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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2002-09-08 燃え尽き症候群

_ やる気

出ない。

_ ピッカケを100人の村にたとえると

鬼より怖い人が2人います。 泣く子も黙らせる人が1人います(こういう書き方だとリンク張りにくいなぁ<笑>)。 泣かす人も1人(笑)。 どうかしている人が4人()います。 総会屋が1人います。 ホンモノが1人います。 日本一の大ウソツキ(苦笑)が1人。 「うわきもの」を標榜しつつ結構義理堅い人が1人います。 あとは私を含めて月給泥棒とか碌でなしとか穀潰しを取混ぜて30人くらい。 20代中盤美形女子が2人()います。 白ジャム野郎とかキ〒ガイとか、ストーカー常習者もたまに来ます。 他に比較的普通に近い人が10数人。 合わせても100人には欠けると思います。

なんだかんだで平和が保たれています。

_ ピッカケを100人の村にたとえると2

出自に言及しようと思ったけど怖いのでやめた(苦笑)

_ ボッタクリ企画雑感1

まずデジドルエッグなんですが、主宰の人は放送作家でもあり、「週間視聴率 200%男」なんてキャッチもあるように発想がテレビ屋です。 「フォトギャラリーを見る」「日記を読む」「ファンレターを書く」など無料でできる事もあるのですが、コンテンツの核となるチャットは有料(苦笑)。 チャットは1分1ポイント(1ポイント=10円)、壁紙1枚10ポイント、客が消費したポイントがタレントの特典になります。 実はこれが馬鹿にならなくて、チャット1回2時間として、最初から最期まで居て1200円、これが連日となるととんでもないことになります。 客はコンテンツを利用しなくてもポイントをそのまま投票に回すことも可能なんですが、1000ポイント単位でぶち込まないと意味がありません(苦笑)。 タレント本人がアクセスしたり、日記を書いたり、チャットを開催したりすると「頑張りポイント」ってのを貰えるんですが、それよりも客からポイントを巻き上げた方が効率が良いようになっています。 9/14にはお披露目会なるものも開催されるらしいので、興味のある方は行ってみると良いでしょう。 エントリーしている娘は殆ど参加するようです。 内容は「ゲーム・ミニ撮影会・軽食etc盛りだくさんの120分!」だそうです、雨天決行の野外イベントで、参加費は5000円。 私は仕事だし、この企画自体あまり好きではないので不参加。

客には「タレントそのものの客」と「デジドルと言うシステムの客」と2種類居て、後者の方が業が深いようです。 前者は仕方なく参加している部分があり、できれば早く終わって欲しいと思っていたりしますが、後者はシステムそのものを支持しており、残るためのレクチュアをこまごましてくれます。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

# ホセ [「どうかしてる」とは一体どういう意味でしょうか? 僕は常に真実を述べてるだけです(笑)。]

# ひっき〜 [ボッタクリ企画にはまってるんですが(笑)]


2003-09-08

_ 小人閒居為不善 無所不至

7/6に書いた自称「詩人」が、私を誹謗中傷しているらしい冊子を配布しているようです。 無料で送ってくれるそうなので、興味がある方はこちら(一番下)でどうぞ。
この件に関しては「墨田ペトリ堂も煽りすぎじゃないか」と言う人もいるようなので、次の動きがあるまでしばし静観。

_ ヤングマガジン41号

巻頭巻末グラビアは、今年度のミスマガジンであるところの岩佐真悠子。 グラビアの出来は兎も角、トヨタとのタイアップページの写真がまるで別人の(悪い意味で)物凄い仕上がり。
なんだか歯並びから何から、なんとなく疑わしくなってきた。  根拠は無いんですが。


