形 [長年日記]

_ 何を今更な更新

下書きまでして放置してあったレビュー的ななにかを、纏めてアップロード。

_ 週刊ヤングジャンプ 2011 25号

佐々木希
表紙と巻頭グラビア、7ページ10カット。 撮影はTANAKA。
メイク薄めで薄着。 心持ち斜めから撮ったカットの表情が良い。
屋外でも極端に眩しがる事は無いが、屋内の柔らかい光の中でのカットの方が、やはり表情は良い。

AKB48 チームYJ
5ページ5カット、撮影は門嶋淳矢。
昨年のYJ7からの居残り組を除いた5人が1ページずつ。 皆、撮られ慣れたなぁ・・・と感慨に耽る。
AKB48は、撮られる仕事が来る連中は仕事を重ねるうちにどんどん表情が良くなって行くが、撮られる仕事が生写真の撮影しか無い連中は決まりきった表情しか出せなくなる。
指原莉乃の、申し訳なさそうでもなく、虚勢を張っているのでもない表情が、それを象徴。 5人が5人、自分を出せている。
これも劇場公演が基本で有った頃には考えられなかった事だ。
劇場公演以外の仕事が、連中をここまで育てた。 いや、「劇場公演以外の仕事で、連中は育った。」と書いたほうが、より正確かもしれない。

ぐるぐる48 vol.18(横山由依)
カラーで1ページ7カット、モノクロ2ページでインタビュー(2カット)。 撮影は栗山秀作。
未だ気負いから来るのか硬い表情を目にすることの多い横山由依。 そこをどうにかする栗山の腕。
抹茶を飲んで苦い顔をする横山。 興福寺の阿修羅像のような、凛々しい顰み面。
インタビューも横山の精神面における大物振りが引き出されている。

荻野可鈴
プレゼントページに2カット。 撮影は松田崇範
なかなかちゃんとしたグラビアに載せて貰えていないが、こうしたページに細かく載る写真の一枚々々が、高いレベルで安定。
まとまったページのグラビアが見たい。

水沢奈子
巻末グラビア4ページ7カット、撮影は細野晋司。
水着の上に一枚羽織った写真が並ぶ。 然程光が強い撮影環境では無いように思えるのだけれど、眩しげな表情が目立つ。
撮影者の意図だけが空回りした、狙い過ぎたグラビア。

_ 週刊ヤングジャンプ 2011 26号

表紙と巻頭グラビアにAKB48、センターグラビアにNMB48。 オマケポスターは表がAKBで裏がNMB。
CDのアザージャケットも付いてくるのだけれど、これは需要が有るのだろうか?。

AKB48(前田敦子、大島優子、小嶋陽菜、板野友美、渡辺麻友)
7ページ10カット、撮影は桑島智輝(ポスターは藤丸修)
シーツの上、水着(ビキニ)でゴロゴロするの図。 「肌の質感重視」となっているが、光を強く当てて陰影を強調する撮影手法。
ストロボの明滅でお仕事モードのスイッチが入る板野友美は良い表情。 商売用の板野の表情、嫌いではない。
反面ぱっとしないのが大島優子。 寝惚けたような、らしからぬ表情。

NMB48(渡辺、山本、山田)
5ページ5カット、撮影は栗山秀作。
集合で2ページ、個別で1ページずつ。 1ページ目の三人並んだカットの山田菜々が訴求力の有る表情。
個別ページには隙間にインタビューが流し込まれているのだけれど、写真の邪魔にならず、且つ読みやすい割付が良い。
水着を出し惜しみせず、各誌のグラビアに捩じ込んで来るNMB運営の強引な手法は鼻に衝くが、実際に劇場公演を見に行った知己の評価は高い。
この辺りの乖離が、不幸を呼ばないと良いのであるが。

ぐるぐる48 vol.19(佐藤亜美菜)
前向きに実効性の有る形で酷い目に遭うと好事家向きの良い表情になる佐藤亜美菜には打って付けのダイエット企画。
ダイエットをさせる側も遣り甲斐が有るのではないかと思う。

小林優美
巻末グラビア5ページ8カット、撮影はTakeo Dec.
水着を変えてもポーズを付けても、表情が殆ど変わらず、口を開いているか閉じているか、阿形と吽形の違いしか無い金剛力士像みたようなグラビア。
実に詰まらない。

