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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


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酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2010-12-25 The Sound of Music [長年日記]

_ bump.y クリスマスミニライブ@東京タワー(2010/12/23)

東京タワーのクリスマスイベントは、前の方で見ようとすると相当早い時間に行って場所を取らねばならないが、ステージは高さが2mくらい有るので、遠くからでもそれなりに見ることは出来る。
大人しく遠くから見ることにして、開始時間の少し前に現地へ。

bump.y のイベントとしては結構な集客。 桜庭ななみが映画で新人賞を獲ったりしても、それを前面に押し出す訳でもなく、いつものように淡々と。
ミニライブのほかにCDの即売と握手会。 B.L.T.の生写真引き換え会が併せて行われたのだけれど、通りすがりの客から目に付くところには生写真引き換え所、奥まったところにCD即売所。 相変わらず売る気が有るのだか無いのだか判らない。

突出して年かさと言う訳ではないのだけれど、引率のお姉さん然とした松山メアリの「ちゃんと進行しよう」とする使命感と、自由に振舞う4人の子供たち。 こうなると「若草物語」より「The Sound of Music」といった趣。

1曲目  2人の星〜離れていても〜
2曲目  voice
3曲目  赤鼻のトナカイ(東京タワーSPECIAL)
4曲目  赤いマフラー
(スタッフブログより)

シングル2枚からタイトルチューン、クリスマスソングである「赤いマフラー」、定番の「赤鼻のトナカイ」。
既製品のオケではなく、歌の先生に弾かせたのではと思われるシンプルなピアノ伴奏の「赤鼻のトナカイ」は bump.y ならでは。
こう言う定番の曲を歌わせる場合、安手のカラオケを使うか、妙に凝った当世風のアレンジにしてしまうかするのだけれど、ピアノ伴奏にするところが、そしてそれを味わいに転化できるところが凄い。

クリスマスと言う事で、赤を基調にした衣装だったのだけれど、桜庭ななみだけ色味が違ったのは何か意図が有ったのだろうか。
他の4人が曲のリズムに忠実な動きをしている中、桜庭ななみだけは独自のグルーヴで踊っており、喋っている間は背格好も容貌も良く似た宮武美桜と判別しづらいが、曲が始まるとすぐに判る。

時折、胴間声でメンバーの名前(殆どが宮武祭に向けられているのも面白い)の名前を叫ぶのが聞こえる外は耳障りな雑音はなく、牧歌的な雰囲気の中で進行。

歌ものアイドル界隈が天下を取るの取らぬのと囂しい中、 bump.y はそれとは全く別の位相で幸せな空間を作り上げている。


「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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