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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2000-04-24

_ アルバイトの

不採用通知が来た。まぁそんなもんだろう。


「私はこんなに素晴らしい人間なのにどうして世の中に受け入れられないのだろう?」


 ・・・ってな感じの根拠の無い自信とかが有れば腹も立つのかも知れないけれど、生憎・・・と言うか、幸い・・・と言うかそう言う物は無いので、明日からまた淡々と新規蒔き直し。

誰か仕事下さい(笑)。

2002-04-24 5月の予定

_ 見物・聴き物

ミラクルツインスタアの初単独ライブが決定したようです。
■ライブ:「HAPPI I・N・G POINT1」
■日程:5月26日(日)
■会場:渋谷TAKE OFF 7
■時間:開場12:30/開演13:00|
■料金:前売\2,500-/当日\3,000-
■出演:ミラクルツインスタア(平野みどり、藤澤実樹子)
■詳細:未定


テント芝居の「水族館劇場」の公演が、今年も駒込の大観音光源寺境内で行われます。
唐組が「テントでも出来る芝居」だとすると、水族館は「テントでしか出来ない芝居」、劇場には収まりきらない物凄い高さと奥行きのある舞台装置とヤケクソのような量の水。 常設の劇場じゃ絶対出来ないような芝居です。

ワールズエンドワルツ 白鳥の歌
■ 日程
5月18日(土) 19日(日)
24日(金) 25日(土) 26日(日)
30日(木) 31日(金)
6月 1日(土) 2日(日) 3日(月)
■ 会場
駒込大観音境内 特設野外劇場
<水の塔>
南北線・本駒込駅下車 徒歩3分
都営三田線・白山駅下車 徒歩5分
千代田線・千駄木駅下車 徒歩7分
■ 開場、開演
7:00
■ 料金
前売 3400円
当日 3800円
詳しい事は水族館劇場のサイトでどうぞ。

_ LaVaNaのグラビア以外の記事

まずはラーメン記事。 これ書いてるヤツはバカですかね?。 店名にご丁寧にふった振り仮名がことごとく間違っています。

坂内食堂(×→さかうちしょくどう ○→ばんないしょくどう)

らーめん五丈原(×→らーめんごじょうはら ○→らーめんごじょうげん)

一蘭天神店(×→いちらんてんしんてん ○→いちらんてんじんてん)

ちゃんと取材してたら店の名前なんざ間違う訳ゃぁ無いんで、如何に適当に書いてるかが見て取れます。 博多と札幌は行った事無いんでどうだか知りませんが、喜多方に関する記述はいやはやよくもまぁこんな適当な事が書けたな・・・と感心してしまうくらいいい加減。 こんなんでも署名記事になっているのが凄い。

無記名記事になると更に酷い。 特に時事コラム。 先日与野党相乗りの現職が落選した横浜市長選挙に関して、日本新党→新進党→無所属の会・民主党で衆議院議員を3期勤め、「たまたま」無所属で出て当選した中田宏が「無党派候補」ってのは民主党が現職不支持で自主投票にした事や一部民主党議員が支援に回った事を考え合わせても事実に反するし、「横浜の有権者が既成政党すべてにNOを宣言したと言える。」なんて事も当然言えない。 こういうクソ記事に割く労力はインタビューやグラビアに回していただきたい。

それにモノクロページの写真も酷いんだよなぁ・・・。 紙の悪いモノクログラビアで黒バックは無いだろう(呆)。 私が比べている相手(URECCO)のレベルが高すぎるのか・・・。

_ SAYAKAのCD

出すんならタイトルは「球体の奏でる音楽」が良いのではないかと思うのですがどうでしょう?

_ 危篤その後

いよいよヤバイらしい。 カウントダウンに入りました。 ピカピカとかぶらないでくれ(苦笑)

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

# ☆ミ [ありがとうございます! とりあえずミラスタ見れないコトが多い今の会社は辞めることにしました・・・転職頑張ります!!!..]

# えろいひと [↑じゅん氏の良い見本だと思います]


2003-04-24 久しぶりに日のあるうちに帰れた

_ ラ部リング公式掲示板

流行に乗って作ってみた

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

# ZERO−ONE [いよいよ作ってくれました!!と思ったらいい意味で期待を裏切ってくれた(爆)最高です!]

# たけだ [勢いづいたところでここらで一発、森田有希とか池永亜美とか あいぴょんとかを巻頭ぶっこぬき14ページ撮影して漢を見せて..]


2004-04-24 温泉に浸かる

_ 温泉で骨休め

帰宅途中で猛烈に肉が喰いたくなった。 家に帰っても肉以外のおかずのような気がしてスーパーで豚小間を購入。
帰宅すると案の定で、着替えてから肉を煮付けて晩飯を食ってダラダラしている所に餓鬼の頃からの悪仲間のキムラさんから電話が入り温泉へ。
温泉といっても船堀の「あけぼの湯」なのだが、ここは400円で入れて色々な風呂に入れる。 私はのぼせやすいタチなので、露天風呂で頭を冷やしながら長く浸かるのが好きだ。
一旦家に戻って薬剤を持って都内某所に送ってもらった。

