そろそろ昼休みと言う時間に、ワニブックス@モバイルのメールマガジンが届いた。
「あぁ、今日は小林連載の更新日だったなぁ・・・」ってんで、読んでみたら
「本日は白石美帆さんの連載を更新云々」
ズッコケた。
そんなこんなで小林の「よのなか入門」も回を重ねて14回。
今回から「〜めぐりあい宇宙編〜」がスタート。
以前、小林に地球の絵を描かせたら、地球に台が付いていたことがあったのだけれど、今回はそのあたりを掘り下げて「小林的宇宙観」を探るところから。
地球ではなく「地球儀」ではないかと問いかける担当編集氏に
「私が見る地球はこうですよ!」
と言い放つ小林。
実際の地球は土台とかは無くて、宙に浮いていて・・・と説明する担当編集氏に
「何で宙に浮くんですか!?」
とトドメを刺す小林。
で、まぁさらに奇想天外な遣り取りがありつつ、小林的地球図が描かれる訳なのだけれど、これは是非ご自分の目で確認していただきたい。
地球儀的地球図に「光」「朝」「太陽」「夜」等の文字を配して地球を表現。
とぐろを巻いた蛇の上に乗った亀の甲羅に象が乗り、その上に半球状の地球が乗った古代インドの地球図よりさらに抽象的であり、遠近法を超克したキュビスム的視点を意図せず駆使して「宇宙=地球」と言う小林的世界観を表した怪作。
小林先生、「なぜ地球に太陽がひっついているのか」と担当編集氏に問われて曰く
「宇宙って、地球と一緒ですよね」
「宇宙って、地球と一緒ですよね」
「宇宙って、地球と一緒ですよね」
「宇宙って、地球と一緒ですよね」
「宇宙って、地球と一緒ですよね」
「・・・、・・・・・・・・」
近代どころか、近世も中世も飛び越えて、先入観や予備知識無しに直接事物と向き合う古代ギリシャの哲学者と同じやり方で、自分を取り巻く世界を捉える小林。
我々が知識(だと思い込んでいる「情報」)として知っている事に照らして小林の言動を見ると奇異に感じることはまま有るが、それを取っ払って小林の言に耳を傾けると、実に示唆に富んでいる。
試しに図書館(もしくは本屋)に行って、ディオゲネス・ラエルティオスの「ギリシア哲学者列伝」をパラッとめくってみて欲しい。
小林より小林っぽい逸話が沢山見つかるはずだ。
小林宛のファンレターを劇場のインホネーション(※小林語で「インフォメーション」の意)に預けに行ったついでに、カフェで暫し観覧。
話には聞いていたが、既に公演にあぶれた人が中の音に聞き耳を立てるような状況ではなく、何をしに来たのだか解らない人たちが歓談しており、MCどころか歌すら聴き取れない。
居るだけ不愉快なので、ユニット曲が終わったあたりで退散。
ユニット曲の小林パートは奥が担当。
小林の真似ではなく、上から目線の鼻持ちならない子供っぷりを常軌を逸した可愛らしさで帳消しにする奥ならではの持ち味を出していた。
佐藤の喋るときの立ち方や客との向き合い方が綺麗。 喋る姿がさまになってきた。
秋元は大きくは無い画面でも、どこからどう見ても秋元。 大胆且つ繊細。
宮澤の足の長さを生かした動きが美しかった。
重心の高さを上手く活かした腰づかいの妙。
仁藤の自己紹介はカフェでも聞き取れた。
張らなくても通る声質なのか。
宮澤の「澤」の字が間違っておりました。
失礼致しました。
初めてコメントかかせていただきます。
すごく細かいことで非常に恐縮なんですが・・・
佐江ちゃんの名字は「宮澤」です。
個人的に名前の間違えってすごく気になるタイプでして、
しかも佐江ちゃんということで・・・
すみません。
毎回楽しみに読ませて頂いてます。
今後も楽しみにしております。
黒田さんの書かれている内容がとても好きで、
納得出来ることだけに、
気になってしまって・・・すみませんでした。
ありがとうございました。