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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2000-06-28

_ 仕事帰りの

バスの中で電話が鳴り、都内某所に召還されて趣味者某氏の送別会・・・と言うか壮行会の様な物へ。 ここには書けない様な種類の事を、当該の専門用語を織りまぜて口角泡を飛ばして議論しつつオダを上げていたためか、横のテーブルの客が次から次へと入れ代わって行くのがおかしかった。

店を出てから都内某所で二次会。 翌日も仕事の為私は終電前に帰宅した。

次回は一次会あそこで(笑)>関係各位


2002-06-28 長い長い「りょんりょんナイト」

_ 日付が変わって帰宅

7:30ころ始まったんだったと思うんだけれど、終わったのは10:00過ぎ。 長すぎる(苦笑) とりあへず簡単にレポなど。

_ 会場へ

前日にある程度準備をしておいたので、なんとか定時で上がる事が出来た。 現場に着いてみるとまぁ悪そうな奴がたむろしている(苦笑)。 

_ 入場

地下の「アイリーンホール」が会場。 側面の壁は石造り。 アイドルライブをやるような感じの箱ではない(苦笑) 上手側の壁沿いに暗幕が張られて楽屋と通路が作られているのだけれど人が動くと蠕動する腸のようにもこもこ動く。 前のほうは小さい箱だが大入り満員だった。

_ 出番

久保亜沙香→チッピラー→質問コーナー→Remi→小堀有美→沢井なつ美→質問コーナー→2L

チッピラーがたいへん良かった。 詳しくは明日以降に。


2004-06-28 定時で逃げ帰る

_ 第56回 柳家小袁治の会@池袋演芸場

適当に理由を作って仕事を定時で上がり、池袋へ。 定時で上がってもギリギリなのだから厭に成る。 本屋に寄ってから会場へ。

「味噌豆」 林家たこ平
林家らしい、明るい芸風。 声も良く通っていて前座さんにしてはなかなか良かった。
この会は兎に角お客さんの反応が良い。 最前列でメモを取りながら見ているような野暮は一人も居ない。

「都々逸親子」 柳家小権太
こどもの世界で流行るものの話をマクラで振ってから、学校で都々逸が流行っている子供が、親と都々逸のつくりっこをする噺。 中高年中心の客層にはまってウケていた。

「青菜」 柳家小袁治
小袁治師の一席目は「青菜」。 夏らしい噺だ。 前半のお屋敷の中でのやりとりの中の涼しげなのが良い。 それが後半の長屋の暑苦しさをきわだたせる。 その暑苦しさの中での建具屋の半公との珍妙なやり取りに効いて来る。

「紙屑屋」→かっぽれ 橘家竹蔵
居候の若旦那が屑のより分けの仕事をさせられる噺。 屑の中から「都々逸」や「さのさ」の本が出てきて、その度に手を止めて本を読み出す。 「さのさ」あたりまでは流して聞いていたのだけれど、芝居の本が出てくると七五調の台詞回しが実に上手い。

<中入り>

「漫才」 大瀬 ゆめじ・うたじ
ネタに入ろうとした所で「それは聞いた」と野暮な客。 「それでは珍しい話をしましょう。」ってんで、歌謡ショーの司会の仕事などの裏話。 このあたりの機転と引出しの多さは流石だった。

「柳田格之進」 柳家小袁治
良かった。 実に良かった。上半期一番の大当たり。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

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2006-06-28 狂騒

_ AKB48 チームK公演

コンプリートボックスを買う連中が平日なのに長蛇の列。
先着枠は即売り切れなんて狂騒の中、チームK公演。
チケットも販売ではなく、予約券の配布。
その所為か買わなかった人が多かった様で、私が見ていた間だけでも、キャンセル待ちは30人以上入れていた。
今日も宇佐美友紀卒業記念DVDの手売りが行われていたが、中々の売れ行き。

今のセットリストは、今日を入れてあと四回と言うことで、気合いの入った良い出来。
野呂が良い。 吹っ切れた感じ。


2008-06-28

_ 雑記帳から

27日の分を今日の日付で書いてしまったので、そちらは当日の日付で書き直して、最近思う事など。

_ メールが当たらない

仲間内で聞かれるのが「AKB48のメール抽選が当たらなくなった」と言う事。
客の分母が増えたのかもしれないが、それにしても当たらない。 休日はともかくとして、平日でもキャンセル待ちすら来ないとの事。
私は手元不如意で、ここのところメールを出してすら居ないのだけれど、月の初め頃に土日で6公演有って、FC枠と一般枠と取り混ぜて全枠送っても、一公演当たるか当たらないか。

その所為か、AKB48に対する執着は自然に薄れてきて、これまでは劇場中で何が起こっているのか気になってレポート系のサイトにも目を通していたのだけれど、その頻度も減った。
まぁレポート系のサイトの書き手の物の見方が表層的で飽き足らないと言うのもあるが。

