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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2009-09-04 [長年日記]

_ 第四回 桂文字助独演会(8/30)

「饅頭こわい」文字ら
「寛政力士伝より『越ノ海』」文字助
<中入り>
「寄合酒」文字助

「越ノ海」
笑い所は少ない噺だが、緩急をつけてダレさせない。
談志的な理詰めで再構築した噺より、腕で聞かせるこう言う噺の方が、 私は好きだ。
良し悪しではなく、好き嫌いのはなし。

「寄合酒」
こう言う食い物を粗末にする噺はあまり好きではなく、下手な人が演ると帰りたくなるくらいなのだけれど、すっとぼけた味の方が勝って、それなりに楽しく。

どこでどうなるかわかっている噺なので、三脚の位置取りをきっちり決めて、上手に振った時に正面になるように、ギリで全身が入る位に厳しくフレームを切って、縦位置でみっちり撮影。

買ってから四半世紀になんなんとするマイネッテの三脚は、ヤワヤワなので撮りながらたわみを利用して構図を補正。

_ 今日の一枚


「鬼だぞォ〜!!」
「寄合酒」文字助

今日のカメラは

コンタックスRTS II
+ノフレクサー240mm/f4.5

ニコン FM-2
+70-200mm/f4

ニコン D-70
+フジノン250mm/f5.6
+70-200mm/f4

フイルムはコダックのトライエックス。
デジカメの感度は1600

途中からは上手横から三脚据え撮りでデジカメをガリガリまわしてみた。
やはり調子は悪く、要修理な感じではあるが、なだめたりすかしたりしつつ撮影。

_ 購入グラビア日誌

大堀恵(Sabra 10月号)
ビキニその他で7ページ8カット。
4ページ目の見返りの写真が良い。 この奥二重が大堀の表情を妖艶ならしむるので、一重で写っている他の写真は一寸味気無い。

激しく動く商売なので仕方が無いのだけれど、手首から先が「働く手」になっており、ポージングによっては血管の浮き出方が怖い。 その辺りはうまく処理して目立たないように撮っているが、ネイルの色が目を惹くのでどうしてもそちらに視点が行ってしまう。
グラビアをやるなら、何処に視点を持っていくのか、ネイルの色遣いにも拘って欲しい。

正面からのカットは表情が単調なのだけれど、見返りの写真を含め、横からのカットは大堀の持ち味が出ている。 
本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

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2009-09-05 椿事 [長年日記]

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 〜新たなる地平2009編〜 (第62回)

透視実験の続きから。
二回目はまるで当たらず。 色気を出して当てに行くと逆に当たらなくなるものなのである。

「霊が見える」と言い出す小林。 増田にAKBで三番目に霊が見えると言われたそうなのであるが、三番目の小林より一番と二番が気になる。

またまたお話変わって机の上に指を開いて置いた手の指と指の間にサインペンをカツカツ突き立てて、これを握手会の最中にやり続ければ自分のファン以外も並んでくれて物凄い人気に!!・・・ってどちらの手も握手できない訳だが、これを語る小林の顔は久しぶりに素っ頓狂な良い笑顔。
嬉々として度胸試しを続ける小林だが、よく見るとサインペンが指にガツガツ当たっていたとのこと。

先々の展開が見えないまま、次回更新は9/3とのこと。

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 〜新たなる地平2009編〜 (第63回)

編集氏が煮詰まって一回休み。
ネタが無いので未使用写真をお蔵出し。

先ず、「ルービーックキューブを弄る小林の図」。
こんなもの何が楽しいんだろうってな顔が正直で良い。

続いて「電池でプロペラの付いたモーターを回すの図」。
火力発電所での座学ではこの世の終わりみたいな顔だったが、こういうおもちゃを持たせると途端に輝く。

「はぎんこども宇宙館の主のお猫さまと記念写真の図」。
これも座学でこども宇宙館の人を困惑させた前後の写真。 良い顔。

「ルービックキューブを捻くる小林の手元」
手元のアップだけで顔は無いのだけれど、無気力な感じが持ち方から伝わってくる。 色彩は綺麗なので、なんとなウィーン分離派的な感じ。

