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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2002-12-13 体内時計が滅茶苦茶だ

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

# たけだ [ゑろいひとは実は貧乏神なので殴ると末代まで祟られますよ〜〜〜!(爆)]

# 墨田ペトリ堂 [りえくらぶひみつ基地は、予想以上に良かった。白ホリスタジオで良かったのは初めてだ。レポは明日。今夜も暗室作業です。]

# そりっち [いえ、ゑろいひとは福の神なので殴るとお金に縁が無くなりますよぉ〜(笑)]


2003-12-13

_ ボーナスが出た

5000円。

_ 阿部千明、桑原彩美DVD発売イベント@ヤマギワ

疲れが溜まっていたのと金が無いのとで昨晩は暗室には入らず、家で寝ていたら昼まで延々寝てしまい危うく寝過ごす所だった。 こう言う日に限って道が混んでいてバスが遅れたりしつつ秋葉原へ。 ソフト7Fで整理番号1〜50、映像館2Fで整理番号50〜100、100以降は再びソフト7Fと言う割り振りになっていたので、「50売れてるかなぁ・・・」等と考えながらソフト7Fで買ってみたら103番。 少なくとも50本は売れたらしい。 客が顔見知りのりえくらぶ常連だったらどうしようかと思っていたので、先ずは一安心。
会場に入ってみたらほぼ満員。 立ち見も出ていた。 司会はかがわりえ社長、・・・なので予想通り進行はぐだくだ。 途中はぐだぐだなのに、最後は帳尻が合ってちゃんと終るのはいつもながら謎だ。
阿部千明はサンタ衣装、桑原彩美は現在撮影中のネット配信のドラマ「みらい少女シェリーココ」の衣装。 客の多さに驚いて取り乱しているのが微笑ましい。
撮影裏話などのあと撮影タイム。

かがわ:「では2人は水着に着替えてきます」
客:「その衣装も撮りたい!!」
かがわ:「では、かがわ独断で・・・」
って事でサンタ、ココ衣装→水着に変更。
撮影時間は
かがわ:「撮影時間は1分で」
客:「みじかいっ!!」
かがわ:「じゃぁ1分10秒で」 
とこちらも変更。 で、1分にしては長いなぁ・・・と思ったら
かがわ:「すいません!かがわ計ってませんでした!!」
・・・といつも通りで安心。
撮影タイムは望遠+ストロボ装備のAF一眼がズラリ並んじゃってるんでそちらに任せて横合いから2〜3枚。 こんな状況では私が撮りたいような写真は撮れっこないので記念撮影。
さらには撮影会の前にジャンケン大会をやるのを忘れていて撮影会終了後にやり直したり、訳知りの客は怒らないにしても、他の客が怒り出さないかとヒヤヒヤし通しだった。 私はむしろこう言うユルい仕切りを楽しみに行っているのでこれで良いんですが。
最後に2人が今日の感想を言う段になったら、2人とも感極まって涙、なみだ。 そりゃ、客の方でもこんなに集まると思ってなかったくらいだから、当人達はさぞ驚きもし、嬉しくも有ったことだろう。 最後に握手会、プリントした写真を贈呈。
ちなみに客で フエ ことMANIAKKU。 ティアラ男 と クマ(キクチくん) は居なかった。

_ 出待ち観察

店の外に出たら無銭ガッツキ集団がとぐろを巻いていたので撤収完了まで店外で待機。 無事帰れたようなので我々も撤収。

_ 不動院寄席「冬の新作発表会」

末広町の「黒船」でラーメンを啜ったてから大江戸線で六本木へ。 開場前に着いてしまっても場所柄私のような人間が時間を潰す場所が無いのが辛い。 最寄のコンビニも狭くて立ち読みスペースが無い。
時間より早く入ってお不動様に挨拶をし、手水を使ってから入場。いつもは十人凸凹、少ないと4〜5人なのに、今日はなぜか入りが良く、ほぼ満席。
いつもは前座のらく次さんが口開けなのだけれど、二席やるからか志ら乃さんから。

「平林」志ら乃
円楽師匠の落語会で開口一番をやった話から有名な「シュークリーム稲荷寿司事件」(円楽師匠が楽屋でシュークリームを食べて「随分甘いお稲荷さんでさぁねぇ・・・」と言ったという伝説)なども交えたマクラから。 旦那さまから「平河町の平林さん」への手紙を届ける事を言い付かった小僧の定吉。 「平林」と言う漢字が読めないため通りすがった人に尋ねると誰も正しく読めないために大混乱に陥る噺をさらに馬鹿馬鹿しく話しを大きくしてインド映画みたいな画期的な展開にしていた。 ただ、途中から「定吉」が「竹さん」に名前からキャラクターまで変わってしまっていた。 最初から竹さんにした方がオチに繋げやすいんじゃないかと思った。

「宿屋の富」らく次
田舎大尽の振りをして宿屋に泊まった男が主人から富くじを買わされて一文無しに。 その富くじが当っちゃって・・・と言う噺。 この人の落語はいつも貶す所が殆ど無く、安心して観ていられる。 今回も貶すような所は無く、楽しく観る事が出来た。