_ ブロック経済

プロダクション尾木(小嶋、高橋、峯岸、浦野) → 月額525円×12=6300円
オフィス・ピラミッド プリンセスコレクション(佐藤(由)) →月額893円×12=10716円
サムデイ(篠田) → 月額500円(年会費5500円)
office48 モバイル → 月額315円(メンバー一人あたり)

事務所の総合画像サイトであるプリンセスコレクションはどうなっているのかよくわからないが、他の事務所は有料サイト内でブログを書かせている。
office48 モバイルは、メンバーからメールが送られてくるが、対応キャリアがドコモとauのみで、まぁいろいろ大変らしい。
こうしてブロック経済めいた囲い込みのあおりで、こちらも有料サイトで、チケットの優先予約(上記のとおりで当てにならない)とメンバーブログしか意味のあるコンテンツの無いファンクラブサイトが有名無実化・・・とまでは行かないが、はじめの頃に較べると、更新頻度はかなり減った。
オフィシャルサイトのAKB日誌の更新も有ったり無かったり無かったり。 携帯公式サイトのブログも更新されたりされなかったりされなかったり。
チケットは当たらない。 ブログ読むのも一と散財。 払った代価に見合った商品が提供されるとも限らない。
どうにかならんもんですかね。

_ 書いてるそばから

多田愛佳、菊地彩香、仲川遥香、平嶋夏海、渡辺麻友の5人がプロダクション尾木へ移籍。
これで尾木組は9人。


2015-06-28 パーティーが始まってしまった

_ AKB48 チーム8「PARTYが始まるよ」公演(はじめてのチーム8公演)

「はじめてのチーム8公演」と銘打たれている通り、チーム8公演未見の客を対象にしており、当選確率が高そうなので久しぶりに申し込んでみた。
キャンセル待ちの厳しい番号ながら辛うじて当選。 行ってみたら木更津でのイベントが重なって客が割れた事もあってか抽選枠内で買えた上に入場時の籤運も良く、割と早いうちに呼ばれて中へ。
(ちなみに劇場公演を見るのは2009年7月のチームB以来となる。)
次にいつ観られるか分からないので距離と視野率を天秤に掛けて距離を採ってみた。
舞台中央から半分は見えないが、近くないと見えない物もある。

影アナは鹿児島代表の下青木。 注意事項が原稿の大半を占めるだけに努めて標準語で読んでいるのが微笑ましい。
各都道府県から一人ずつと言うのも面白い。 トヨタがお旦と言うこともあってか、都市対抗をアイドルでやっているような印象。

Over ture から「PARTYが始まるよ」「Dear my teacher」「毒リンゴを食べさせて」
このあたりはチーム8のメンバーについて予習して行かなかったこともあり、歌い踊る目の前の連中より「ああ、ここは数少ない宇佐美のパート」「パーティー砲発射」「ここで成田に合わせて成田の客も前のめり」「『でっきなぁーい』で回る平嶋」など、死んだ子の歳を数えるように過去の幻影を見て涙に暮れる。
チームKでもチームBでもさんざっぱら観た筈なのに、思い出すのは何故かチームAですら無かった、篠田も居なかった頃の立ち上げメンバーの姿。

3曲終わって自己紹介と相成ったが、声はすれども姿は見えずで誰が誰やらのままユニットコーナーへ。
(「お色気担当」は不吉なので止めておくが吉)

ユニットの曲になって漸く人となりが見えてくる。

「スカート、ひらり」
低く地を這うような動きの二人が目に留まる。
帰りに壁掛け写真で横道侑里と谷口もかであった事を知る。 面白い。

チーム8は少なくとも初期の3チームとは違っていて、素人然とした「出来ない子」が居ない。
技倆には矢張り差があり、至らないメンバーはそれなりの役回りなのだけれど、出来ている連中は既に一定以上のレベルに達していて且つ擦れてはおらず、大人の思惑でこの先どうなるかは分からないが少なくとも現時点では純粋培養が吉と出ている。

「クラスメイト」
戸島のソロパートだけが戸島の声で脳内再生される。 戸島の声だけ撰って聴いていた事にほぼ十年越しで気付く。

「あなたとクリスマスイブ」
「演るんだ」と言う単純な驚き。 曲の半ばで立ち上がり、舞台の端まで歩いてくる演出が嬉しい。
死角の多いこの劇場では、人数の少ないユニット曲などでは一曲丸々見えないと言う事もままある。

「キスはだめよ」
プレートメイル衣装の円盤がひん曲がっていて経年劣化が激しい。 大事に使ってよくもたせているとは思う。
立ち上げメンバーも初期チームKの連中も梃子摺っていた曲だが、さらりと演ってのけていて驚く。