「はまぎんこども宇宙館にて、まるで理解できない座学に思考停止して乾いた笑みを浮かべる小林の図」。
上っ面だけの笑顔。 これは去年のものだが、最近この手の表情が多いような気がする。

「まんだらのコスプレ館でまったく楽しそうでない小林の図」。
まぁまったく興味が無いであろうことは容易に想像できる。

「ルービックキューブを持たされたもののやる気のかけらも無い仏頂面の図」。
この正直さかプラスに働くと良いのだが。

最後に「『よし!わかった!!』の図」。
「よし!わかった!!」の瞬間がついに来なかったのでお蔵入りになったと言う曰くつきの写真。

我々読者も小林がますます判らなくなりつつ、連載開始から一年が過ぎた。

そろそろ新展開がありそうだが、小林が舞台出演と言う椿事でどうなるか流動的な次回更新は9/10予定との事。

_ 雑誌レビュー「アップトゥボーイ 2009 10月号」(前半グラビアページ) その1

AKB48(秋元才加、大島優子、多田愛佳、北原里英、佐藤亜美菜、前田敦子、宮崎美穂、渡辺麻友) (photo=tomoki qwajima)
AKB48が初の巻頭グラビアと表紙。 件の茶番の結果を踏まえつつも痒いところに手の届いた人選。
見開き横並びの集合で始まり、最後に1ページの集合。 間に1ページずつ個々の写真が並ぶ構成。
横並びの集合写真は風を使って動きを出している。紋切り型の笑顔が多い渡辺が珍しく人間的な表情。

前田敦子
前田敦子の強みは、素の表情でカメラの前に立てることだと思う。
これが出来ない人が意外に多い。
何を考えているのかわかりにくい表情は、見る者の想像力を掻き立てるし、素材そのものの良さも伝わる。
肩紐のたるみと、胸元に覗く陰影が大人になりかけの前田の立ち位置を象徴。

北原里英
引っ掛かるところの少ない北原にチューブトップを着せると言うのが良い。 無難な衣装でも危うさが出てくる。
珍しく口元の緊張していない写真だが、これがコンスタントに出せれば良さはもっと伝わる。

渡辺麻友
いつもの決め顔だが、振り向かせた角度と仰ぎ見る構図で新鮮な感じに。

宮崎美穂
寄って撮っているのでピントの深度は浅いのだけれど、唇の縦の線に合っているのとボケがなだらかなので視点の中心に来る左目を際立たせつつ、全体も上手く見せている。

大島優子
白い台の上で膝を抱えて座らせて、身体の線を出さずに表情で見せる写真。
自由にやらせるより、何かしら縛りが入ったほうが大島は良い仕事をするように思う。
これも良い写真。 最近見た大島の写真の中では出色。 こう言う大島は好きだ。
足の指を見ると、あれだけ激しく動いても大きな怪我をしない理由が判る。
秋元や戸島と同じ、地面を掴む指。

多田愛佳
指を突っ込みたくなる見事な笑窪が特徴的な多田だが、口を開き気味にした笑窪の無い笑顔。
これも新鮮で面白い。

秋元才加
カッコイイに振りすぎて怖い顔の多い秋元だが、この写真は髪型の所為かそこまでは言っておらず、整った顔立ちが上手く出ている。
私の嗜好としては、もう少し柔らかいほうが好きなのだけれど、本人の見せたい自分というのがそちらの方向ならまぁ仕方が無い。

佐藤亜美菜
佐藤亜美菜史上最も可愛らしい写真・・・ではないかと思われる。
表情も良いのだけれど、だいたい上手く撮れなくて隠されてしまうか膨張感が悪く強調されてしまう二の腕が、白さと柔らかい質感を生かして撮って貰えている。
インタビュー部分が興味深いのだけれど、それは別項にて。

最後に表紙と同じ衣装で集合。
この写真はいつもの顔。

_ 雑誌レビュー「アップトゥボーイ 2009 10月号」(切ない話 二題)

中西里菜
表紙をめくると目次がある。
ここに記載されているページが雑誌の本文。 それ以外は記事に見えても広告だったりする。

後ろからページを繰っていくと、久住小春の写真集の広告と向かい合わせで中西里菜の浴衣の写真。
プロフィールが載っていて、ファンレターの送り先も書いてあるのだけれど、これも記事に偽装した広告。 一寸切ない。