_ 週刊ヤングジャンプ 2011 27号

渡辺麻友
7ページ9カット、撮影は桑島智輝。 これは、良い 上半期に見た中では一番。
夜の遊園地で衣装3パターン。 スタジオで白ビキニ。
売れたには売れたが、「まゆゆ」としての決め顔を忌避し過ぎて失敗した例の写真集の轍は踏まず、決め顔でありつつも活きた表情を切り取ることに成功している。
遊園地撮影分では、カルーセル・エルドラド(ちなみに日本機械学会の認定機会遺産でもある)で撮ったカットが秀逸。 電球の温かみのある光を上手く生かしつつ、素で楽しむ渡辺麻友の生の表情を切り取っている。

山内鈴蘭
センターグラビア5ページ5カット、撮影は栗山秀作。
スクール水着の上にジャージを着たカットは良い。

ぐるぐる48 vol.20(YJ7)
4ページ3カット、撮影は細居幸次郎。
集合で1カット、峯岸・市川・山内で1カットずつ。 可も無く不可も無く。

2011-07-06 嗚呼、それなのにそれなのに [長年日記]

_ 週刊プレイボーイ 2011 No.28

リニューアルしたところで、最早買うに値しない代物であることに何ら変わりは無いのだけれど、買わずに貶すのもフェアではないので、とりあへず290円をドブに棄ててみた。

「グループアイドル大特集」との事で買った訳なのだけれど、これがまた実にヒドい。 月刊ゴシップ誌の方が、余程まともな記事を載せている。
年齢非好評の東京女子流の平均年齢が大書されていたり、「男装ではない」のが建前である腐男塾が男装ユニットとして紹介されていたり、取材し掲載するにあたって踏まえておくべき事柄が悉く無視され、踏み躙られている。

ぱすぽ☆の根岸愛にしてもそう。 腹黒を指摘されても頑なに否定し、心まで純白であると強弁するのが根岸愛の根岸愛たる部分なのである。
嗚呼、それなのにそれなのに、「腹黒くってごめんなさい」とキャプションが付いている。 こんな事ぁ口が裂けてもお天道様が西から昇っても言いっこない。

アストロホールの Super☆girls をグチグチ貶しながら観ていたライターが、シレっと礼賛記事を書いているのにも呆れた。

廃刊寸前だったプレイボーイも、AKB48人気に肖ってなまじ生き永らえてしまったが為に社会に害毒を垂れ流す存在になってしまった。
これもAKB48が世に齎した災いの一つであると言えよう。


2011-07-10 裏も表もある女 [長年日記]

_ 週刊ヤングジャンプ 2011 28号

峯岸みなみ
7ページ13カット、撮影は細居幸次郎。
ピンクのセーラー服+ウサギの被り物、ビキニ3種、メイドっぽい服、スタジオと屋外。 AKB48の中でも忙しい部類に入る峯岸であるが、時間が無いなりに目先を変えて幅を持たせたグラビア。
カラーコンタクト常備なのか目の表情が不自然なところはあるが、モデルとしてはケチの付け所の無い仕事ぶり。
その時々でやるべきことをきちんと理解し、それが出来ている。 それが意外性の無さに繋がってしまうこともあるが、大抵はその裏をかいて別の答えも用意してくる。
峰岸の「らしさ」が上手く引き出されたグラビア。

ぐるぐる48 vol.11
佐藤亜美菜のダイエット企画その後。 カラー1ページ1カット(門嶋淳矢)、モノクロ2ページ7カット(松田嵩範)
加虐趣味の傾向の有る好事家には堪らないダイエット・エクササイズ実況レポート。
辛い目に遭いつつも、きっちり成果が上がっているので読後感は爽やか。

YJ7(多田愛佳、北原里英、佐藤亜美菜、山内鈴蘭)
こちらも細居幸次郎の撮影で4ページ4カット。
粗として隠されてしまいがちな部分(北原の小麦色の肌など)を生かして撮られており、個性を引き出す努力が実を結んだグラビア。
しかし佐藤亜美菜の撮り難さよ。 ダイエット企画の成果が待たれる。

_ 週刊ヤングジャンプ 2011 29号

アイドリング!!!
巻頭・巻中纏めて9ページ13カット、うち見開き1箇所。 撮影はTakeo Dec.
少々窮屈な顔見世グラビアなのだけれど、あからさまな流れ作業にはなっておらず(まぁ、連中が撮られ慣れているのもあるが)、写真の一枚一枚に意味を持たせる編集者の四苦八苦もあって、見られる出来にはなっている。