_ 暗室

ここの所いつもそうなのだが、眠い。 明朝早起きする事にして、日付変更線あたりで就寝。

_ そういえば

キムラさんから「最近どうですか? ・・・と言っても、日記読んでるから大体知ってるんですが。」と言われた。 旧担任とかが密かに読んでいない事を祈る。


2006-04-24 光陰矢の如し

_ 宇佐美卒業発表から一と月

宇佐美友紀ブログに本人が書いているところに因ると、件の発表から一と月らしい。
その日にしろ最終日の卒業公演にしろ、無駄に仕事が忙しくて見ていないのが呪わしい。
もう一と月、まだ一と月。
割り切れたかってぇと、そうも行かない。 そうも行かないが仕方が無い。

_ 宇佐美友紀の欠落感

三月末にお台場で行われたDoCoMoのイベントでは、司会が外部の人だった為、諸般の事情なんざ知ったこっちゃ無いから「そいつは訊いてくれるな」てぇ質問がメンバーとのやり取りの中で飛んでいた。
そう言う時、話しをうまく逸らして纏められるのは宇佐美友紀だけだった訳で、大型連休中の野外イベントの段取りが飛んだ時などには「宇佐美が居りゃぁなぁ…」なんて事になるかもしれない。

_ AKB48 Kチーム公演

仕事が早く終わったので秋葉原へ。 六時過ぎに買って163番。 最終的な抽選対象客は202人。
170番目くらいに入場したが、下手側は客の面子が凄すぎるし、上手側は踊る客がトグロを巻いていたので、後ろの壁に寄り掛かってのんびり観た。
前回観た先週の木曜より、内容は確実に良くなっている。
目立った音響トラブルも無かったし、HGSSの仕切りも良くなっている。
進歩が無いのは客だけ。

_ 今日の秋元

髪形が高橋みなみになっていた。

_ Kチーム公演雑感

マイクが何かにぶつかる音はかなり減ったし、音のバランスも良くなったので、耳に掛かるストレスは大分減った。
MCも大枠は変わらないが、細部がかなり改善されてきた。 何とかし様と言う姿勢が見られる。
Aチームの公演を見に行った事が明らかにプラスに働いている。 秋元は燃えていた。
大島は可憐な声が大分戻ってきている。宮澤、増田、松原は日ごとに良い。
今日目に付いたのは佐藤。 妙に手馴れた感じのMCが鼻について好きではないタイプだったが、歌や振りに関しては明らかに良くなっているし、MCも上ッ面のものではなくなり、言葉に実が篭ってきているように感じた。
全体としての纏りも出てきたように感じた。

_

日記に客批判なんざ書いてもその場々々で直接言わなきゃ何の効果も無いから意味が無い。 匿名掲示板なんざ尚更だ。
しかし、アルミ製の、本来踏み台として作られている然程丈夫ではないお立ち台の上でジャンプしたりステップ踏んで踊ったりしたらそれがどうなるか、それすら考えられない客に一々駄目を出す事の徒労感たるや・・・。
ステージの上も、劇場の内外も、日々確実に良くなっているのに、客だけは何の進歩も無く、却って劣化しているようですらある。


2008-04-24 広小路へ

_ 立川吉幸の会

仕事帰りに広小路亭へ。
七時過ぎに辿り着くとほぼ満席、開口一番の松幸さんの「金の大黒」の半ば。 入り口のカーテンの陰で一席終わるのを待っていると、酔漢二人組がドヤドヤ入ろうとしたので頭ぃ来て、「一席終わったところで入るのがマナーですんで、少々お待ち下さい。」と制止。
止めたは良いが、
「便所どこだ」 → 「二階にございます。」
「ベンチねぇのか」 → 「そちらにございます」
五月蝿いことこの上なく、入る前に疲れた。
しかもみっちり演ってるから「金の大黒」が長い長い。
一席終わったところでするっと入場。
酔漢が後からついてきて横にドカリと座ったのには参った。

「金の大黒」立川松幸
「真田小僧」立川吉幸
「ねずみ」立川談幸
<中入り>

「湯屋番」立川吉幸

真田小僧はサゲまでみっちり。
真田小僧も湯屋番もあまり演らない噺で、吉幸さんを長く見ている人も「初めて聴いた」と言っていた。
談幸師匠の「ねずみ」も珍しいらしい。