高井つき奈
後半クラピアページは封入トレーディングカード一覧とプレゼントポラ一覧から始まる。

ぎっしり書き込んでいる連中が多いSKE48の中で、高井つき奈だけあっさりと

これからも
応援よろしく
おねがいします。


撮影時期を考えると発表する前だったのかもしれないし、あとだったのかもしれない。
いずれにしても、一寸切ない。

_ 雑誌レビュー「アップトゥボーイ 2009 10月号」(前半グラビアページ) その2

真野恵里菜 (photo=yoskihisa marutani)
丸谷嘉長で9ページ11カット。
生々しさが厭味になることもある丸谷嘉長にモデルが負けていない。
負けていないというより、寧ろ勝っている。
その場にあるもので絵を組み立てて行く桑島智輝のあとに被写体を泳がせて撮る丸谷嘉長と言うのも面白いが、真野恵里菜も活き活きと泳いでいる。
2ページ目の水溜りを飛び越える写真は、カルティエ=ブレッソン以来良く使われる構図だが、ぶった切り方が面白い。
5ページ目の、横顔のアップが秀逸。 一見アウトフォーカスに見えるが、頬の水滴が18才3カ月の真野恵里菜の今を象徴している。

小池里奈 (photo=tatsuo watanabe)
9ページ14カット。
明るい浜辺で撮ったニコパチが中心で表情が画一的。 アップで明らかに前ピンの写真があるのはいただけない。
カメラマンは名前ではなく、腕で選んでいただきたい。

嗣永桃子 (photo=akihito saijo)
発売中の写真集の未使用カットで5ページ9カット。
こちらもニコパチ多めで、口の開き方がほぼ同じ笑顔が5カットあるのだけれど、全て違う顔になっているのが恐ろしい。 「嗣永プロ」と呼ばれるだけの事はある。

萩原舞 (photo=yoshinobu nemoto)
4ページ7カット。
屋内の写真が中心で、外で撮った写真も光が柔らかく、全体的に自然な表情。
2ページ目の、静と動で4カット並べた割付けが上手い。

武井咲 (photo=tanaka)
7ページ7カット。
6ページ目の床に伏した横顔の写真が良い。 綺麗に見える角度が広い顔。
左右非対称だが、心持ち斜めから撮るとそれが良いアクセントになる。 特に左側を手前にして撮ると映える。
眩しいと表情がきつくなる傾向があるようだが、これはメイクの所為でもあるようだ。

2009-09-06 寝て曜日 [長年日記]

_ 雑誌レビュー「アップトゥボーイ 2009 10月号」(後半グラビアページ) その1

封入トレーディグカード一覧の佐藤亜美菜が凄い。 三段五列でド真ん中に有る訳だが、この位置に置かれても何ら違和感が無い。
ページを繰るとプレゼント用のサイン入りポラ(チェキなのでポラと呼ぶのも的外れなのだが、そこはそれとして)一覧。
写真に何かしら書き込むのも仕事の一つとなっているAKB48SKE48の連中は余白を上手く使っている。
一番字が太くて大きいのがSKE48の桑原みずき。 実に「らしい」出来。

柏木由紀 (photo=shota iizuka)
メイクも衣装も作りこんだカラフルなグラビアで5ページ8カット。
4ページ目の写真の表情が珍しく良いのだけれど、些か被写界深度が足りない。 5ページ目も面白い表情なのだけれど、前ピン。
この辺りはカメラマンの腕だけでなく、編集者のコマ選びの眼力に係る部分なので、もう少し何とかしていただきたい。

峯岸みなみ (photo=kentaro atsuchi)
水着と着衣で5ページ8カット。
無駄にふてぶてしい感じが出てしまったり、踏ん付けられた蛙みたいな顔で写っていたり、こと写真映りに関してはよろしくない峯岸だが、今回はほぼハズレ無し。
2ページ目3ページ目は特に峯岸みなみの良さが出ているように思う。
5ページ目だけは多少 enfant terrible な感じだが、過剰ではない。