藤原令子
プレゼントページに1ページ1カット、撮影は石川耕三。
ヤングジャンプはプレゼントページも凝っている事が多く、読み流せない。
今号も良い出来。

_ 週刊ヤングジャンプ 2011 30号

前田敦子
表紙と巻頭グラビア6ページ6カット、うち見開き1箇所。 オマケで両面ポスター。 撮影は佐藤裕之。
衣装3パターン、屋内撮影、水着無し。 挑戦的グラビア。
カンカン照りの水辺で水着でニコニコしてるようなのを好む向き衆愚にはソッポを向かれるかも知れないが、前田敦子の大人としての部分を引き出し、陰の部分の魅力が形になった佳品。
前田敦子を心底好きな人には寧ろこちらの方が受け入れられるのではないかと思う。 眼福。

ぐるぐる48 vol.13
まゆゆマンガ家計画の9回目。 カラーで1ページ3カット(門嶋淳矢)、モノクロでインタビュー1ページ、漫画本編2ページ。
漫画を描かせて貰える喜びからか表情も良く、漫画そのものも渡辺麻友のどうかしてい部分が嫌味なく出ている。

前田希美
巻頭とは対照的な旧来型グラビア。 全カット紋切り型の表情で、光を強く当てすぎて眩しげを通り越して目が開いていない。
さんざ弄くり廻した挙句にモデルを殺した駄目グラビアの典型例。

_ 週刊ヤングジャンプ 2011 31号

岡本玲
7ページ9カット、撮影は細野晋司。
屋内と屋外、水着とそれ以外が半分ずつ。
モデルとしての仕事が振り出しであるだけのことはあり、どんな状況下でもハズレの無い表情だが、やはり服を着たカットの方がより柔らかい。

ぐるぐる48 vol.14
横山由依の人となりに迫るインタビューの第2弾。 カラーで1ページ1カット(細居幸次郎)、モノクロでインタビュー2ページ。
Not yet で撮られる仕事が増えた為か、硬かった表情も柔らかく。 作り笑顔もなくなってモデルとしての魅力も出てきた。

市川美織
巻末4ページ10カット。 撮影は桑島智輝。
髪を下ろしたオレンジの水着以外は、衣装3パターン全てツーテールなのだけれど、衣装ごとに結ぶ高さが違う懲り様。
表情に変化が乏しいのが難と言えば難だが、特有の可愛らしさは引き出されている。

AKB48の赤十字広告
グラビアでは無いが、今年見た中では最低の写真。 弄り過ぎてもはや写真ですらないとも言える。
集合写真を撮るだけのスケジュールを押さえられないのも判らないではないが、合成とレタッチの下手糞さ加減には吐き気すら催す。
プリントクラブ並みの改変(修"整"の域は超えている)を加えられたノッペリ写真を広告に使ってしまえる神経を目の当たりにすると、広告主たる日本赤十字社への信用も揺らぐ。

_ 更新情報

むかっ腹ついでにコラム的な何か

スコアとそれに対する忠実さと演者としての魅力についての一考察

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本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

# Dwightsa [zithromax 5 day z-pak <a href=http://dstvmediasales.com/s..]


2011-07-11 夏だ!海だ!!ニコパチだ!!! [長年日記]

_ 週刊ヤングジャンプ 2011 32号

篠崎愛
7ページ11カット、撮影は樂満直城。
「夏だ!海だ!!ニコパチだ!!!」・・・と言った感じの表紙と扉で始まりつつ、屋内や木陰などで光を柔らかく、表情の単調な篠崎愛をなんとかしようとした11カット。
引き分け。

逢沢りな
巻中グラビア5ページ10カット、撮影は細野晋司。
写真は悪くないがキャプションが一寸煩い。 「光と影」と言うテーマに囚われすぎて、細切れの写真を並べる構成にしたのはいただけない。
撰ったカットを大きく見せた方が効果的ではなかったか。
4ページ目の横顔が良い。