2004-09-08

_ 出演情報

今夜11:40からの日テレ系「おすぎとピーコの金持ちA様×貧乏B様」にSHIPが出演。
野球中継が延びそうなので、録画予約している方はご注意を。


2005-09-08 なかなか帰れぬ日々

_ 昨晩の映画

仕事をなんとか終わらせて帰宅したら、家の者がBSで映画を観ており、飯喰いがてらそのまま私も観た。

ものは成瀬巳喜男の「晩菊」。立川志らく師が「成田巳喜夫の映画は空気が澄んでいる」てな事を書いていたが、まさにそんな感じだった。上野駅の地下食堂に漂う空気ですら美しい。

途中から観たので話の筋は良く判らなかったが、杉村春子が凄かった。

脇を固める役者(有馬稲子や沢村貞子)も皆上手いのだけれど、杉村春子のちょっとした仕種や表情の変化で画面の空気が変わる。

ラストシーン近くで上原謙を玄関で見送る杉村春子が抱いていた犬はスピッツだった。 昔は金持ちの家のの愛玩犬と言えばスピッツだったなぁ…と、懐かしく思った。

_ さて

携帯でしか更新で出来ない日々で放置中だったこちらも、なんとか更新して行こうと思う


2007-09-08

_ AKB48 チームB公演

仕事帰りに駆け込んで立ち見二列目。 どのみち座れないが、休日に抽選の籤運の無さに泣きの涙で寿司詰めの立ち見に埋もれるよりはまだ良い。
立ち見でも中に入れる有り難さを噛み締める。
久しぶりに見たチームB。 次の公演への移り変わりの時期は、髪型を変えるために少々不自然な髪型になることが有るのだけれど、未だ一と月有る所為か、柏木の前髪が伸びて、眉が完全に隠れてしまっていたのが目に付いたくらいで、特段変わった感じは無かった。
仕事帰りと言うか、馬力掛けて仕事をして今日の残業と明日の出勤を無しにして駆け込んだので、何時にも増してポケーっと呆けて観ていてメモも糞も無く、記憶も曖昧。 雑感の雑感に留める。

「Blue rose」を全員ちゃんと見える場所で久し振りに見たけれど、米沢のマイクスタンド捌きが巧くなっており、その分表情も良くなっていた。

ヒールに徹して客席を手玉に取る浦野一美。
その浦野一美を上げたり下げたりして手玉に取る渡邊志穂。
渡辺麻友の右手にテーピング。 痛々しい。
「マリンスポーツをやりたいと」言いながらサーフィンを知らない多田愛佳。 「なにそれ」
アニヲタ属性を全面に出し始めた田名部生来、副鼻腔炎みたいな声。
「ふしだらな夏」。 例に因って客の手拍子が揃わない。 見苦しく聞き苦しい。
「禁じられた2人」走ったりつんのめったり、科白が安定しない柏木由紀
作りたいテレビ番組は昼ドラの「薔薇と牡丹」ならぬ「ピンクとティアラ」。 浦野一美を罵倒したいと目を輝かせる柏木由紀。 そんな事を言って大丈夫なのかと(片山か?)訊かれると「強引に許可取ったから大丈夫。」
テレビに出られたのは良いが、池に落ちて溺れかけた仲川遥香(およげないらしい)。
出たいCM。 白く塗って「しろくまだよー」としろくまのCMに出たい、と柏木由紀。 
自己紹介などで、声援にあからさまな差が付かなくなり、田名部や早乙女辺りから悲壮感が無くなって居たたまれない気分にならずに済むのは良いが、舞台上だけで馴れ合っている様な居心地の悪さはある。
客と直対応しなくなったのは良い傾向。
編み込み二つ縛りを、浴衣を着たときだけ後で纏めてアップにした片山が良い。 体形的にも着物が似合う。


2009-09-08 OGネタで押す火曜

_ 中西里菜を忘れない

中西と大江と戸島は Yahoo!ファンクラブ と言う有料コンテンツの中でブログを書いており、内容は一部(・・・と言うか大部分)公開されているのだけれど(※訂正:大江は非公開)、動画やら何やらを見るためには有料会員になる必要がある。
戸島がこれを始めたときに色々やってみたのだけれど、クレジットカード等と言う物には縁の無い私のような Lumpenproletariat は、口座振替で登録するしか無くて、しかも口座番号を入力するだけでは足りず通帳に記載されている最後の文字列を入力しなければならないと来た。

