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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


1999-09-19

_ 訳あって

東京ゲームショウへ。 別にゲームがやりたい訳では無く、引っかかりの有るブースで日がな一日写真を撮ったりお客になったり手伝いをしたり。 そこのブースのイベントの仕上がりはさすがに良く、それなりに有意義な一日だった。 しかし、隣のコンパイル(「ぷよぷよ」の会社、・・・と言うか「ぷよぷよ」しかない会社)のブースが矢鱈滅鱈うるさい。 「ぷよぷよ」大会だのカラオケ大会だのなんだのかんだのとまったく・・・。 そんなデタラメな企画ばかりやってるとまた放慢経営で潰れるぞ。

_ さらに

反対側のブースでは小峯隆生が「XFIRE」なるプレステ2用の鉄砲ぶっ放しゲームのイベントをやっていた。 「モーションキャプチャー用におねえちゃんを4人集めて6ヶ月軍事教練をした」と威張っていたが、まぁまぁの動きだった。 そうとう苛めたのだろう。

_ しかしながら

ゲームショウの客と思しきクソ餓鬼やとっちゃん坊やで溢れかえる往き還りの電車の乗車マナーは最悪で、この國の将来が如何に暗いかを思い知らされた。


2002-09-19 なんなんだOpera6.03

_ 昨日の夜

・・・って言うかまぁ明け方にブラウザが落ちて、それをしおに寝たわけなんですが、朝起きて立ち上げてみたらブックマークの下半分だけ綺麗に消えてる(苦笑)。

全部消えなかっただけまだ良いんですが、自分のサイトの各パーツの管理URLが飛んだのは痛い。

_ 「デジドル≒花柳界」説

ピカピカ打っちゃらかしてこれにかまけている訳ですが、システムとしてはどうにも好きになれない。
日記を書いたりチャットを開催したりした本人達の頑張りもポイント化されますが、それは結局の所「客寄せ」に他ならず、寄って来た客にいくら投資させたかに重きを置いて評価するようになっている事を考えれば表題の結論に達する訳です。
傾城の恋は誠の恋ならで、金持って来いがほんの恋なり
私は一年365日常に金欠なので、金は持って行けません(苦笑)。

_ 「しじみともものコラボレーション」spam

最近、「アワビが大漁で困っています」とか「しじみともものコラボレーション」という表題のロリータビデオ宣伝スパムメールがしつこく送られてきます。 私だけでなく色んな所に送られているようですが、
「しじみともものコラボレーション」spam 対策調査室(緊急暫定版)
にヘッダなどの情報があります。

2003-09-19 帰宅

_ 毎日

残業。 残業代が出ているのが救い。

_ これから

群馬経由で酒田。


2004-09-19 骨休めの旅

_ 喜多方へ

寝ないで出掛けようと思っていたのだけれど、いつの間にか眠ってしまい、日が昇ってから出発。
判断ミスが重なって快速を一本乗り逃し、15時近くに漸く現地着。
3連休で有象無象が押しかけており、何時も行っている食い物屋は軒並み大混雑。
そんな訳で、比較的空いているT食堂で辛子味噌ラーメンセット。 店主が味噌に拘った結果、津軽味噌に辿り着いたらしく、喜多方には余り無い味の味噌味になっていた。 チャーハンも旨い。

_ 晩酌

大和川が超辛口ってのを出したので、それを一本。 口開けにカールスバーグとハイネケン。 若松の宮泉が「玄武」と言う米焼酎を出しており、これが旨いってんでそっちも購入。
つまみは冷奴に油揚げの炙ったのに大根の煮付けと白菜のおひたし。
肉ものも食いたかったのでチャーシューとケトバシの刺身。
「玄武」が予想以上に旨かったのでかなり空けた。 潜水艦映画を見ていたら途中でやめられなくなり、終るまで見て寝た。 ドイツ軍格好悪すぎ。 クルト・ユルゲンが渋い「眼下の敵」の方が私は好きだ。