SKE48 (photo=tomoki qwajima)
1ページあたり4人ずつ、4ページ使って五十音順に並べたメンバー紹介的グラビア。
メイクが一寸いただけない。 明治時代の調色写真のような不自然な色合い。 頬が紅くなりすぎている。
これで野暮ったくなってしまったのが小野晴香、桑原みずき、松井玲奈、平田璃香子、松下唯あたり。
上手く嵌ったのが大矢真那、新海里奈、高田志織、中西優香あたり。
松井珠理奈は綺麗に撮れているが、綺麗に撮れ過ぎている。
手書きのキャッチフレーズ的なものが添えられているのだけれど、中西優香の「男子系女子」の書体が「仁義なき戦い 」めいて面白い。
高田志織の標高は高いが裾野も広い富士山のような鼻は、正面から撮ると丁度良く写る。
小野晴香は髪をアップにすると、色の白さが凶と出て実物より膨張して写ってしまう。 実物はもう少しすっきりしている。

桜庭ななみ (photo=yoshiro koga)
ドラマの撮影風景と、その合間に撮ったような写真で3ページ8カット。
ささっと撮ったような写真だが、素材の良さで上手く纏まっている。
これはもう貶しようがない。

成海璃子 (photo=kazunori fujimoto)
3ページ4カット。 2ページ目の上段の写真が良い。
インタビューでは相変わらずの役者馬鹿(良い意味で)。 微笑ましい。
「可愛ければ良い」と言う向きには、こう言う何を考えているのか判り難い表情の写真は受け入れられ難いと思うし、アイドルグラビアとしては良くないのかもしれないが、UTBに掲載される成海璃子の写真は、いつも純粋に写真として面白い。

_ 雑誌レビュー「アップトゥボーイ 2009 10月号」(後半グラビアページ) その2

夏垣佳奈 (photo=tomoki qwajima)
水着で2ページ2カット。
可も無く不可も無く。

小池唯 (photo=takao tounoki)
2ページ6カット。
小池唯のプロフィールからTomato n' Pineの「ト」の字も無くなっている。
公式サイトも六月で止まっているので、まぁそういう事なのだろう。
表情の変化に乏しいが、整ってはいる。

少女団地 vol8(山谷花純) (photo=tetsuya arai)
撮るほうも撮られるほうも、上手い。
煽って撮っているのか、レタッチで弄ったのか、視点の誘導が一枚目は絶妙。 二枚目はやりすぎ。
二枚目は団地はどうでも良くなって、モデルに持って行かれているのだけれど、そこまでさせる力が山谷花純に有るのだと思う。

川口春奈  (photo=azunori fujimoto)
4ページ使って次号の表紙が決まっている川口春奈に100の質問。 その周りに小さい写真が26枚。
判型の大きさを活かした割付け。 質問の周りに写真を散りばめている。
珍しく歳相応の可愛らしさの出た写真。 質問の答えがどうかしていて面白い。

矢島舞美写真館 vol.4 「旅恋」 (photo=toshihiko imamura)
たっぷり10ページ。 水着と着衣で18カット。
週刊プレイボーイ増刊のAKB48ヤッツケ写真集の仕事は凡庸でがっかりしたのだけれど、この写真は今村敏彦らしい仕事。
浜辺でのカットは逆光で柔らかい表情を出し、順光を逆手に取り敢て眩しがらせて表情に変化を付けている。
「被写体を綺麗に見せるんじゃなくて、被写体を綺麗にしなくては、綺麗な写真なんて撮れやしない。」と言われたことがある。 このグラビアの矢島舞美は実に綺麗に、写真の中で生きている。

_ 佐藤亜美菜再評価

今般のシングルで佐藤亜美菜が選抜入りした理由について、「他チームのアンダーにも出て頑張っている」てな理由付けがなされていたりするのだけれど、そう言う理由で投票されるなら中西優香(もしくは鈴木菜絵とか冨田麻友、居ないけれど)に成ってしかるべきなので、誰にとも無く腹を立てていたのだけれど、UTBのインタビューを読んで目から鱗が落ちた。
他チームのアンダーに出るようになった経緯を語っているのだけれど、

