トップ «前の日(12-24) 最新 次の日(12-26)» 追記

墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2002-12-25 伝聞推定もありつつ

_ 「はじめてわんこ閣下が羨ましいと思った。」某サイト関係者談

ガールズステーションに本日から登場の池永亜美さん目当てでわんこ☆そば閣下が参戦。 池永さんからルックが来た・・・どころか「ロックオン状態」だったわんこ閣下は至福の時をすごされたご様子。

_ 木塚くんコミケ参戦

木塚くんがコミケで自作CDロムを手売りするそうな(苦笑)。 日時:12月30日、スペース:東1ホール H−60b 、サークル名「LOVE UNLIMITED」。 和服で川に入ったり、セーラー服を着たり、本人的にはかなり頑張ったらしい。 でも自作(笑)。

_ 23日の次元堂

何故かりょんりょんナイトにやって来た。 「家に居たら絶対ボンブラに連れて行かれるからこっちに来た」とのこと。 それは
「こっちの方が手薄だから」と言う判断でしょうか?>次元堂先生

_ 23日のりょうこ一口メモ

「あっ!次元堂だ!!(震)」

_ 明日

ボンブラ回避(泣) 金が無い(苦笑) 仕事も追い込みに入った。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

# Liwe [12/23はピカピカと運命の出会いをした特別な日なのですよ。]


2003-12-25 切支丹伴天連の風習に振り回されるのは御免だ

_ 今日は

大正天皇祭です。 左翼は良いとして、右翼までクリスマスだ何だと浮かれているのはおかしい。

_ ピチピチパニックとは

10代の女の子しか出てこない「東京イエローページ」である。


2004-12-25 クリスマスなんざ糞を喰らえ、だ。

_ 浮かれてていいのか?右翼の皆さん。

今日は大正天皇祭ですぞ。
先帝の遺徳を偲んで、家で静かに過ごしましょう。

_ クリスマスは宗教行事ですぞ、左翼の皆さん。

地鎮祭に公費を使うとギャーギャー騒ぐ癖に、クリスマスパーティーを公費でやっても何も言わないってのはどう言うことなんですかね?。(これは町内会費をお祭りに使うと怒る学会方面にも言えますが。)
小学生の時、地域の子供会のクリスマス会を上に書いた理由と会計の不明朗な点を衝いて中止に追い込んだら、日教組左派(当時)の図工の先生から待ったがかかったのを思い出したので、昼間からムカムカしている。

_ 今日の晩飯

豚とブロッコリーのチーズシチュウ
この間手を抜きすぎて失敗したので、基本どおりにソース・ベシャメルから作ってみた。
鍋を中火に掛けてバターを溶かし、同じくらいの重さの小麦粉を炒めていく。 炒めると言うか、木べらでよく混ぜる感じ。
牛乳を少しづつ注ぎ入れながら伸ばしていく。 少しダマになっても、念入りにかき混ぜればなんとかなる。 ある程度伸ばしたら塩胡椒ナツメグを適当に。 更にかき混ぜて馴染ませて味を見る。
これに更にチーズを溶かして行く。 今日はピザ用のチーズを使ったが、普通のプロセスチーズの方が良いかもしれない。 チーズの塩味がかなり効くので、量は程ほどに。
ブロッコリーは一口大に切り分け、茎の部分も皮を剥いて刻み、塩湯で茹でて笊に上げておく。
豚小間はフライパンで炒めて塩ほんの少しと胡椒ナツメグ。 火が通ったら白ワイン半カップを注いで、鍋肌についた旨みをこそげ取る。 これと笊に上げたブロッコリーをベシャメルの鍋に移し、堅いようなら牛乳を足して調整し、塩胡椒で味を調える。
チーズと豚肉で旨みは足りると思うが、物足りなければガラスープの素を少量のお湯で溶かして加える。
ベシャメルは自分で作れる目途が立ったので、ハインツに頼る必要が無くなった。 但し、バターと小麦粉と牛乳の量は、厳密化した方が良さそうだ。