2005-09-19

_ 昨日の昼飯

さくら亭でヘルシーランチ。しめじと菊の和え物にイクラを散らしたのと、メイクイーンの温サラダ、ヘルシー炒め(季節の野菜十種と魚の揚げ物)、サラダ(ワラサのマリネと水菜ズッキーニタマネギなど)、みそ汁(わたり蟹)

刺身の他に天麩羅もオプションでつけられるようになったので頼んでみた。海老、鱚、茄子、シシトウ、南瓜、それとしめじの太いのを一本天麩羅にしたのが入っていたが、これが予想外に旨かった。


2006-09-19 考える火曜

_ AKB48のお台場イベント

冬のお台場→スターリングラード
夏のお台場→エルアラメイン
なんて事を考えてた。
春のお台場は何だろう?

_ 春のお台場

>なべちゃん
現場の悲惨さ、損耗率を考えるとクレタ島ですかねぇ。
>むうむうさん
我々枢軸側ですから(苦笑)

_ 予言

東京ゲームショー→クルスク
日本青年館→ベルリン

_ AKB48 チームK公演

野暮用ついでにチケットを購入。
籤運はまぁまぁで、4列目に着席。
影アナは佐藤。 上手く盛り上げていた。
セリは壊れたまんまで、故障個所を避けて使用。
増田は今日も一曲だけの出演。 歌はきっちり歌えていたが、動きが心持ち悪かった。
「禁じられた2人」は、前回トチったのと似たような状況で大島の科白が不安定になっていた。 これはいただけない(大島が)。
動物園MCのお題は「私の好きな季節」。春→奥、夏→今井、秋→小野、冬→早野、と綺麗にばらけたところで小林は「私は一年中好きということで」。 何時に無く綺麗に纏めていた。 
大堀は本復したようで、表情も明るく、動きもいつも通り。 

秋元のMCの仕切りが良い。 頭を上手く回転させている。

増田の半休と梅田の全休に関しては、エントランスに張り紙がある訳でも無く、ブログでの告知も無く、公式サイトのトップ頁にもスケジュールにも丸で無く、ただ自己紹介MCで野呂が触れるのみ。
mixiで書かれた告知を鬼の首でも取ったかのように暴露する野暮もいただけないが、劇場側も最低限の仕事はしていただきたい。

_ レスなど

ゆたかのさん
ベンチに座ってますが全部手持ちです。 座れば1/6sくらいまで頑張れそうです。

_ 今日の3枚




秋葉原界隈夕景
なんか変な色だと思ったら、ホワイトバランスを考えてなかった。

_ 今日のおまけの一枚


AKB48劇場入り口
本当はもっと明るいです。
本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

# なべちゃん [ダンケルクもしくはクレタ島でどうか]

# むうむう [あぁ、ダンケルクですかやっぱり・・・]

# りょうすけ [日本青年館→アルデンヌ攻勢ってことにはならないですかね]

# Dwightsa [buy cialis super active plus canada <a href=http://dstvme..]


2008-09-19

_ Club 333 Night View DJ(DJ:折井あゆみ)

台風が近付く中、東京タワーへ。
この天気の中東京タワーに昇ろうという日本人は少ないらしく、外国からのお客さんが目に付く。

雨と言うこともあってか、折井の髪は両肩にサラリ垂らしたストレートで大人っぽく。

エレベーターが着いて暫くすると客がワッと増えて、波が引くようにすーっと減って行き、またワッと増える。
この繰り返しでステージ前の客もかなり増減するのだけれど、この客の満ち引きに合わせてさり気なく喋り方を変えている。
その所為なのか何なのか、東京タワー内に居る人の数そのものが少なくて、ステージ前を通りすがる人は少ないながらも、ジュークボックスリクエストを書いていく率は高かった。