女優や歌手になる為のステップではなく、AKB48が好きで入った

しかしメディア露出では貢献出来ない

その分公演で頑張ろう

アンダーの居ないポジションを練習する

スタッフに頼んで出して貰う


これなら何かしらご褒美が有っても良いかな・・・と。
確か駒谷だったか、「佐藤亜美菜はイイ奴」みたいなことを書いていたことがあったが、漸く納得が行った。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

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2009-09-08 OGネタで押す火曜 [長年日記]

_ 中西里菜を忘れない

中西と大江と戸島は Yahoo!ファンクラブ と言う有料コンテンツの中でブログを書いており、内容は一部(・・・と言うか大部分)公開されているのだけれど(※訂正:大江は非公開)、動画やら何やらを見るためには有料会員になる必要がある。
戸島がこれを始めたときに色々やってみたのだけれど、クレジットカード等と言う物には縁の無い私のような Lumpenproletariat は、口座振替で登録するしか無くて、しかも口座番号を入力するだけでは足りず通帳に記載されている最後の文字列を入力しなければならないと来た。

家の者に通帳の在り処を尋ねると
「何をするつもりだ」
まぁ説明するのも面倒なのでそのまま沙汰止みになって今日に至っている。

無駄な前置きが長くなったが、中西が書いているブログを覗いたら、また中西らしい泣かせる一節が目に留まった。
あまりにも切ないので一部引用

りなネ…

時々不安になる

みんな里菜の事
忘れていくのかなあって。

里菜がいた事も

忘れていくのかなあって。

里菜って弱いなあって
思う。

みんなに会いたいな


いにしえの東八郎のギャグに「忘れたいのに思い出せない」と言うのがある。 細かいことは忘却のかなたになりつつあるが、楽しかった思い出そのものは消えない。
今が全く楽しくない訳ではないが、「中西里菜にだまされ隊」とか「戸島花にコクり隊」とか「渡邊志穂は機関車トーマスに似ている」とか「折井あゆみは『細うで繁盛記』」とか馬鹿なことを言っては、帰りに引っ掛かったうどん屋で閉店までオダをあげていたあの頃が一番楽しかったのは確かだ。
連中がまだ、「クラスメイト」を歌っていた頃の話。

中西の文体は、感情をグラグラ揺さぶることがまま有るので、帰宅して独りにならないと怖くて読めない。

_ 戸島花 ブログ休止

話のついでなので触れておく。
「頭がぐるぐる中で、楽しいブログが書けそうにない」とのことで、しばらく休止。
とんでもない時間に更新したり、律儀に休止の告知をしたり、なんとも戸島らしくあるので、落ち着いたら再開していただきたい。

_ 星野みちる活動再開

9/8付けのブログにて、10/20にライブ出演決定との事。

このエントリーで久しぶりに酔っ払ったなんて事を書いているが、昔はAKB48でも二十歳過ぎた連中は酒飲んだ話なんざ当たり前のようにしていた。 唐揚げがポチャッと落ちて、醤油がピチャッと跳ねて耳に入った話とか。
何時からだろう、そんな話も出来なくなったのは。

_ レスなど

配信開始以降は「出銭ランド」という固有名詞すら出せない。
売れる事と引き換えに色々なものが失われていきます。
星野が酒の話を出来なくなったのは、「会いたかった」公演あたりからだったような気がします。
風呂上りにアイスを食べたとかなんとか話す星野に「おいおい違うだろう」とざわめく客席なんて図が。

本日のツッコミ(全10件) [ツッコミを入れる]

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2009-09-15 [長年日記]

_ 小林香菜 舞台出演

9月8日から11日まで、「SHINKA〜心華〜」Episode2 と言う芝居に小林香菜が出演。
私は手元不如意で回避したが、観に行った友人曰く、出番は少ない乍ら良い役を貰っていて、長い台詞もちゃんと演じられていたとのこと。

映画出演に続いてこの芝居。 色々な可能性を試してもらえるのは有り難い。

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 〜新たなる地平2009編〜 (第64回)

前述の通り、芝居が入って取材が間に合わず、今回も未使用写真のお蔵出しで間繋ぎ。

一枚目。 軽く両手を握って顎の下にあてたグラビアポーズ。
こういう格好をさせると、可愛く見えなくもない。

二枚目。 グラビア企画の頃の写真。
爪に描かれているのは版権物の猫の図柄のような気がするが、多分気の所為だろう。
うまい棒のキャラクターが断じてドラえもんでは無いように。