家の者に通帳の在り処を尋ねると
「何をするつもりだ」
まぁ説明するのも面倒なのでそのまま沙汰止みになって今日に至っている。

無駄な前置きが長くなったが、中西が書いているブログを覗いたら、また中西らしい泣かせる一節が目に留まった。
あまりにも切ないので一部引用

りなネ…

時々不安になる

みんな里菜の事
忘れていくのかなあって。

里菜がいた事も

忘れていくのかなあって。

里菜って弱いなあって
思う。

みんなに会いたいな


いにしえの東八郎のギャグに「忘れたいのに思い出せない」と言うのがある。 細かいことは忘却のかなたになりつつあるが、楽しかった思い出そのものは消えない。
今が全く楽しくない訳ではないが、「中西里菜にだまされ隊」とか「戸島花にコクり隊」とか「渡邊志穂は機関車トーマスに似ている」とか「折井あゆみは『細うで繁盛記』」とか馬鹿なことを言っては、帰りに引っ掛かったうどん屋で閉店までオダをあげていたあの頃が一番楽しかったのは確かだ。
連中がまだ、「クラスメイト」を歌っていた頃の話。

中西の文体は、感情をグラグラ揺さぶることがまま有るので、帰宅して独りにならないと怖くて読めない。

_ 戸島花 ブログ休止

話のついでなので触れておく。
「頭がぐるぐる中で、楽しいブログが書けそうにない」とのことで、しばらく休止。
とんでもない時間に更新したり、律儀に休止の告知をしたり、なんとも戸島らしくあるので、落ち着いたら再開していただきたい。

_ 星野みちる活動再開

9/8付けのブログにて、10/20にライブ出演決定との事。

このエントリーで久しぶりに酔っ払ったなんて事を書いているが、昔はAKB48でも二十歳過ぎた連中は酒飲んだ話なんざ当たり前のようにしていた。 唐揚げがポチャッと落ちて、醤油がピチャッと跳ねて耳に入った話とか。
何時からだろう、そんな話も出来なくなったのは。

_ レスなど

配信開始以降は「出銭ランド」という固有名詞すら出せない。
売れる事と引き換えに色々なものが失われていきます。
星野が酒の話を出来なくなったのは、「会いたかった」公演あたりからだったような気がします。
風呂上りにアイスを食べたとかなんとか話す星野に「おいおい違うだろう」とざわめく客席なんて図が。

本日のツッコミ(全10件) [ツッコミを入れる]

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2012-09-08 悲痛なる感激

_ メグリアイ新衣装&新曲初披露ミニライブ

秋葉原の@TV東京本社にて、ネット配信番組「ふたたび、アキバ De メグリアイ厨なのよ!」を観覧。

事の発端は吉田豪がリツイートした山田渚の Eccentric な呟き。 フォローしてみた山田渚の発言の熱量に惹かれたので、直近にあったイベントに足を運んだ次第。

11:30から整理券配布との事であったが、ハナッから必死ってのもどうかと思ったので12時過ぎに現地へ。 それでも整理番号はまだ一桁。 やる気のあり過ぎる番号に頭を抱えつつ夕方まで時間を潰す。

「(番組開始の)15分前に来てください」との事だったので頃合を見計らって現場に戻るも、待てど暮らせど入場は始まらない。 結局入場が始まったのは16:59。 急いで階段を下りて椅子に座ると「30秒前です」の声。 メンバーが駆け込んで放送開始。

A3くらいのペラ紙が進行表らしく、ほぼそれを読みながらの進行。 語るが如く読めるメンバーと読み上げる事すら覚束無いメンバーの差が激しい。 きっちり四つ折りにしていたり、斜めに折られていたり、進行表の扱い一つからも職業意識の高低が見て取れた。