「新作」こしら
「今月は『冬の新作発表会』なのに誰も作ってこない・・・」とボヤいた後、「今回作ってきた奴は酷いです」「ホントに酷いです」と前置きした上で「僕は二ツ目で50席出来ますから、他の奴をやりましょうか?」と客に撰ばせる。 「ヒドい」と言われると、そのヒドいのを聴きたくなるのが人情。 確かにヒドいっちゃヒドいんだけど、これは2度とやらないと思うので貴重な経験では有ったと思う。

「二番煎じ」志ら乃
中入りを挟んで志ら乃さんがもう一席。 プログラムには有っても時間が押すとやらなかったりするらしいのだけれど、一席目にやったのが軽い前座噺だったのもあってか、今日はプログラム通り。
平林でトチったという話からすぐに噺に入った。 火の番の夜廻りの話、廻りながら謡やら唄やらが挟まるしなかなか難しい。 その辺りは無難にさらっとこなし、ドタバタに出来る所を膨らませてやっていたようで、これはこれで良いと思った。

「大近況大会」
客の入りが良い為かこしらさんのテンションがいつに無く高く饒舌。

_ 都内某所へ

風邪を引いたらしく落語会の最中から頭痛がしてきて、いつもはそれなりに埋めてくるアンケートも申し訳程度に書いて都内某所へ。 着いたら即就寝。 頭痛が治るまで寝ていた。


2006-12-13 風邪は小康

_ 訂正

「SHIPのメンバー」を募集と言う事ではなく、「S.H.I.Pのメンバー」を募集との事。
「S.H.I.P」ってのはプロジェクトの総称であり、その中のユニットが「SHIP」。

_ SHIPの今後

「新メンバーが入ったら、旧メンバーや既存ユニットはどうなるのか?」と言う質問と、送り手側からの答え。
私が何より好きなのは、文中にもある「夢に向かって、今「出来る事から」「出来る人が」「出来る方法で」進める」と言う送り手側の姿勢。 「先ず動く」と言う事。

_ 大江朝美の何かを変える力

AKB48公式ブログに大江からのメッセージが掲載された。
この子も自分の出来ることからやってみるタイプだと思う。
元気が無かったので有り難く見せていただいた。 

_ 立川志ら乃独演会

ちょうど開演の挨拶のところに到着。 この人にしては客の入りは芳しく無かったが、それでも平日の夜に40は入っていた。
抽選で選ばれた客4人がリストアップされた根多の中からリクエストする方式で4席。
選ばれた客が揃いも揃って軽い根多を選びゃぁがったんで、前座勉強会みたいな構成になっちゃった。 前回だか前々回は重めのが3つ並んじゃったらしいし、スリリングで面白い企画ではあるものの、客が分かってないとぶち壊しになるのが難しい。
次回からはこのリクエスト方式を前半に持ってきて、後半に根多卸しや大根多を持ってくる構成に変えるそうだ。

「反対俥」
「時そば」
<中入り>
「道灌」
「壷算」


本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

# viagra [この間も俊太郎の詩をお http://www.stlouisbusinesslist.com/business/5..]

# Grtmutzc [ http://www.stlouisbusinesslist.com/business/5021837.ht..]

# Dwightsa [cialis how long does it last <a href=http://dstvmediasale..]


2015-12-13 濱野智史を骨までしゃぶって利用し尽くすべき

_ エコプロダクツ2015 PIP:Platonics Idol Platformトークショー

東京ビッグサイトで開かれている環境系見本市に濱野智史とPIPが出演すると言うので見に行ってきた。

イベントステージを見る分には入場者登録は不要と書かれていたが実際には必要で、そのあたりの手続きに手間取っている間にイベント開始時間を迎えてしまい、見られたのは途中から。

「日本のアイドルはエコロジーを超えた」なる濱野らしい煽りが付いており、

現代日本のアイドルは最先端のエコロジーモデル!? 自分たちの存在のみによって新たな価値を創造し、感動を与える日本のアイドル文化がサスティナブルな社会の実現にどう貢献できるのか、アイドルグループ「PIP」のプロデュースを手がける批評家・濱野智史氏と、PIPのメンバーによるトークショー。もちろんPIPのパフォーマンスもお届けします!