三枚目。 両手でハートマークを作って見せる小林の図。
今より痩せている様な気もするが、これも多分気の所為だろう。

四枚目。 「連載企画でやりたい事」を描かせたら『石川五右衛門 これから釜茹での図』みたいになった絵を見せる小林。 小林画伯によると「料理」らしい。

五枚目。 「では、どう言う料理をしたいのか?」で書かせた絵。
背骨の曲がったハマチで海洋汚染を糾弾みたいな死んだ魚の図だが、小林画伯曰く「ムニエル」とのこと。

六枚目。 何かの拍子に間違って撮れた美少女風写真。 写真だけ見れば儚げ。

七枚目。 未発表水着写真。 ピンクのビキニで踏ん反り返る小林の図。

八枚目。 取材で使ったチュッパチャプスを八本持ってご機嫌なチュッパー(※「暴徒」と言う意味ではなく、「チュッパチャプス偏愛家」くらいの意味で)小林。

作り笑いではなく、本人が心から嬉しい楽しい時の笑顔は実に良いのだけれど、これは小林の美点でもあり、欠点でもある。

担当編集者やカメラマンとの慣れ具合や相性、現場の雰囲気がもろに写真に出てしまう。
こういう仕事をしていれば、殺伐とした現場や段取りの悪いスタッフに当たることもまま有る訳で、そう言う時にも小林の「らしさ」が出せるようになって頂きたい。


2009-09-25 とりあへず小根多 [長年日記]

_ 戸島花のドクターグリップ4+1

コマタニが不定期にアシスタントを務めているコミュニティFMの公開番組に成田と戸島が出るというので、仕事帰りに下北沢まで行ってきた。
番組そのものについては別項にて。

進行表に書き込む為の筆記具を、それぞれ持っていたのだけれど、戸島が手にしていたのがパイロットのドクターグリップ。 多分私物なのだろうと思うが、軸色はオレンジで多機能ペンタイプの「ドクターグリップ4+1」(型番:BKHDF-1SR-O)だと思われる。
書くときはしっかり握って立て気味に。 書かないときは机に転がしておくか、手に持ったままノールックペン廻し。
学校での話は殆どしないし、勉強も出来ないげな事しか言わないのだけれど、無くて七癖。
ペン廻しの癖が付いているということは、筆記具を持って机に向かう習慣は付いていると言うことであり、只のネズミではないなぁ・・・と改めて思った。


2009-09-27 ひとみん [長年日記]

_ DJ Tomoaki's Radio Show!(9/24)

コマタニが不定期でアシスタントを務める下北沢のコミュニティFMに、戸島と成田がゲストで出るってんで、仕事帰りに下北沢。
様子が判らないので早めに行って見た。 前回この街に来たのはバニラビーンズとアイラミツキを見に来たクラブイベントであり、さんざ迷った記憶があったのだけれど、果たして今回も迷った。 駅前をうろうろして、漸く現場へ。

ファーストキッチンの店の横にあるオープンテラスなるものでは断続的に公開放送が行われており、それを遠巻きに見ながら客が立っていて良いスペースを瀬踏み。

19:50頃にマネージャーに伴われて成田が現場入り。 さらに19:55頃、戸島とコマタニが連れ立ってやって来た。
口を尖んがらかせて、心持ち顔を前に出し気味にして喋りながら歩いてくる戸島が相変わらず戸島らしかった。

20:20を廻った頃、前の番組が終わる頃合に気の早い客が場所取りに動き始めたのでなし崩し的に場所取りが始まる。 番組が始まる頃には最前列には古株がズラリ。
劇場と同じく、下手側最前列が狎れあいゾーン。

本日のアシスタントDJ→コマタニ、本日のゲスト→戸島・成田・・・と言う位置づけで、コマタニは出ずっぱり。 戸島と成田はゲストコーナーのみの出演。
まぁゲストコーナーが2/3を占める。

