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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


1999-12-18 [長年日記]

_ 6時半に錦糸町駅南口で飛良泉先生と待ち合わせ。 

 「早く着いてしまっら、駅ビルの上に中古カメラ屋と本屋が有るから・・・。」と言っておいたら、お互い早く着いてしまってカメラ屋の前ではち合わせ。
 行こうと思っていた餃子屋は見事に閉まっていて、どこにはいろうかさんざうろうろした後で漸く入った炉端焼き屋は、酒は色々有るもののつまみが不味く、川えびの唐揚げならぬ川えびの生揚げが出て来たりして少々興醒め。
 話題は、と言えば、T北大院生Sと最近ついに決裂したとの事でそのあたりの胸くその悪くなる様な話と、大学の自治会・学友会時代の胸くその悪くなる様な話と、それに絡んだ代々木の黄色い人たちとか信濃町の赤・黄・青な人たちとか中◇とか◇◯とかの胸くその悪くなる様な話と、その他諸々の胸くその悪くなる様な話で盛り上がりつつ盃を重ねた。 飛良泉先生は今回も謎の連れを帯同しており、この人もなかなか変で面白く、我々の怪しく低俗な、例えば「ほりのぶゆきの最高傑作は『もののふの記』所収の“ぎやまん侍”である。」などと言う会話にも嫌な顔ひとつせず、かといって某ひたひたの様にそれを聞いてげらけら笑い出すでもなく、淡々と盃を重ねていた。
 一軒目を二時間で追い出された我々は村さ来の看板を見つけていざ入ろう・・・と思ったら店が二階に有る事が判明し面倒になったので一階の何だか良く判らない居酒屋に入った。 ここでひとしきり胸くその悪くなる様な話を続けているうちにふらっと厠に立った連れのYさんは文字どおり雪隠詰めになってしまい、先生が偵察に行ったら「動く気配がしたから」と戻って来て、暫くすると口の端に「お弁当」をつけたYさんも戻って来てとりあへずお開きに。 時々ふいに正気に戻るもののあとはクタクタになってしまったYさんを捕まえた宇宙人のごとくホーム迄引き摺って行って、お二人をお見送り。 帰ってメールチェックして寝た。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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