「星の温度」
横道侑里と谷口もかが再び登場。 横道は扇情的な動きをしつつも程が良いのでくどくならない。 盛り込み過ぎず、むしろ刈り込んだような印象。

「星の温度」のアウトロで暗転。 ケミカルライトならまだしも、スイッチの付いているペンライトを点けっ放しにする馬鹿が多いのに呆れる。
スクリーンに映像を投影する際には、場内警備スタッフが点けたままにしている客に声を掛けて消してもらっていた。
客席を照らす薄明かりがあって完全暗転にはならないにしても、何故そう言う演出になっているか分からない非常識。

着替え待ちの間繋ぎのお題トーク。 普段喋っている言葉を矯正する必要が無いので、様々な方言が飛び交う国語元年。

「桜の花びらたち」
この曲の衣装のスカートは柔らかな布地で左右に緩く翻して映えるように出来ており、ステップを激しく細かく踏むと裾が暴れてあのり美しくないのだけれど、往時の宇佐美のように16ビートを刻んでるのが居て懐かしさに笑う。
曲の後半で花びらマシーンが起動。 これが動いているのを見るのも何時以来だろう。

「青空のそばにいて」
マイクスタンドを片付けかたがた捌けて行ったメンバーが三々五々戻ってきて曲が始まり、終わりに差し掛かってセリが上がって行く。
私の葬式にはこの曲を掛けて欲しい。

曲が終わって捌けて暗転。 かつてはお座成りだったモップ掛けはやけに入念で二往復。
それを見届けてから散発的な拍手を起点に、醜悪なヘゲモニーの取り合いや、馴れ合いを経ずアンコール。

歌詞に出てくる店の大半が既に無い「AKB48」から「桜の花びらたち」で再び暗転。

通常の「PARTYが始まるよ」公演はここまでだが、チーム8はオマケ付き。
チーム8メドレーから「汚れている真実」「僕たちは戦わない」で終演。
メドレーからはゴリゴリしたダンスナンバーが続く。
これが踊れればパーティー公演の曲は軽くこなせると思うのだけれど、流して演る事も無く、盛り込みすぎて壊す事も無い。
この辺りの匙加減は裏方がコントロールしているのだと思う。

オケの音が途切れて止まり途切れたところから始まるトラブルがあったが、何事も無かったかのように曲に入り、厳しく仕込まれているであろう事が見て取れた。
歌より踊りに重きを置かれているのかオケの被せは強めで生歌感に乏しかったのは疵だが、思えばパーティー公演はそう言うものだった。

オマケがたっぷり付いて2時間近く。 資本主義の有難さ素晴らしさを改めて感じたチーム8公演であった。

_ チーム8公演雑感(1)

“はじめての”と付いたせいもあったとはおもうが、今日のチーム8公演の客の大半が擦れっ枯らしではないライト層だった。 なんというか、ペンライト振っときゃ良いと思ってるような、騒がず手拍子すらしない静かな客。
「アイドルはペンライトを振って見るもの」と言う先入観に囚われている所為か、常に両手が塞がっているので音の出る拍手をしない。  そう言う客が増えてはじめて「売れた」と言うことなのだと思う。
AKB48劇場で公演を観ていて、客で不愉快な思いをしなかったのは初めてかもしれない。 それくらいおとなしかったが、盛り上がっていない訳ではなく、馴れ合いとか悪目立ちが殆ど無かったと言うこと。

_ チーム8公演雑感(2)

ざっと見て何で採ったのか初見では判り難いの(大江・小林枠)がおらず、見た目も歌も踊りも水準以上。 このあたりのクォリティコントロールがトヨタらしくあり、ともすれば詰まらなさに繋がってしまうところを上手いこと見世物に纏め上げている。
「とても良かった」と友人に感想を伝えたところ「(運営側の評価基準で)上から7人出てなくてソレです」と告げられで唸る。
通常1チーム20人凸凹のところ倍以上居る訳で、層の厚さはあるにしても、良いチームとして出来上がっている。
既存のAKBとの接触を嫌う向きが多いのも頷ける純粋培養ならではの清新さ。

_ チーム8公演雑感(3)

劇場公演は蔑ろにされ、接客営業系イベントが活動の中心になって久しい。 そしてそれは今後もそのままであると思うのだけれど、劇場公演はしっかり行われていた。
嘗てのように訳知りの擦れっ枯らしが屯する場ではなく、入れ替わり立ち代わり様々な客がやってくる。 初めて来る客の方が多いのかもしれない。
そうした客でも分かるように繰り返し説明をし、戸惑いを見せる者には声を掛け、世知辛い諸々で煩瑣を極める入場手続きも遅滞無く行えるシステムを組み上げられている。

「大声ダイヤモンド」の劇場盤握手会の時だったか、劇場スタッフの郡司氏が「悪いことをする人は沢山居るのだけれど、有名客じゃないから把握しきれない。」とボヤいていたのだけれど、そうした苦い経験をが生きてか、煩わしい手続きや規制が増えに増えても定刻通り開場開演出来ている。

AKB48は、まだ死んでいなかった。 少なくともAKB48劇場は正常に機能している。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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