_ 週刊プレイボーイ 2011 Vol.28

石原さとみ
5ページ7カット、撮影は西田幸樹。
外光のふんだんに入る屋内での撮影。 斜めからの光で陰翳を付けて、顔の立体感を程好く出しているのが上手い。 余計な光を使わないので表情も柔らかい。
3ページ目の最後の見開き、そして扱いは小さいが2ページ目下段左側の横顔も良い。
こうした良質のグラビアを提供するだけの地力がありながら、この号はこれ以降のページが劣悪。

アイドリング!!!(大川藍、遠藤舞、横山ルリカ
5ページ5カット、見開き1箇所。 撮影は栗山秀作。
並べると横山ルリカだけが突出してしまい、あとの二人が引き立て役になってしまうので、左右を入れ替えたり並びを変えたり、判りにくく気を遣ったグラビア。
どうしても横山ルリカに目が行ってしまうが、遠藤舞の気だるげな表情も面白い。

ぱすぽ☆
5ページ12カット、横並びの集合と1人1カットずつのコラージュで見開き2箇所。 歌衣装と米村弘光の装飾水着で2パターン。 撮影は樂満直城。
先ずは増井、奥仲、根岸で1カット。 「誰某と誰某は人気が有る」と言う予習はしたようだが、そこまで。
横並びの集合は、何時もの「ぱすぽ☆」。 安斉奈緒美は澄ました表情の方が映えるが、この場合はこのクシャッとした笑顔で良い。
しかしコラージュのページが酷い。 ベルトコンベア式に撮った割には良い表情だが、キャプションが切腹どころか打ち首ものの酷さ。
「それぞれのキャラクターを一文で」と言う意図が有るにしても、傍から見てはそうかも知れないが本人自らは発することが無いであろう言い回しが並ぶ。
知らないなら調べれば良いし、判らないなら訊けば良い。 それをせずにテキトーにデッチ上げたやっつけ仕事。 対象に対する敬意もへったくれも無く、「載せてやるから有り難く思え」式の思い上がりが如実に表れた、この号の「グループアイドル大特集」なるものの腐臭が強く出た5ページ。
ぱすぽ☆パッセンジャーはこんなのに載ったのを喜んではいけない。 寧ろ扱いの酷さに憤るべき。
編集者(もしくは担当ライター)に誠意があれば、グラビア誌でなくとも、過日の電撃ゲームス Vol.18のような見応えのあるグラビアは作れるのである。

ももいろクローバー
5ページ10カット、見開き1箇所。 撮影は渡辺達生。
当てる光が強すぎるので、楽しげでありつつも表情が硬い。 特に高城れには凶相と言って良いほど。
この号が手元に有る方は下瞼に注目して頂きたい。 撮影現場の雰囲気作りの上手さではどうにもならない事もあり、一見こぼれる様な笑顔に見えても顔のこわばりが全てのカットに見られる。
こうした写真は上っ面は綺麗に見えるかもしれないが、中身は空疎なので見ても何ら感興を催さない。
メンバーの紹介文も何時の情報なのだか呆れる、古文書から抜書きしたような駄文。

東京女子流
1ページ1カット、撮影はHIROKAZU。
経費節減のあおりのザラ紙カラーグラビア。
これも光が強すぎてお話にならない屑写真。 光が強いのに顔に妙な影が差していたり、呆れるほか無い。
先般書いた通り、年齢非公表なのに平均年齢が大書されているインタビューも含めてお話にならない。

スマイレージ
見開きで2ページ1カット、撮影は岡本武志。
寺田が売りにしている「脚」を見せる為か、公園の花壇か何かに腰掛けさせたのを正面から撮っている訳だが、レンズがデルタゾーンの高さと言うデリカシーの欠片も無い写真。 真っ昼間にこんな所で撮って眩しくない筈が無く、またぞろ強張った作り笑顔。

腐男塾
1ページ1カット、撮影はHIROKAZU。
「男装ユニット」と書いてしまうところからして、取材対象の設定や世界観を閑却した屑仕事。
写真もライティングが粗雑でお粗末。

SUPER☆GIRLS
巻中グラビア4ページ12カット、撮影はTakeo Dec.
「可愛くない娘がいないのに、送り手が醜悪」でお馴染みの SUPER☆GIRLS から6人で水着グラビア。 送り手から漂う腐臭は42ページからのグループアイドル関連記事で嗅ぐことが出来る。
閑話休題、グラビアの話。 6人に絞ったこともあり、流れ作業感は薄いが、紋切り型の表情に終始。
素材の良さは伝わるが、調理の仕方が悪く、刺身にすらなっていない切り身写真。
これはカメラマンだけの責任ではなく、この6人でどうページを組み立てるかを考えられない編集者の無能に帰するところが大きい。