20:50頃から前説と客弄り。 番組開始から5分ほどはDJの大蔵ともあき氏とコマタニのからみ。
一曲目に掛かったAKB48の新曲「RIVER」は、「花と散れ」とか「月見草」とかに似ていると聞いていたのでどんな駄曲かと思っていたが、危惧した程ではなかった。
コマタニの「アイドル好き」を掘り下げる話。 今の一推しは「日テレジェニックの」小池唯。 「トマパイの」とは言わない。

どれくらい知っているのかと言う事で「古今東西」、お題は「アイドルユニット」。
AKB48やアイドリング!!!大手から始まり、徐々に細かい部分へ。 コマタニの口から「Negicco」とか「DIGICCO」と言う単語が出て驚く。 でも「Feam」とか「わたあめ」とか「姫」とか、そう言うことは言わない。

20:30頃、ゲスト呼び込み。 この番組でのコマタニの愛称である「ひとみん」に反応する戸島。
「ひとみん!?」笑ってしまってコマタニにむくれられて謝るが、その後も「ひとみん」と呼ばれるのを聞く度に口の端が上がる。
戸島は終始コマタニ呼ばわり、時折ひいちゃん。

(つづく)

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2009-09-29 墨田ペトリ堂文庫の100冊 [長年日記]

_ 文庫カバーについての一考察

太田プロの三人が文庫カバーのモデルになったのは何月だったか、前田が太宰の「人間失格」、大島が漱石の「坊ちゃん」、小野が堀辰雄の「風立ちぬ」。
今度はホリプロの三人が揃って太宰の作品のカバーのモデルになるそうな。

板野 → 「斜陽」
河西 → 「ヴィヨンの妻」
宮崎 → 「パンドラの匣」

穿った見方かもしれないが、福々しい宮崎が「パンドラの匣」とか、何と無く起用のされ方に底意を感じる。

この「底意」がツボだったので、私も考えてみた。
考えては見たが、友人の考えた

峯岸みなみ → 「氷の涯」夢野久作

これ以上のものは考え付かなかった。 峯岸で破滅したい。

小原春香 → 「城」フランツ・カフカ
乱暴に要約すると、理不尽に盥回しにされる話。

高橋みなみ → 「オリバー・ツイスト」チャールズ・ディケンズ
乱暴に要約すると、艱難辛苦は報われるという話。

佐藤亜美菜 → 「ヴァルドマアル氏の病症の真相 」エドガー・アラン・ポー
乱暴に要約すると、とろけかかった人の話。 最初期の佐藤亜美菜の印象から。

渡辺麻友 →「堤中納言物語」
乱暴に要約すると、通底する「ゆるやかな狂気」

片山陽加 → 「二十四の瞳」壺井栄
乱暴に要約すると、昭和。

大堀恵 → 「新ジュスティーヌ」ドナシアン・アルフォンス・フランソワ・ド・サド
乱暴に要約すると、延々酷い目に遭い続ける話。

以下、本人のイメージから

平嶋夏海 → 「潮騒」三島由紀夫
森紗雪 → 「地下鉄のザジ」レーモン・クノー
佐藤由加里 → 「びんぼう自慢」古今亭志ん生
大江朝美 → 「車輪の下」ヘルマン・ヘッセ
戸島花 → 「日本橋」泉鏡花
小林香菜 → 「にんじん」ジュール・ルナール
浦野一美 → 「砂の女」安部公房
篠田麻里子 → 「この人を見よ」フリードリヒ・ニーチェ
高井つき奈 → 「風の又三郎」宮沢賢治
秋元才加 → 「火星の女(『少女地獄』より)」夢野久作
河西智美 → 「何んでもない(『少女地獄』より)」夢野久作
増田有華 → 「殺人リレー(『少女地獄』より)」夢野久作
奥真奈美 → 「痴人の愛」谷崎潤一郎
菊地あやか → 「五番町夕霧楼」水上勉

_ 大島優子

大島で考えると「春琴抄」とか、「死の棘」とか、「智恵子抄」とか。
役者馬鹿としての大島を、私は見たいらしい。

_ そんなこんなで

太宰の「女生徒」を読み返して、井上とか野口とかを思い出す。

おやすみなさい。私は、王子さまのいないシンデレラ姫。あたし、東京の、どこにいるか、ごぞんじですか? もう、ふたたびお目にかかりません。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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