今日の折井のお勧めの一曲は、星野みちるの「ガンバレ!」。
「この曲で何度泣いたかわからない」と折井。 我々も何度泣いたかわからない。
歌詞は秋元なので然程感興を催すものではないが、星野みちるの声は胸に迫るものがあり、何度聞いても涙腺が刺激される。

カフェ・ラ・トゥールから一品頼むコーナーでは、「一寸冷えてきたので」てんでホットミルク。
「久しぶりですねぇ」とミズノ氏。

去年の春、小林さくらの代打で初めてこの仕事をした折井が頼んだのがこのホットミルクだった。
あの時は緊張していて碌に口も付けられなかったが、今日は曲が掛かっている間に口に運ぶ余裕があった。
唇に膜が付いたのか、一と口飲んでから一瞬たじろぐ折井。 微笑ましい光景。


2010-09-19 忙中閑有り

_ レスなど

>@香菜さん
なんと言うか、違和感はあります。
それについてはいずれ。

>shamunekoさん
佐藤夏希のインタビューは、「オーラが足りない」と言われたことの意味が判っているようで居て判っていないことから漂う悲哀、華の無さ自覚しつつもスポットライトの当たる舞台中央に立つ夢を捨てきれないドロドロした部分を敢えて隠さないところに妙味があります。
無理に華やかさを出そうとしないからこそ放つ光もあり、それこそが佐藤夏希を生かしていくのではないかと私は考えています。
対照的に菊地は泥にまみれてもその中から光を放ってしまう強さがありますね。


2011-09-19 雑味が無い

_ Fairies デビューカウントダウンミニライブ@ラクーア ガーデンステージ

ヴィジョン・ファクトリー(ライジング・プロ)の送り出す7人組ユニットの前煽りイベントの2部を観覧。
1部と2部の間の中途半端な時間に着いてしまったので、暫し客席とスタッフの動きを観察。
1部が14時から、2部が16時半からと言う間延びしたタイムスケジュールだったのは、音楽に合わせて噴き出す噴水の放出が16時からであり、その時間は噴水の音響が優先されるからであるようだ。

噴水の音楽が終わる頃合で前説のスタッフが舞台に上がり、司会を勤めるアンバランスの二人を呼び込む。 伊達や酔狂で長いことやってないのは分かる司会振り。 客や同業者(アイドル)を評した危うい発言は幾つか有ったが、アイドルと言うもの(そして客)を見下げたようなところはなく、ソツの無い仕事。

スタッフはポスターを貼り付けたスチロール板を掲げたり、通行人にチラシを配ったり、それなりに仕事をしており、SUPER☆GIRLSなどでよく見られるような「くっ喋って油売ってるバカ」が居なかったのには感心した。 同じ金が掛かったモノでも、「アイドル屋ごっこ」と「アイドルビジネス」の違いがある。

ミニライブはダンスのみで1曲、歌ありで2曲。 カッコイイに振った More Kiss とカワイイに振った Song for You 。
そんなに高度な事はやっていないのだけれど、構成の妙で「凄そう」に見える。 この辺りはK-POPに通ずる「カキワリ感」。
リズムがはっきりしていて、それに合わせた振り付けなので動きが合わせ易く、合わせ易いから揃って見える、揃って見えるから凄そうに見える。
ダンスに注力した分、歌はおざなり。 力点がはっきりしている・・・と、好意的に解釈。

撮影可なので、前二列はデジカメの砲列。 こんな光景も久し振りに見た。
私も散歩用に持ち歩いていたデジタル一眼を出して撮ってみたが、コレがまた思いの外詰まらない。
前述の通りリズムのはっきりした曲とそれに合わせた振り付けなので、リズムに合わせてシャッターさえ切っていれば、どんな馬鹿が撮っても決めポーズは押さえられる。 なので一定の質の写真にはなるが、そこから先の +α が乗せにくい。
撮っていて詰まらないもう一つの理由は、歌っていないから。 歌っていないと言うか、歌に力点が置かれていないから、動きの正確さにはプラスに働いても動きに情念が乗らない。 何と言うか、釣堀での釣りのような感じ。
私にしか撮れない写真にならなければ、私がシャッターを切る必要は無い。