2005-12-25

_ 今日のしばらく

駅からとりあへず「しばらく」へ。

カサゴ、イシガキダイ、カワハギ、フグ、サワラ、トロ2種食べ較べ、タイ、カンクロ、焼きアワビ、アマエビ、ガサエビ、生シャコ。

軍艦でブリコ、ダダミ、イクラ、カニミソ。

酒を小さいグラスで2種。 つまみに大根の煮付け、ハタハタの煮付け。

みそ汁はつみれ。 イワノリが入っていた。

今日も旨い。


2006-12-25 あれから一年

_ 一周忌

羽越線脱線転覆事故から今日で一年になります。
私が何時も乗っていた列車の、私が何時も乗っていた一両目に犠牲者が集中しました。
今、生きているのも、まったくの僥倖であります。

_ あの日あの時

記憶違いが有ったので書き直し。

仏壇屋さんで話し込んでいたら何時の間にか6時半。
車で送っていただいて駅へ。
山形銀行の手前辺りから天気がどんどん悪くなり、八雲神社の角を曲がる頃には雷まで鳴り出した。
駅の売店で酒を買い、いなほに乗るべく3番線ホームへ。 風が強くなったな・・・と思ったら、ヱビスの500ml缶が入った袋が風で倒れた。
暫く待っていると、「現在45分遅れで運転中」のアナウンス。 さらに遅れる可能性ありとのこと。
一時間遅れても上越新幹線の上り最終には間に合うし、間に合わなくても仕事を休む口実にはなるのでいなほで帰ろうと思っている所に「新庄行きの発射時刻を10分遅らせるので、東京方面へは陸羽西線経由で行ってくれ」とのアナウンス。
45分遅延の情報が流れたところで殆どの旅客は新庄行きに乗り込んでおり、新庄行きの発車三分前のアナウンスが流れた時、いなほを待って3番線に居たのは私一人。 仕事も休んでられないのでその日のうちに確実に帰れる山形新幹線に乗ることにして新庄行きの出る0番線ホームへ。

東京行きの山形新幹線が新庄を出た頃、立て続けにメールと電話が来て安否確認。 状況がわからないんで「おかげさまで生きております」なんて軽口叩いて電話を切って、ビール飲んで寝ているうちに東京着
家へ帰ったら親が青い顔。 テレビを見て惨状を目の当たりにして眠れぬ夜を過ごした。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

# Dwightsa [next day delivery viagra <a href=http://www.rwuk.org/?pro..]


2008-12-25

_ ワニブックス@モバイル 小林香菜「よのなか入門」 第27回

笹公人先生の短歌講座も二回目。 いよいよ実作に入るのだけれど、そこは小林なので一筋縄では行かない。

普通はここで朱を入れてしまうのだけれど、笹先生はヒントを与えて書き直させる。
頭抱えて無い知恵絞る小林の写真が面白い。

何度か書き直すと、あら不思議。 小林の視点と思考が純化されて歌になって行く。
有料コンテンツなので引用は控えるが、書き直して行く精錬工程の散文詩のようなものも面白い。

短歌として形になった所で、褒める。 褒めて伸びる小林はそれまでのウンザリ顔から一転して輝く笑顔に。
このあたりが小憎らしい。 憎さ余って可愛さ百倍。

褒められて良い笑顔が出たところで次回へ。

おめでたい小林の連載に相応しく、次回更新は1/1とのこと。

_ 小林香菜「よのなか入門」(UTB本誌連載ページ)

@モバイルの次回更新分から使われるであろう中野ブロードウェーロケの模様も収録。
座学でのこの世の終わりのようなドンヨリ顔と、ロケでのくるくる変わる明るい表情のコントラスト。

小林は小林なので、起承転結の有る長文をものしてその奇矯な思考と視点を分かり易く伝えるのは限りなく不可能に近いが、三十一文字の短詩型にならその欠片を著せるかもしれない。