総評
碌すっぽ調べもしないでデッチ上げた「特集」と書くのも憚られるくらいの惨憺たる出来。
今回掲載されたグループの多くは、既にアイドル専門誌やゲーム誌、ゴシップ系月刊誌などで取り上げられており、特集としての新鮮味が無い上に内容も空疎というどうしようもないモノであった。

2011-07-18 AKB48史上最悪の罰ゲーム [長年日記]

_ 週刊プレイボーイ 2011 No.29

Not yet
8ページ7カット、見開き1箇所。 撮影は今村敏彦。
作りこんで撮っていないので、大島あたりは顔に疲れが出ているカットも有るが、その分それぞれがそれぞれに「らしい」表情。
横山由依が変に構えずに素でカメラの前に立てるようになり、4人のバランスも良くなった。
セットや小道具を仕込んだ撮影に今村敏彦を使うのが的外れではあるが、写真そのものの出来は良い。

武井咲
写真集からの other cut で4ページ4カット、撮影は橋本雅司。
綺麗は綺麗なのだけれど、一本調子で面白みが無い。 橋本雅司にして撮りあぐねた感じ。

荻野可鈴
4ページ7カット、撮影は萩原和幸。
あまり上手くは行っていないが、様々な角度から素材の良さを引き出そうとした形跡は見られる。
写真の選択が悪く、1ページ使ったカットより、2ページ目に小さく使われたものの方が表情も構図も良い。
カメラマンが編集者の審美眼の無さに足を引っ張られている。
荻野可鈴も慣れが悪い方向に働きつつあるように思える。 それをなんとかするのがカメラマンの腕である訳で、その辺りが物足りないグラビアではあった。

川村ゆきえ
写真集から4ページ6カット、撮影は西田幸樹。
1ページ目と3ページ目、特に3ページ目の横からのカットが上手い。
過不足無い光と厳密な構図での一枚、匠の技。
川村ゆきえも撮られ慣れ過ぎて新鮮味に欠けるところがあるが、まだ開いていない引き出しも有る。 それをこじ開けるのが、カメラマンの腕。

篠崎愛
7ページ9カット、見開き1箇所。 撮影は西條彰仁。
童顔の篠崎愛を、なんとか大人っぽく撮るべく秘術を尽くしたグラビア。
3ページ目と6ページ目上段の木漏れ日を使ったカットが巧い。
真正面から撮らないことで、丸顔から来る子供っぽさに打ち消されがちな「大人」の部分を引き出している。

吉井怜
写真集からの other cut で6ページ7カット、撮影は橋本雅司。
こちらは橋本雅司らしい写真。
これはモデルのカメラに対する向き合い方の違いから来るものてはないかと思う。 撮り甲斐の有無で、写真の出来も変わってくる。

総評
前号の出来が酷かったので買わずに済まそうと思ったが、立ち読みしてみたら予想に反して出来が良かったので購入。
撮り下ろしは少なめだが、無理に撮り下ろして質を下げるよりは良い。

_ 週刊プレイボーイ2011 No.30

板野友美
7ページ6カット、見開き1箇所。 撮影は渡辺達生。
板野友美のグラビアとしては最低に近い出来。 もっとも板野友美そのものはカット毎に表情を変えてきっちり仕事はしているので、出来の悪さはカメラマンと編集者に係る部分。
2nd シングルの発売に合わせての巻頭グラビアなのだと思うが、さながらダメージキャンペーン。

光が強すぎて肌は白っ飛びしてのっぺりした質感、あまり眩しげな表情をしない板野友美であるが、下瞼が上がってしまっている。
人はモノではないので、光が強すぎれば表情も硬くなる。 そして質感の表現にも失敗していると言う事は、ブツ撮りとしても落第。
巻頭に値しない仕事、板野友美の無駄使い。

剛力彩芽
5ページ5カット、撮影は橋本雅司。
80年代っぽいメイクと構図、これが癖の有る顔立ちの剛力彩芽には合っている。
写真の選択や配置も最適解に近いのではないだろうか。
好みではないが、良く出来たグラビア。