危なげ無い衣装なので謎が写る気遣いも無いし、誰が撮っても一定の質の送り手の意図に沿った大量の写真が拡散する訳で、広報の一助にはなるのだろう。

演る曲が少ないのと、喋りが拙いのとで、アンバランス主導で握手会までの間繋ぎをひとしきり。 大阪出身のメンバーの居住地域を掘り下げようとするアンバランス山本。「ほら、キタとかミナミとか。」
東西南北の北と南と言う意味合いで言ったのだと思うが、二重の意味で危なかった。

撮る客が多いので客席は比較的大人しく、民間人が指差して嗤うような奇怪な挙動の客が少なかった事もあってか、嘲笑的な通行人には遭遇せず。

よく訓練されていて、可愛く無い娘も居ない、上手く作ったユニットではあると思うが、雑味の無さ加減が私には物足りない。
物足りなくはあるが不快ではなく、雑味が無い方が美味しいと感じる層には受けると思う。

2016-09-19 The Long Goodbye

_ UTB 2016 04月号

深川麻衣・堀未央奈
表紙と巻頭15ページ12カット、見開き3か所、撮影は西田幸樹。
二人組のグラビアは、時として 1+1 が 3 にも 4 にもなることがあるが、そうした稀有な例の一つ。
深川はいつもの諦観と言うか、出さずに引き込むと言うか、受容する柔らかな表情。
堀は対照的に感情の揺らぎのような物を見せるのだけれど、その悲しさや寂しさを湛えたまま微笑んだを見せられるのも、棒組になったのが深川であったればこそであろう。
それでも徳俵で堪えて土俵を割らないのは堀らしい。

深川麻衣は身体が横を向いたカットが多く、9ページ目はこちらを振り返るような形。
乃木坂46からの退場を象徴するような、印象的な写真。
こうした暗喩に敏感に反応出来る堀未央奈の感情の揺らぎが、良いアクセントになっている。 眼福。

秋元真夏
10ページ11カット、見開き1か所、撮影は長野博文。
長野らしさが出過ぎて単に露出オーバーになって収拾がつかないだけのようにすら見える白っ茶けた写真はいただけないが、光を柔らかく回すことによって表情は切り取れている。

岡田奈々
10ページ14カット、見開き1か所、撮影は桑島智輝。
表情に険と疲れがあるのだけれど、それは(遅きに失した観はあるが)カメラの前に素で立てるようになったと言う事でもある。
水着になると痛々しさが勝ってしまうが、服を着たカットは辛うじて「儚げ」くらいで踏みとどまっている。
復調後に期待したい。

太田夢莉
9ページ11カット、見開き1か所、撮影は山口勝己。
カメラを睨めつけるように撮ると映える。
ポケットに親指を掛けたり、指を組ませたり、何らかの指示を与えると手に表情が出る。
素材も勘も良いと思うのだけれど、ポーズも表情も一本調子で少々物足りない。

樋口日奈
8ページ10カット、撮影は佐藤裕之。
短い紙幅の中にも物語があり、畳の上に投げ出した爪先を撮ったブリッジのようなカットが利いている。
アパートと言うより下宿屋然とした昭和の日本家屋。
畳まれた布団、糊の利いたシーツ、しなだれ掛かる樋口日奈。
干された布団の温かみと日向の匂いが感じられるような一齣。
共同物干し台の便所サンダルも輝いて見える。