湯屋番は古いクスグリが一と回りして面白かった。

例) 「滝だ滝だ滝だー♪ 滝だ滝だ滝だー♪ 滝だターキーダー♪」

クサいクスグリだが、一寸照れながらも遣り切ることで可笑し味が出てくる。

師匠の前って事で、幾分緊張して噛んだりもしていたが(あと早口でもあった)、温かい良いお客さんで、しっかりウケていた。


2009-04-24 代打

_ Club 333 Night View DJ(代打DJ:秋元才加 4/24)

梅田から「来週は別の仕事の為お休みします」と告知があったのだけれどAKB公式ブログには動きが無い。
東京タワーHPの最新情報の欄に秋元が代演する旨書かれていたので、とりあへず行ってみた。

秋元と言う事で混むだろうと踏んで早めに行くも、周知されていなかった事もあってか、目当てで着ていると思しき客は少な目。

入りが遅れたのか、10分押しでスタート。 開始直前に ON AIR ランプが断線するなど波乱含みで始まったが、トラブル等は無く。

少々早口で、声も上擦った感じがしないでもなかったが、終始にこやかに。
原稿の下読みまでは手が廻らなかったようで「語る」より「読む」に近くはあったが、座るや否や原稿にペン入れを始めるなど、喋る仕事をするにあたってやるべき事はやっており、肚も座っていて詰まったり取り乱したりする事も無かった。
初回にしては良く出来ていたと思う。

人前に出る仕事だと、気合を入れて格好良いに振りすぎてしまう事も多い秋元だが、今回はそれほどでもなく。
このくらいで良いと、私は思う。

合いの手が「はい」ばかりで
「はいはい」
「はいはいはい」
「はいはいはいはいはい」
ってな感じになってしまう所はご愛敬。

リクエストカードや、次に読む原稿が手元に届く度にペン入れをしていたのだけれど、ペンの握り方が所謂「ドラえもん」握りで、しっかりグーで握って立てて書く、シャープペンシルを使うとのべつ芯をへし折るような力強い書き方。
ペン入れそのものは、早くて的確。

抑えて喋ると色気の有る声なのだけれど、笑うと文字通りの呵々大笑。
喋りに緩急強弱がつきすぎるのは音響屋泣かせだが、そのあたりも秋元らしくあった。

リクエストに添えられたメッセージにつけるコメントもぶれない。
とって付けたような事を言ってお茶を濁したりはせず、丁寧に自分の言葉で話していた。
語るべき自分の言葉が有る強さ。

八時半過ぎに、ふと外を見ると貿易センタービルの左肩に出銭ランドの花火が見えた。
音の無い花火は、妙に淋しい。

カフェ・ラ・トゥールから一品頼むコーナー。
ここ1〜2週間クリームソーダが飲みたくて飲みたくて、クリームソーダ味の飴を買ってしまったくらいですと話すのが厨房に丸聞こえだったらしく、何時にもまして素早くデリバリー。

最後にミズノ氏から感想を訊かれた秋元は
「めっちゃ楽しかったです」
告知など普段は梅田が喋る部分も、秋元が切っ掛けを作って話を振られたミズノ氏が説明するようになっており、構成の巧みさにも助けられたが終始にこやかに明るく喋れていたと思う。

エレベーターを降りて外に出ると霧雨。


2017-04-24 仲の良さ+α的な暗喩

_ アップトゥボーイ 2017 6月号

宿題は溜まりっぱなしだが、最新号を。

中井りか
表紙と巻頭16ページ21カット、うち見開き1か所、撮影はHIROKAZU。
和装と洋装、水着2パターン。
和装は屋外。 「衣装協力= 撫松庵」とあったので、ちょっと調べてみたら提供したものが紹介されていた。
「レディスゆかた/ストライプブロッサム」と言う、ダズル迷彩のような白と黄の斜めのストライプに桜があしらわれたもの。
飛ばし気味に撮ってあるので、着こなしの細かい部分が見えないのは惜しい。 レースの半襟、柄足袋、リボンの髪飾りetc...、細部も見たかったが使える物が少なかったのか2カットのみ。

ページを繰ると一転して屋内で洋装。 緋毛氈のような絨毯の敷かれた洋館の窓辺。 赤い古風なパフスリーブのワンピースに、これまた古風な赤いエナメルのメリージェーン。 白のアンクレットソックスが映える。
顔の横に来る髪を、鬢の辺りに少しだけ残して後頭部で編み込んで纏めてすっきりと。
ワンピースの生地は薄手のもので、透過光で少しだけ透ける。
16ページ目の最後のカットなどはこの「透け加減」が絶妙。 唸らされる。

水着部分は撮られ慣れてきたこともあってか、表情も柔らかく諧調も豊か。 それ以上にポーズや仕草に幅が出ている。
何かを掴む、握る、絡める。 指先の意味ありげな動きに引き込まれる。
眼福。