佐山彩香
5ページ8カット、撮影は薮下剛士。
単調な表情の続く、退屈な8カット。
身体を見せるグラビアとして見れば、及第点ではある。

小林さり
3ページ7カット、撮影は井ノ本浩二。
何をどう生かして撮りたいのか判らない写真。 綺麗々々に撮るでもなく、下衆な視点でもなく、些か中途半端。
手馴れた感じの表情もいただけない。

梅宮万紗子
7ページ9カット、見開き1箇所。 撮影は西田幸樹。
例によって例の如く、見えそうで見えない(見せない)グラビア。
熟れた無花果を手掴みで婪り食わせるベタな演出は興醒めだが、全体を通して綺麗に撮れてはいる。

菊地あやか
借金のカタに売り飛ばされて脱がされたかのような、陰惨なグラビア。  尾木プロは全カット没にすべきであった。
ポージング、ライティング、構図、全てが菊地あやかの良さを消す方向に働いている。
「おさわがせしてごめんなさい」とキャプションが被せられているが、読者に謝罪すべきは巻頭にアイスの実の広告をグラビアと偽って載せたプレイボーイ編集部である。
厚顔無恥、ここに極まれり。

2011-07-19 飛蝗 [長年日記]

_ 週刊ヤングジャンプ 2011 33号

夏菜
7ページ11カット、撮影は細野晋司。
夏だ!海だ!水着でニコパチだ!!!
眩しくならない工夫をしても、やはり夏の海。 どうにもならないものはどうにもならない。

SUPER☆GIRLS
巻中グラビア6ページ18カット、撮影は細居幸次郎。
こちらも夏らしいと言えば夏らしい、単細胞な SUPER☆GIRLS 運営が好みそうな短絡的なニコパチ水着グラビア。

今年出たヤングジャンプの中では、飛び抜けて出来の悪い号。
来週以降にまた期待したい。

_ 「a-nation for Life」プレライブイベント a-nation for Life×7&i LIVE IN SUMMER 2011

東京女子流と SUPER☆GIRLS が出演するイベントを見るべく、酷暑の中アリオ西新井へ。
西新井駅西口から尾久橋通りまでの、日清紡跡地を中心としたバス通りに沿った一角が再開発されて出来た巨大ショッピングモール。 建ったものが結果的にマヌケになってしまう足立区と言う場の力に影響されてか(地政学的にも、西新井栄町は"マヌケ力"がより強く働く位置にある)、吹き抜けからイベントスペースが見えないと言う構造的欠陥を抱えた場所でのイベントの為、舞台正面に客が集中。
更には座っていた客を立たせて前方に詰めさせるというスタッフの頓珍漢な対応により、ステージの中途半端な低さとも相俟って、前方でも碌すっぽ見えないと言う悲惨なイベント。 更には詰める際に割り込みが横行、寿司詰めで更に見えないと言う悲喜劇。 演芸方面の知己を誘って見に行ったのだけれど、彼等には悪いことをした。
開演一時間前に現場には着いたのだけれど、このザマ。 なんとか端のほうに潜り込んで開演待ちをしている間に東京女子流と SUPER☆GIRLS の違いについて「どっちもavexなんですか?」と訊かれたので、「おなじ落協だけど一門が違う感じです。」「スパガがこん平一門、女子流が小三治一門」「稽古もロクにしないでメディア露出に執心」「送り手が海老名家(ド馬鹿)」etc...気がついたらスパガ貶し大会になっていた。

そんなこんなでモニターすら殆ど見えない状態で開演。 先ずは東京女子流が30分。
同じ曲でも演る場所の広さや奥行きに合わせて動きを補整しているので、狭くてもぶつからないし広くてもせせこましく見えない。
大きく動こうとしているのが歩幅に出てしまっているところも有るにはあったが、それ以外には貶すところも無く、声もしっかり出ていて音程も安定しているので、こうした「見えない」イベントでも足を運びたくなる。
小西彩乃の作る土台がしっかりしているので、それぞれに任されている難易度の高い部分も集中して臨めるからだと思うが、生声の割りにブレが少ないし、ユニゾン部分も安定。
セットリストには物足りない部分もあったが、これは好みの問題であり、質・量とも十分以上であった。