中山莉子
8ページ14カット、撮影は細居幸次郎。
屋内と屋外両方での撮影だが、曇天が細居幸次郎に味方した。
総じて柔らかい表情、薄い深度、的確なピント。

中山莉子はカメラの前で余計なことをすべき時とすべきでない時の見極めが出来ており、役を与えられた中山莉子と中山莉子本人役の演じ分けが出来ている。

平手友梨奈
10ページ9カット、見開き1か所、撮影は熊谷貫。
熊谷貫がぐいぐい迫るように撮っており、平手友梨奈もたじろいだような表情は見せているのだけれど、一定以上の距離からは詰めさせないような、存在としての強さがある。
歯応えのある被写体を前にして仕事以上の仕事をした熊谷貫の写真を久しぶりに見た。

橋本愛奈
7ページ7カット、見開き1か所、撮影は西田幸樹。
私は読み解くのが下手なのであるが、どの光が何処からどう来てどう当たっているのか、考えながら見ると面白い写真。
ピントの置きどころ、どこまで絞るかなど、教科書的なヒントの詰まった7ページ。

小芝風花
5ページ7カット、撮影は橋本雅司。
役者属性の人にありがちな、役になっている自分でないとカメラの前で上手く振る舞えない人であるようで、演技過多なカットが私には物足りなく感じられる。
逆に何らかの役になることでカメラの前に(この場合は役としての小芝風花)立っているので、破綻は無い。
これが良い人には良いのだろう。

工藤遥
10ページ11カット、見開き1か所、撮影は大江麻貴。
前半の浜辺で撮った水着グラビア然とした水着グラビアは陳腐。
後半の服を着た写真は上手い事表情を切り取ったり掬い上げたり出来ている。

_ UTB 2016 01月号

欅坂46(今泉佑唯、平手友梨奈、鈴木美愉、渡辺梨加)
17ページ18カット、見開き1か所、撮影は西田幸樹。
まだ海のものとも山のものともつかない時期のグラビアなので顔見世的に一人2ページ2カットずつ顔見世的に使い、学校モチーフで。
今撮るとまた違ってくると思うが、公立高校的な制服とスポーツウェア。
平手友梨奈にも未だ他を圧する貫禄のようなものは無い。
月日の経つのは早いものだ。
6ページ目、鈴木美愉を正面から撮ったカットが素晴らしい。

小嶋真子
10ページ15カット、見開き1か所、撮影は小池伸一郎。
背景に直線があるところでは例によってそれで絵を作っているが、何もないところでも遠近感を上手く使って奥行きのある写真。 4ページ目が良い。
小嶋真子はそつは無いが表情が単調で面白味は薄い。

矢倉楓子
9ページ17カット、撮影は佐藤裕之。
ベレー帽にスモッグのようなワンピース、マルマンのスケッチブック。
三菱鉛筆のの9852EWはHBのみなので、スケッチ向けには適さないが、鉛筆としてわかりやすい形ではある。
矢倉楓子は素でカメラの前に立たせると幸薄そうなのが際立ってしまうが、鉛筆を鼻の下に挟ませてみたり、お茶目なところを挟み込むことで中和。
部屋の中で着ている水着は毛糸で編んだビキニ。 これにニット帽やマフラーをあしらって季節感を出している。
冬のグラビアとしては面白い出来。

山下エミリー
8ページ11カット、撮影は桑島智輝。
青い空と白い雲の描かれた背景紙の前でオーソドックスなセーラー服。
ここまでは柔らかい表情なのだけれど、水着になると少々硬い。
硬いとは言え、ガチガチで右手と右足が一緒に出てしまうようなオモチャの兵隊トテチテタ感までは流石に無いので、初々しさと言えなくもないが、もう少し布面積の多い衣装で見てみたい。

吉岡里帆
8ページ15カット、撮影は西條彰仁。
そろそろ役者一本で食えそうな吉岡里帆。
カメラに対する向き合い方が程よく、直視しても意識だけを向けても絵になる。

水谷果穂
6ページ8カット、撮影は長野博文。
昔ながらの「水着もある写真集」からの蔵出し。
私が良いと思うカットは扱いが小さく、青少年のリビドーを刺激したい為に採ったであろうカットは扱いが大きい。
写真の良し悪しは兎も角、編集が退屈。