小熊倫美×長谷川玲奈
10ページ14カット、撮影は小池伸一郎。
襟にグレーの線が二本入った白のセーラー服に薄水色のスカーフ、白のロークルーソックスにペニーローファー。
髪の長さは同じくらいだが小熊は前髪を作って二つ縛り、長谷川は前髪を作らないストレートのロングボブ。
ページを繰ると場面変わって音楽室。 似通った意匠でありつつ一寸違う白のキャミソールワンピース。 足元はヒールの無い白のパンプス。
仲の良さ+α的な暗喩。 受け身に回った小熊の見せる感情の揺らぎを捉えたカットが良い。
更にソフトボールのユニフォーム。 経験者だけあって、道具を持たせてもサマになっている。

太田夢莉
10ページ10カット、撮影は塩原洋。
オレンジのビキニ。 顔のアップから徐々に引いていく三枚から。
ボタンを留めずに来た紺のブレザー、第一ボタンを外したワイシャツに紺のネクタイを緩く締め、グレーのスカートは膝上20cmくらいに穿いた、鼻っ柱の強そうな女子高生的な風体。
ここから色々脱ぎ捨てて白ビキニになって行く。
今の太田夢莉の「食えない感じ」を活写。
最後のカットの、自棄糞に高いハイヒールも「らしさ」を出していた。

渡辺みり愛
10ページ12カット、うち見開き1か所、撮影はサトウノブタカ。
ケーキやお菓子、縫いぐるみ、さまざまな「カワイイ」に囲まれ「カワイイ」を具現化したような衣装に身を包んだ12カット。
引き結びすぎると作為が感じられてくるのは瑕だが、口の開き方閉じ方で表情に諧調をつけられている。

梅澤美波
10ページ9カット、見開き1か所、撮影は西村康。
立っても座っても寝転んでも、見せ方を知っていて隙らしい隙が無い。
既に出来上がってしまっていて面白味は薄いが、間違いなく上質ではあるし、撮り方によってアウトプットも変わってくると思う。
その点では楽しみ。

高本彩花
10ページ9カット、見開き1か所、撮影は西條彰仁。
満開の白木蓮の下、オーソドックスな紺のセーラー服、紺のハイソックス、ペニーローファー。
屋内で白のキャミソールとショートパンツ。 ベージュのソファーに寝そべらせたり、白い壁の前に立たせたり、暗がりを背負わせたり。
最後は緩く巻いた髪を下の方で二つ縛り、レースのブラウスにウサギの耳のようなサスペンダーの付いた水色のフレアスカート。
これでくるりと回ると裾の拡がりが綺麗なのだけれど、翻させるには丈が短すぎるか。
ネモフィラであろうか、顔の前に青い花を一輪。 歯並びなど粗もあるのだけれど、上手く切り取ってそれを感じさせない。

上國料萌衣
8ページ9カット、撮影は唐木貴央。
薄い黄色のキャミソールとショートパンツ。 襟と袖口が紺で白いラインが3本入った白のセーラー服、スカーフは緑で紺のスカート、紺のソックスに焦げ茶のペニーローファー。 黒いレースのワンピース。
打ち合わせ擦り合わせはしているのだと思うが、似たような衣装でも被らないのに改めて驚く。
上國料萌衣は非の打ち所の無い美形なのだけれど、正面より心持ち斜めから撮った方がより映える。
微調整しつつ様々な角度から切り取った最適解が6ページ目の横顔。
カメラの前で構えず衒わず、素で向き合えているからこそ撮り得たカット。

山岸理子
1st写真集からの8ページ9カット、撮影は唐木貴央。
眩しいと凶相になるのは分かっている筈なのに、敢えてそうなる絵を撮りたがるのは事務所の方針だろうか。
光を背負わせたり柔らかく廻る時間に撮ったり、工夫はされているので破綻はしていないが、その工夫が何かを糊塗する為のものでは無ければ、より良い写真が撮れたのではないかと思われてならない。

北原里英
10ページ13カット、撮影は山口勝己。
何時か見たような組み合わせだと思って調べてみたら2010年にヤングジャンプの巻頭をやっていた。
相変わらずの物撮り錬金術で遣り過ぎが鼻に付く部分が無くはないが、捉えにくい美点を写真として固定する技には唸らされる。
5ページ目からの4カットは貶しようのない出来。 こと北原に限っては、ここまで上手く撮れるのは山口勝己が一番かもしれない。
思えば5期で最初にグラビアの仕事が来たのは北原で、掲載誌はアップトゥボーイであったと記憶している。
あのガチガチの笑顔から考えると、紆余曲折は有りつつも、よく此処までの高みに達したものだと思う。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
1998|11|12|
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