今回の企画はこれまでの連載の中でも特に面白いし、小林にとっても転機になるかもしれない(していただきたい)。

_ 「短歌」ならぬ「短化」のはなし

「こんなところに戸島花」とか、「こんなところにも戸島花」とか、情報を頂いて確認するたびに驚くのは。

スカートの丈の短さ。

辞めて何かが弾けたのだろうか。
まぁ、丈は短くともガードは堅い、「鉄のスカート」であろうと思われるので、御開帳なんてことは万に一つも無いであろう。

そう言えば、件の囲碁番組。 放送は三月まであるが、番組は五回コッキリのリピート放送とのこと。
本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

# Dwightsa [viagra pakistan <a href=http://www.rwuk.org/?product=viag..]


2010-12-25 The Sound of Music

_ bump.y クリスマスミニライブ@東京タワー(2010/12/23)

東京タワーのクリスマスイベントは、前の方で見ようとすると相当早い時間に行って場所を取らねばならないが、ステージは高さが2mくらい有るので、遠くからでもそれなりに見ることは出来る。
大人しく遠くから見ることにして、開始時間の少し前に現地へ。

bump.y のイベントとしては結構な集客。 桜庭ななみが映画で新人賞を獲ったりしても、それを前面に押し出す訳でもなく、いつものように淡々と。
ミニライブのほかにCDの即売と握手会。 B.L.T.の生写真引き換え会が併せて行われたのだけれど、通りすがりの客から目に付くところには生写真引き換え所、奥まったところにCD即売所。 相変わらず売る気が有るのだか無いのだか判らない。

突出して年かさと言う訳ではないのだけれど、引率のお姉さん然とした松山メアリの「ちゃんと進行しよう」とする使命感と、自由に振舞う4人の子供たち。 こうなると「若草物語」より「The Sound of Music」といった趣。

1曲目  2人の星〜離れていても〜
2曲目  voice
3曲目  赤鼻のトナカイ(東京タワーSPECIAL)
4曲目  赤いマフラー
(スタッフブログより)

シングル2枚からタイトルチューン、クリスマスソングである「赤いマフラー」、定番の「赤鼻のトナカイ」。
既製品のオケではなく、歌の先生に弾かせたのではと思われるシンプルなピアノ伴奏の「赤鼻のトナカイ」は bump.y ならでは。
こう言う定番の曲を歌わせる場合、安手のカラオケを使うか、妙に凝った当世風のアレンジにしてしまうかするのだけれど、ピアノ伴奏にするところが、そしてそれを味わいに転化できるところが凄い。

クリスマスと言う事で、赤を基調にした衣装だったのだけれど、桜庭ななみだけ色味が違ったのは何か意図が有ったのだろうか。
他の4人が曲のリズムに忠実な動きをしている中、桜庭ななみだけは独自のグルーヴで踊っており、喋っている間は背格好も容貌も良く似た宮武美桜と判別しづらいが、曲が始まるとすぐに判る。

時折、胴間声でメンバーの名前(殆どが宮武祭に向けられているのも面白い)の名前を叫ぶのが聞こえる外は耳障りな雑音はなく、牧歌的な雰囲気の中で進行。

歌ものアイドル界隈が天下を取るの取らぬのと囂しい中、 bump.y はそれとは全く別の位相で幸せな空間を作り上げている。

2011-12-25 黒い瞳

_ 週刊ヤングジャンプ 2012 04・05合併号

AKB48 SKE48 NMB48
AKB48から指原莉乃と島崎遥香、SKE48から木本花音と高柳明音、NMB48から山本彩と渡辺美優紀。 一人1ページ1カットで計6ページ、撮影は桑島智輝。
「未来のエース」と銘打っての6人なのだけれど、高柳明音はエースと言うより大黒柱なので人選には疑問が残る。 「では、誰を」となると、私も困るのであるが、そこは敢えて松村香織でお願いしたい。

その高柳、写真の方は面白く仕上がっている。
この人は大体に於いて写真映りが芳しくなくて、中々上手く行かないのだけれど、トレードマークの浅草海苔を斜めに貼り付けたような前髪は手付かずだが、編みこんで輪郭をすっきりさせたり、毛先を巻いてみたり、どうすれば映えるかについて知恵が絞られている。
また同業他誌への苦言になってしまうのだけれど、人気のある娘を連れてきて載せときゃ良いだろくらいの安直なグラビアが多過ぎる。 素材以上に仕立ててナンボだと私は思うのだけれど、素材の持ち味を引き出そうとする営為が感じられないものを良く目にする。 もはや論評する気にもならない。