2曲ほど演って間繋ぎのお喋りで息を整え、また2曲ほど演る構成なのだけれど、進行表が出来るのが遅いのか渡されるのが遅いのか、下読みを殆どしていないし、お題がある場合でも話す内容を各自が事前に考えていないので話がまったく膨らまない。
製作する側も番組の質については考えておらず、撮って流すだけ。 「ライブ」とは銘打っているものの殆ど歌声は聞こえず(死んでいるマイクすら有る体たらく)音響的には蜜柑箱ステージ以下、放送終了後にあるアイドルの接客業としての側面である部分に重きが置かれているようにすら思える好い加減さ。 近くで見られることが唯一のメリットと言って良い。

歌声は聞こえず、振り付けもバラバラ以前、喋りも拙いどころの騒ぎではなく、頭の痛くなるようなあれこれはズラリと並ぶが、面白くなかったかと言えばさに非ず。 負の側面を相殺して有り余る山田渚の面白さ。

今日の出演は岡崎みさと、山田渚、坂本樹莉、高田淳美、山中香穂、浅原桃子の6名。 岡崎みさとと山田渚が真ん中に居る事が多く、喋る部分はほほ岡崎みさとの仕切り。
振り付けもしっかりしているのはこの二人なのだけれけど、岡崎みさとが感情を乗せることにより喰ったり遅れたりするのに対して、山田渚は動きに感情を乗せつつも抑制的で正確なリズムを刻む。 この辺りの対比も面白い。

山田渚は前に出ようとする意識は薄いのだけれど、舞台に立つ人として「歌う」「踊る」「喋る」を丁寧にきっちりこなしているので自然と目が行く。
そして視点の移動から、客席を大きく見ている事に気付く。 実際に客が座っているところだけでなく、客席の隅そしてカメラの向こうまで。
気になったのは、途中から真顔でいる時間が長くなっていったこと。 不機嫌なのではなく、きちんとやろうとする使命感の発露だったのだと思う。
恐らく彼女には他のメンバーとは違った景色が見えているのだろう。

入場料1000円で45分ほどのライブ。 思い立ってふらっと行って、手銭で見られるのは嬉しい。
山田渚については、また項を改めて。


2013-09-08

_ 更新情報

コラム置き場に

成島柳北『柳橋新誌』に学ぶヲタクライフ

をアップロード。
去年の冬コミに出た友人のミニコミに寄稿したものを転載。
「金が無いなりにどう楽しむか」文科系ヲタクの試行錯誤は江戸の昔から。


2014-09-08 殺伐の度合いを増すル・マン式スタート

_ PIP:Platonics Idol Platform「PIP初の私服イベント!私服のダサイしおりん(+もかろん)は大ピンチ!? ゆるゆるだけどお許し下さいね」公演

通常公演ではなく、イレギュラーなものであるとのことで公演に通し番号は付かず。

例によって金曜の夜に予約開始となったのだけれど、濱野が予約開始のツイートをしたタイミングが悪く、乗り遅れて40番台。
客の分母が増えたのではなく、客が椅子取りゲームのルールに慣れて来た感じ。 年々殺伐の度合いを増したル・マン式スタートを思い出す。 当日並んで入った知己も椅子にはありつけていた。

通常公演ではなく、私服ファッションショー的なものである旨、濱野から説明。 パタゴニアTシャツの上にパーカーを羽織っている濱野の姿に驚く、目にもさやかに見える秋の訪れ。

メンバーからファッションに一家言ある連中が審査員として4人。 気ままに批評・批判する役で羽月、いい所を見つけたりフォローしたりする役で小林、メンバーの服装から妄想を膨らませて気持ち悪い事を言う役で森崎、思春期特有の残酷さでブッタ切る役で橋田。

以下短評。

永瀬 綾香 郊外の中学生の夏休みと言った趣。 洋品店で買って貰ったよそ行きのワンピース。

空井 美友 マリンスタジアムでよく見かける、行き返りの私服より球場で着る服に金を掛けるロッテファン女子。 ブラウスに畳み皺があるところにお洒落し慣れない初々しさがあった。