東京女子流が告知をしてはけてSUPER☆GIRLS が呼び込まれると、客席中央に居た有象無象を中心に胴間声を張り上げて乱痴気騒ぎ。 TPOもへったくれも有ったものではない。
本人達もスタッフも碌に場当たりをしていないのがありありと判る低レベルな見世物。
フォーメーションは崩れっぱなしで、広い舞台なのにぶつかりそうになる事も屡々。
音も酷くて、オケは高音部分が聞えず、ベースラインのみが虚しく響く。 ボーカルに到っては殆ど聞き取れない。 歌はまだしも自己紹介すら何を喋ってやがるんだか判りゃしない。
それでも目当てで来た客は舞台で起こっていることそっちのけで怒鳴るは騒ぐは大変な騒ぎ。
これを許容してしまうところにSUPER☆GIRLS 運営のあたまの悪さも垣間見られたし、それに比例した客民度の低さも理解できた。(この連中が流れ込んだ今日のイーアスつくばの東京女子流も酷いことに)

SUPER☆GIRLS と共演すると、流れ込んだ客で場が荒れる、下手をすると飛蝗の過ぎた跡の如く、草木の一本も残らないと言う事になり兼ねない。
ブッキング担当者各位にはご注意申し上げたい。

_ 更新情報

コラム置き場にコラム的なにか

パンドラの匣の底の希望としての佐藤亜美菜の相互扶助

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# 北海道ローソン [はじめまして。 突然コメントを入れさせて頂いて申し訳ありません。 福島のendさん(inaka)さんの事ですが、 5..]


2011-07-24 色は黒いが、南洋じゃ美人 [長年日記]

_ UTB+ vol.2 続

NMB48(山本彩、渡辺美優紀)
6ページ6カット、撮影は桑島智輝。
前半は服を着たカットで、後半は水着。 水着を出し惜しみしない、出し惜しみしないと言うより水着で押し出す売り方は好きではないが、水着グラビアとしては良く出来ている。
屋内で撮る事によって表情を柔らかく、スタイルの良さも引き出して貰っている。
惜しむらくは表情が変化に乏しいこと。
但し山本の決め顔には訴求力がある。

ももいろクローバーZ
6ページ6カット、撮影はTakeo Dec.
集合で1ページ、あとは個別で1ページずつ。
曇天ながら屋外での撮影、ただでさえ撮り辛い高城れには更に撮り辛そう(撮られ辛そう)。
被ったキャップの鍔で顔に陰が射すくらいに光を弱くしてもまだ、困ったような表情。
やはりこの人は変わり者と言うより sensitive な人なのだと思う。
捨てカット前提で廻してカメラに慣れて貰ったり、ノーファインダーで撮ったり、動物や子供を撮る際の技術を応用する他無さそうな感じ。
玉井・百田も眩しげだが、有安が良い表情。
良く見るとやはり眩しげではあるのだけれど、眩しそうに見えないように表情を作っている。 努力の人。
そしてアイドルとしての隙を見せない佐々木。 良くも悪くも5人の個性が出た6ページ。

上白石萌音
掲載される面子が固定化されがちな昨今ではあるが、東宝シンデレラ特別賞の上白石萌音で4ページ6カット。 撮影は佐藤裕之。
exotic な顔立ちとふわふわした髪の毛が異彩を放つ。 薄暗い洋館で撮ったカットが秀逸。

鞘師里保
ビスクドールの後に日本人形を持ってくる構成も面白い4ページ6カット。 撮影は西田幸樹。
晴れた日の屋外で撮ったカットも、太陽光線を実に上手く操っていて、一とカットたりともハズレの表情が無い。
太陽に正対したカットも、風に向かって目を瞑って立つポーズ。 この辺り、実に巧い。
3ページ目のウエストアップのカット、そして前述の風に向かうカットが味わい深い。
カルティエ=ブレッソンのそれを思わせるような、決定的瞬間。 一と齣に永遠が閉じ込められた一枚。 眼福。

スマイレージ
6ページ6カット、撮影は佐藤裕之。
最初と最後に集合、個別カットを間に挟む構成。
かつて程の権威は無いとは言え、レコード大賞の最優秀新人賞まで獲ったのに、寺田の思いつに翻弄され続けるスマイレージ。 それもあってか哀感漂うグラビア。
詰まらないグラビアが多い印象の有るスマイレージだが、全体的に良い出来。
眩しいと人相が宗教家めいた禍々しさを放ってしまう小川紗季も、本来の可愛らしさが出ている。