平祐奈
6ページ8カット、撮影は西條彰仁。
カメラを前にしても全く物怖じするところが無いが、射すくめる様な視線に見る側が気まずさを感じるくらいカメラを見ているので少々重い。

山岸理子・谷本安美
7ページ8カット、見開き1か所、撮影は佐藤裕之。
反政府ゲリラの捕虜になった正規軍の兵士の見せしめビデオのようなどんよりした表情のバストアップを見開きで使って始まる意図の判らない構成。
バレエのレッスン風景のような3~4ページ目、特徴的な椅子から自由学園明日館と判る5~6ページ目は良いのだけれど、眩しがると冴えない顔になってしまう山岸理子を屋外で撮ったのは失敗だった。
ロケーションも衣装も良かっただけに、画竜点睛を欠いた観がある。

井上小百合
10ページ11カット、見開き1か所、撮影は丸谷嘉長。
ポーズでも仕草でも表情でも語れる井上小百合。

扉の前で真っすぐ立っているようでいて、若干左肩が上がっているカットが生々しい。
巧まず衒わずカメラの前に立っても絵になっている。
身体を捻ったカットが少なく、もう少し動かしても良かったように思う。

松村沙友理
10ページ12カット、見開き1か所、撮影は長野博文。
長野博文にしては珍しく、切り分けた林檎タルトを食べる絵で鼻の頭にクリームをつけて見たり、ベタな演出が目にも鼻にもつくが、松村沙友理の人徳と言うか人柄と言うか、そのあたりで中和されて許せる出来。

先入見というのもあるとは思うが、笑顔はまだ無理に作ったように見えてしまい、カメラと素で向き合えば虚無的な表情に見えてしまう。
そうなると過度であろうと何だろうと演出はせざるを得ない訳で、こうなるのは必然だったのかもしれないし、松村沙友理をなんとか笑顔にしたいと思ってしまうのも判らないではない。
これはこれで良かったのかもしれない。

_ UTB 2016 03月号

私立恵比寿中学
表紙と巻頭15ページ15カット、見開き1か所、撮影は佐藤裕之。
8人となると、15ページあっても顔見世で始まって終わる。
8人横並びの見開きで始まり、続いて一人1ページ1カットずつ。
そこから3人2人2人、・・・一人足りない。
続く全員のカットも判り難いながら7人しか確認できない。
最後の最後の集合は8人揃っているのだけれど、やはり途中で一人抜けている。
(居ないカットが有るのは柏木ひなたらしく、体調不良による休業期と重なっていたものと思われる。)
流して見ていると分からないように誤魔化してあって、この辺りは編集者が上手い。

紅白のマントで全体の色味を揃えつつ、それぞれに合わせた小物で差別化する衣装も良い仕事。
顔見世グラビアとしては良く出来ている。

木﨑ゆりあ
11ページ14カット、撮影はサトウノブタカ。
その言動から馬鹿扱いされがちであるが、撮られる人としての勘は悪くない。
指示されてやっているところは勿論あると思うが、言われたから出来る物でもない。
4ページ目の身体を反らせつつ横向きに立ったカット。
前後方向には細いウエストと量感のある臀部の対比、ぽってりとした唇とつぶらな瞳。 粗を隠して美点を上手く見せている。
切り取り方も良いし、それに答えた立ち姿も良い。

松岡菜摘
10ページ10カット、見開き1か所、撮影は熊谷貫。
カーブする高速道路を借景に、見上げる形のカットから。
熊谷貫が例によって例の如く寄って撮っても動じないし、構えない。
相性としてはかなり良いと思う。
撮り甲斐があると意気に感じて良い仕事をするカメラマンと、がっぷり四つに組んでも寄り切れる松岡菜摘。
特に表情を作るでもなく、切り取るに任せているが、カメラの向こう側にあるものを巨視的に見据えているような、大きな表情。
見れば見るほど味わい深い10カット。 眼福。