高柳も高柳で「いつもの髪型」に拘泥し過ぎていて、どうすれば映えるかを閑却しているところがある。 ステージではともかくとして、グラビアではもう少し柔軟に髪型を変えてみた方が良い。
高柳の為なら一と肌も二た肌も脱ごうと言う仲間は十指に余る訳で、知恵の一つ二つ拝借すれば、格段に良くなる。

山本彩はどこで見てもハズレらしいハズレが無いのだけれど、今回も必要にして十分な出来。 いつ見てもハズレは無いが、いつも同じでは無いところがまた凄い。

木本花音は構えてしまうとその可憐さが三割引くらいになってしまう。 今回も幾分安売りした感じ。
気を許した仲間に撮られた時に見せるふわりとした笑顔を出せればまた変わって来るのだけれど、まだカメラの前に素で立てていない。

渡辺美優紀はまたしてもぼんやりした写真。
かつての戸島花がそうであったように、生で見ないと伝わりづらいのは確かなのであるが、どうすれは時折見せる蟲惑的な表情を写真として固定出来るだろうか。

○の中に顔写真が有る渡辺麻友を入れて7人並んだ真ン中に置いてもっともらしい顔をさせても違和感の無い指原莉乃。
巻頭グラビアの1ページ目は表紙よりもさらに良い表情。
指原は不当に下に見られて蔑まれることも多いのだけれど、そう言う連中にこそ見せたいグラビア。
女ってなぁ化けるな、おっかないな・・・と、指原を見ていてつくづく思う。

さて、島崎遥香。 グラビアの向こう側とこちら側、彼岸と此岸を繋ぐように撮る桑島智輝の小技も利いて「何かが始まってしまう」写真に。
この写真を手許に置けるだけでも、330円払う価値は有る。

丸襟、長袖、洗い晒しのブラウス。 プレーンノットでゆるく結んだ紺のタイ。 着乱れている訳でもなく、逆光ではあるが透けている訳でもなく、明示された蟲惑は無いのだけれど、机の端に置いた右手、しどけなくこちらに伸ばされた左手、レンズの向こう(つまり「こちら」)を直視する瞳。 さまざまな要素が複合的に働いて、見るものの感情に侵蝕して来る。
諸国諸大名は弓矢で殺す。 島崎遥香は目で殺す。

_ 週刊ヤングジャンプ 2012 04・05合併号 続

NEW シンデレラを決めよう!!
テレビ東京のドラマに連動したオーディショングラビア。 一人1ページ2カットで7ページ、撮影は栗山秀作。
野戦病院の外科手術のような、素早く見切って撮って行くグラビア。
カメラマンの側の試行錯誤が限られる分、モデルの側の見せ方の巧拙が出やすいのだけれど、「胸さえ寄せときゃダボハゼが食い付くだろ」くらいのあざといポーズが多いのが気になる。
そんな中でも今井杏南の表情と桜井未来のポージングが面白かった。

まゆゆ漫画家計画 第12回
いつものようにカラー1ページ1カット、モノクロでインタビュー1ページ、漫画本編2ページ。 グラビア部分の撮影は門嶋淳矢。
前回原稿を落としての仕切り直しなのだけれど、今回も締め切りに間に合わず延ばしてなんとかして来ているのだけれど、まゆゆ先生の興味が2次元から2.5次元へ移行しつつある、ましてAKB48のみならず派生ユニットでも中核を担わざるを得ない現状に於いては、不定期の連載でも難しくなっているのかもしれない。
然しながら漫画を描く腕は更に上がっており、抜いたコマと描き込んだコマのメリハリも良く、オタもしっかりしている。グラビアも1ページ乍ら漫画に合わせて作り込んだもので、このまま終わらせるのは惜しい連載。