真野恵里菜
最新写真集から7ページ9カット、撮影は栗山秀作。
この写真集は購入済。 各種雑誌に先行掲載されたが、写真集として纏めて見ると、違った良さが有る。
翳りの有る表情があり、憂いに満ちた表情があるからこそ、はじけるような笑顔がより引き立つ。
上半期に見た中では屈指の出来。
アイドルファンのみならず、撮る側・撮られる側にも座右に置いて欲しい一冊。
・・・と軽く宣伝。

武井咲
これまで誰がどう撮っても面白くならなかった武井咲を初めて面白いと思ったグラビア。
桑島智輝の撮影で5ページ8カット。
カメラを直接見ずに、意識だけをそちらに向けたカットが良い。
カメラの前で如何にして役者としてのスイッチを入れるか、また、切らせるか。
このあたりを撮る側が誘導できれば、面白い写真にはなるようだ。 難易度は高い。

_ 週刊ヤングジャンプ 2011 34号

北原里英
表紙と巻頭グラビア7ページ9カットに、両面ピンナップが付く。 このピンナップの裏面の表情が趣深い。 撮影は西田幸樹。
表紙は浜辺で撮ったオレンジのビキニ。 グラビア本編でも2カット使われているが、これはアイキャッチに留めて屋内と林の中で撮影した着衣と水着のカットで見せる構成。
太陽の下でのはじける笑顔が有るから、屋内の柔らかい光の中での憂いに満ちた表情も引き立つ。
3ページ目からが圧巻。 北原里英にここまでの表情が出せるとは思わなかった。
水着の上に一枚着たカットが秀逸。 良いものを見た。
北原は顔を構成するパーツが正面を向いていて、可愛く(綺麗に)見える角度が狭いので、横から撮ると映えにくく、顔の立体感も出しにくいのだけれど、ぎりぎりで見切って撮った斜めからのカットが巧い。
灰汁が強いと言えば強い、 ヤシの木陰で テクテク踊る ような顔立ちなのだけれど、それを矯めず殺さず「魅惑の唇」を活かしたメイクも良い。
なんでも一通りソツなくこなせるが、それだけに器用貧乏な印象もあった北原里英が一と皮剥けて突き抜けたグラビア。

NMB48(近藤里奈、山本彩、渡辺美優紀)
センターグラビア5ページ12カット、撮影は栗山秀作。
1stシングルの発売に合わせた怒濤の水着グラビア攻勢の中、スクランブルエッグ編集長(渡辺美優紀に絶賛LFL中)がツイッターで常々ボヤいているのが、渡辺美優紀のグラビア映えの悪さ。 生で見た時の訴求力がグラビアに表れないもどかしさは、公演での渡辺を見ているから感じられるのであって、グラビアだけを見ていると解り辛いのであるが、見開き中央下の2枚は、及第点をやっても良いのではないだろうか。
どう振舞ってよいか判断が付かず、思考を停止してとりあへず笑ってみたような近藤と較べると、取られる機会の多い山本と渡辺は一歩先に行っているように見える。
一寸紋切り型の表情が多いので、それが狎れに繋がらないよう心して頂きたい。

グルグル48 vol.16 「みねぎしブログ名言録」
ノースリーブスブログの峯岸執筆分に於ける意味有り気なタイトルの数々を本人に解説させる企画。
「アイドルが空の写真をブログに載せ始めると危ない」とは良く言われるが、それに似た危うさを漂わせていた時期もあった峯岸のブログタイトル。 その辺りについての謎も解けたり解けなかったり。 とりあへずべら棒な忙しさであったことは確かであるようだ。

峯岸みなみ本人は演技に興味を持ちつつも、周囲から「バラエティ向きだ」と言われる懊悩なども吐露。
所属事務所は(その保守的な体質から)飽きられ果てるまでバラエティに出したがるのではないかと思われるが、私は売れているうちにこそ峯岸は我儘を言うべきだと思っている。 周りが見えすぎると、時として自分のことは後回しにしがちになるものだ。

総評
今号は、兎にも角にも北原里英のグラビアが良かったし、水着攻勢の電撃戦を展開中のNMB48も珍しくヤッツケではないグラビア。 峯岸みなみのインタビューも読み応えがあった。
GANTS 掲載号は売り切れが早いとの事であるが、なんとか手に取っていただきたい一冊。
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「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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