NGT48(加藤美南、山口真帆、太野彩香、荻野由佳、山田野絵、中井りか)
11ページ10カット、見開き1か所、撮影は西條彰仁。
覚醒前夜の中井りか。 旧ソ連式に集合写真の並び順から序列を読み取ると真ん中から下くらい。 これが海千山千を手玉に取る今の中井りかに化けるとは思わなかった。
閑話休題、県内だけでなく、他県から来たメンバーも多いのだけれど、面相も様々。
上手く集めたものだと思う。
しかし目に付くのは中井りか。 しどけない、へたり込む様なしなだれかかる様な座り方をさせたら右に出る者はいないのではないか。

桜井玲香
10ページ9カット、見開き1か所、撮影は大江麻貴。
衣装と大道具小道具に凝った外連味たつぷりの写真。
小細工なしに撮った10ページ目は良い。

若月佑美
10ページ9カット、見開き1か所、撮影は西田幸樹。
魔術と言うか幻術と言うか、光を自在に操る西田幸樹。
屋内はまだわかるのだけれど、屋外で撮ったカットも細工がありそう。

ミリ単位の角度調整の指示などを出されていそうな若月佑美であるが、カメラマンの撮影意図をきっちり咀嚼してポーズを取り、表情を作っている。
乃木坂46は撮られる仕事についても多士済々であるが、その場で何が求められているかを嗅ぎ分ける能力に於いては若月佑美も中々のものだと思う。

渡辺梨加
10ページ9カット、見開き1か所、撮影はサトウノブタカ。
インタビューの中では全開の撮影で口の力を抜くよう指示が出たと語っているが、確かに口元が強張ることで表情を硬くしている。 意識して口を開けるのではなく、意識を抜いて口元を弛緩させられれば良いのだけれど、こうして選ばれて撮られる機会を生かしていけば、構えずにカメラの前に立てるようになる。

真野恵里菜
10ページ10カット、見開き1か所、撮影は上原朋也。
コダクロームっぽい、黄色味掛かった色合い。
粒子粗目と言うかノイズを乗せたと言うか、ざらっとした質感。
あまり好きではない撮り方だが、真野恵里菜は流石にカメラとの向き合い方が上手く、すべてのカットで求められる真野恵里菜であり続けている。

聞間彩
2ページ4カット、撮影は國方大。
メンバーカラーである赤の背景紙に赤の小道具。
気負いなく撮られているのは良い。

_ it's me 桑島智輝 × 杉本有美

夕方から恵比寿の tokyoarts gallery へ。
15:00まではレセプション的なものがあると聞いていたので時間をずらして伺ったが、まだ祝祭の余韻の残る廊内。

写真は全て販売されており、かなり頑張らないと購えない物、頑張ればなんとかなりそうなもの、頑張らなくてもなんとかなるもの。 各種取り揃えてある。

最後の水着姿と銘打たれているが、衰えて止める訳ではなく、体型も崩れてはいない。
肌の張りは二十台半ばのそれではあるが、塗り絵的な補正をしなくても絵にはなっていた。

メイクはある程度しているものの厚くはなく、前述の通り塗り絵的な補正もしていないので肌の質感は生々しいが、それでも絵として破綻しない強さはある。

正面奥の右側に飾られた、木の床に横たわった写真が印象に残った。
手前の床から顔までが被写界深度内。 若干前ピンかなとは思ったが、近付いたり離れたり、まじまじと見てみると、顔から先がぼけている事で視線が手前に誘導されている。

相手の懐にすっと入って撮れる桑島智輝と、小細工せずにありのままを撮らせる杉本有美の、息の合った写真。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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