牛島 千尋 昼酒を飲む為にとりあへず外に出る服を引っ掛けた感じ。 一寸弄れば映える所を突き詰めないところに取っ付きやすさを感じる。

橋田 唯 休日の優等生。 可愛らしいが品があり、よそ行きだが華美ではない。

小林 希望 阿佐ヶ谷以西の中央線沿線に居そうな、落ち着いた洒落乙感。

森崎 恵 デニムのワンピースのウエストを白いベルトでキュッと〆て細く演出。

石川 野乃花 涼しい顔して落としに掛かっているようなさり気無い怖さ。 清楚なようでいてスカートは短く、動くとフワリと広がる。

豊栄 真紀 日大文理学部社会学科の仲川ゼミに居そうな。 頑張りが二割弱空回りする感じ。

工藤 千里 都会へ出てきて肩肘張っている、筋は悪く無いけれど微妙に垢抜けないお洒落好き女子の切なさ。

瑞野 由佳 秋らしい色のサスペンダーワンピース。 「いいうちの子」感。

澤村 まどか 想像上のアイドルが着ている、絵に描いた様な「アイドルの私服」。

御坂 ゆき乃 本日唯一の「誂えた服」。 フルオーダーではないらしいが、布地をたっぷり使ったゆるいギャザーで広がりを出すスカートの贅沢な構造などは誂えならでは。

濱野 舞衣香 思ったより地味な服。 こちらの想像が華美に過ぎただけであって、「勤務地:東十条」の夜のお店ではなく、「勤務地:上中里」の軽作業の人の休日と言う感じで、落差に持って行かれる。

北川 萌恵 頑張る方向が微妙に間違っているのをスタイルの良さで帳消しにしつつ、便所の火事で自棄糞になったような膨れっ面も微笑ましい。

柚木 萌花 服装のセンスに自身がある訳ではないが、あからさまに貶され論われれば臍の一つも曲げたくなる、そんな心象風景。 頑張ってお洒落をしつつ、頑張ったねと言われると否定する乙女心。

小室 志織 バンザイ突撃。 余計なアクセサリーの満艦飾。 自棄は起こしつつ、頑張るべくは頑張る、突き抜けたダメさ加減。

羽月 あずさ 自前のロリ服で気合は入っているが、素材が化繊である為か帯電して吸い付けた埃でくすんでしまっていたのが惜しかった。

山下 緑 広小路から京橋辺りの中央通り沿いを根城にしていた婆さんとか、六区に居たティアラつけてた婆さんとか、そう言った「アジールに暮らす人々」のような服装。

森崎は濱野に話を振られたらその場で当意即妙の妄想を開陳せねばならず、頭脳労働と言う点に於いては一番草臥れたのではないかと思われる。
簡潔に纏められなかったり冗長だったりしたところはあったが、全員分妄想し切ったのは良かった。
羽月はマイク無しで喋る癖は相変わらずだが、加点減点を自分の物差しで決めて批評出来てはいた。
小林は他のメンバーが減点すれば良いところを探し、加点すれば「もっとよくなるところ」を探す。 与えられた役割をソツなくきっちりと。
橋田は可愛いから何をどう言っても赦される特権を生かしてもっとバッサリ袈裟懸けにやってほしかったが、そうしないさまもまた良かった。

私服ファッションショーでありつつ、間々には歌も挟み込んでいたが、歌って踊るにはあまり適していない「動くと危うい服」も散見された。
石川あたりはそこまで考えてやっているフシもあるが、目のやり場に困る局面も屡々。

会議室使用の猶予期間もあと一と月余、其れまでの間にやっておかなければならない事は山積している訳で有るが、イベントを楽しみすぎてしまっていて「そろそろ追い出される立場」にあることを忘れているようなメンバーもちらほら。 プロデューサーとしての役回りを視野に入れている連中はもう少し危機感を持つべきなのであるが、拍子抜けする位暢気だったのには驚いた。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
1998|11|12|
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