仮面ライダーGIRLS
企画グラビア5ページ9カット、見開き1箇所。 撮影は桑島智輝。
企画グラビアとしては良く出来ている。

_ 更新情報

コラム置き場に

Google+ 雑感

をアップロード。


2016-12-25 2016 俺アワード(1)

_ 2016 俺アワード(写真展部門)

今年も面白いもの詰まらないもの、唸らされるもの首を捻らざるを得ないもの、息を呑むもの唾棄すべきもの、様々な写真展を見た。

それぞれの感想などは「2016 写真展まとめ」に。

見た後で「写真を撮ろう」と前向きに思えた写真展としては。

石川栄二写真展 「みずとか はなとか はっぱとか」
檜画廊写真展「街の記憶・建物の記憶」
写真展「私的写真集選手権」Vol.4
舞山秀一写真展 [progress]
写真展 『’Inhabitants’ 居住者』
ササガワ ヨウイチ写真展「ヨコハマ モダン スタイルズ」


人そのものより「人の気配」を感じられる写真が私は好きなのだけれど、それをどう切り取るかについて自分とは違う視点で撮られたものを見た後、どう写るのか試してみたり、考えたり。

女性を撮ったものとしては

村田タマ写真展「いまは、まだ見えない彗星」
村田兼一「作家生活20周年を斜めから観る」展
七菜乃写真展 私の女神たち -My Venuses-
it’s me 桑島智輝 × 杉本有美
村田兼一「魔女の系譜」出版記念展
Noriko Sakai 30th Anniversary Concert ~熊本地震復興支援写真展~


私には撮れない種類の写真なので、感嘆するほかない。
村田兼一の写真展は、二度とも財政がカツカツの状態で観に行き、熱に浮かされるように写真集を購ってしまって大変なことになった。 七菜乃の撮る女性の躰は、現実でありつつもそうでない何かのように見える不思議なものだった。

写真展と言うものの企画の仕方、運営の仕方について考えさせられたものとしては

声かけ写真展
『シースルー写真展』1・2
月刊槙田紗子×魚住誠一写真展
Noriko Sakai 30th Anniversary Concert ~熊本地震復興支援写真展~
ミスiD×青山裕企 写真展「わたしだけがいない世界。」
Photo Infinity Tokyo 2016


声かけ写真展は、主催者の趣味嗜好を肯定し喧伝するために、故人を含めた撮影者を利用主義的に扱うところからして不快だった。

被写体がアイドル(もしくはそれに準ずるもの)である写真展でありがちだったのが、写真には用が無くて被写体と接近遭遇を目的とした来場者が多く、写真の前を塞いで屯してしまうこと。
そう言う人がが寧ろ写真の購入者であったりはするので、無碍にも出来ないのであるが。

ミスiD×青山裕企 写真展「わたしだけがいない世界。」は、ミスiDと言う出鱈目な企画の派生イベントらしいいい加減さで、写真を見せると言う事について殆ど何も考えていないに等しい見辛さだった。

Photo Infinity Tokyo 2016は写真そのものの質は悪く無いのだけれど、飲食店街と仕切りなしで接しているので見る環境としては最悪に近かった。
小林幹幸はもっともらしい発言の割に、やっている事は雑なのがいただけない。

圧倒されて帰ってきたものとしては

ZOO 舞山秀一 写真展
東京・TOKYO 日本の新進作家vol.13

刺激を受けるとかそう言うレベルのものでは無く、頭を抱えて帰宅。

今年は神保町画廊、ギャラリー・ニエプス、 tokyoarts gallery などに足を運ぶ機会が多かったが、秋口に東京都写真美術館が(多少問題はありつつも)再開され、年明けにはルーニィが広くなって小伝馬町に移転。

来年はアンテナをより高くして、写真を見て行きたい。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
1998|11|12|
1999|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2000|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2001|01|02|03|04|05|06|07|08|11|
2002|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2003|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2004|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2005|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2006|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2007|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2008|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2009|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2010|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2011|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2012|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2013|01|02|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2014|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2015|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2016|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2017|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2018|01|02|03|04|05|07|08|11|
2019|09|11|
トップ «前の日(12-24) 最新 次の日(12-26)» 追記