との事前告知はあったが、トークショー部分は事前の準備を碌にしていなかったらしく、薄っぺらな内容に終始。
「アイドルとエコロジー」について話す時間があることを予め伝えてあれば、また違った展開も出来たと思うが、メンバーは明らかに詳細を知らされないまま立っていて、ここ一年で培った舞台上での反射神経だけで乗り切っていた。
濱野の難点は喋らなくて良い事に関しては饒舌でありつつ、肝心な事を碌すっぽ説明しないところであり、それが厭な形でまた出た。
メンバーにしても裏方の大人にしても、一年余付き合ってその辺りは解っている筈であり、それを踏まえた上で利用するくらいの図太さは欲しい。
濱野の側からの説明や伝達が無ければ聞き出す努力はすべきだし、なんなら頭越しに先方の担当者を突付くくらいの事はしてもよい。

濱野とメンバーのこうした公の場での遣り取りの特質は、メンバーの無知や無定見を論って笑いの種にしない事。
頓珍漢な発言があっても「なんだそりゃ」と驚きつつ「まぁいいんだけど」「まぁそれが○○らしさなのであるが」と深入りせず流してしまって枝葉を追わない。
これは美点でもあり困った点でもあって、論って晒し者にしない代わりに発言を掘り下げてメンバーそれぞれの魅力を伝える事もしない。
全ては濱野の中で完結してしまってお仕舞い。

頭の良さには「切れる」良さと「強い」良さと二通り有るとは坪内祐三の言であるが、石川や小室や空井が「切れる」方だとしたら、瑞野はじっくり考えて答えを導き出す「強い」脳味噌。 正解は導き出せるが機転は利かない。
メンバーの特質を理解し、美点を引き出そうとする気があれば、事前に考えるヒントくらいは与えておいて然るべきだったと思う。

「アイドル=エコ」である具体例としてPIP発足当時の理念や会議室時代の創意工夫が示されたが、一般層には目新しく映るかもしれないあれこれも長く見続けてきた客には既に破綻したものでしかなく、そこからどう展開していくかについての提案が無いまま終わったのは実に残念であった。
メンバーとの衣装も靴もそろそろボロボロであることに関する遣り取りも、「次の曲が決まらないと」とお茶を濁してお仕舞い。

PIPの強みは、濱野がプロデュースをしていることによって出演依頼が来たり、捻じ込めたりしているイベントが有る事であって、「客層が被ってパイの食い合いになるような対バンライブしか出る場所が無い為、それ以外の層に売り込む手段が無い」事による苦労は無くならないまでも或る程度軽減されている。
出したCDがそれなりに売れたとは言え、こうしたイベントに出られるのはプロデューサーとしての濱野あってこそなので、 完全に興味を失い、やる気を無くして「灰さやうなら」と手を引いてしまう前に、メンバーも裏方の大人も濱野智史を骨までしゃぶって利用し尽くすべきだと私は思う。

濱野が筆禍舌禍の人であることはPIP始動以前から判り切っていた訳で、最近の言動を問題にしての濱野不要論には、私は与しない。
濱野は感情を害するような言葉を意識的に(また無意識的に)発する事に無頓着で、それによって発生したしこりが意思の疎通を妨げることを意に介さないというか、避けられないリスクだと思っている節がある。
脱退や分派が相次いだ原因は其処に有るのだけれど、理解されない・伝わらない諦観の中に在るので、受け手が解釈して行かないと話が始まらないし始まっても続かない。

好悪と良否の別が付けられない向きが濱野のやった事・やろうとした事を全否定する勢いで腐しているのを目にすることがあるが、対象が人間ではなく感情を損なうことの無い実務的な部分であったり、対話を必要としない濱野自身の工夫で改善できる部分などを出来上がった状態で他者に移管できたところなどは、新しい試みであっても成り立っているものはある。

・発想は良く、手段を誤まらず、成果を得られたもの。
・発想は良かったが、手段を誤り、成果を得られなかったもの。
・発想から間違っており、手段も誤まった為にさんざんだったもの。

この辺りの検証と切り分けは必要になるが、濱野の描いたアイドル像が完全に間違っていた訳ではなく、やり方次第でまだどうにかなると私は考える。
濱野本人が飽きてしまった今、メンバーと残った裏方で何とか立て直していただきたい。

後半はミニライブ。
これまでワイヤレス(とダミーの)マイクでしかやったことが無い連中が生きた5本のワイヤードマイクを渡されて四苦八苦。
絡まぬようにフォーメーションの切り替わりでマイク受け渡しなんて小技を知る由も無く、哀れ舞台中央には絡み合ったケーブルの山が出来てしまった。
音響屋には災難だが、これは致し方ない。

アイドル目当てで来ている方が寧ろ少ない現場では、客の振舞いも場に即したものが求められる訳であるが、

・慎む(アイドル目当てではない民間人に同化した便衣隊)
・弁える(アイドルが来ていると言うので見に来た民間人に擬態して手拍子程度に留めるノンセクトラジカル)
・推し量る(周りが静かなので声援は控えめにして光る棒を振る穏健派)
・我を張る(やりたいことをやる突撃隊)

が存在し、比較的静かな見本市会場に突撃隊系の客の奇声が響き渡る愁嘆場。

濱野は自前のイベントでは可能な限り統制をしない方針を貫いており、それは自前イベントに於いては間違っていなかったと思うが、呼ばれて出演した外部のイベントでは、それなりの配慮をすべきだったと思う。
現状でPIP客の情報源はほぼインターネットであり、SNSで発信する情報で客の凡そには伝えることが出来るので現場ごとにどこまで可能であるか・何が不可能であるかについての情報は共有され、統制することなく一定の秩序を保つことは可能である(これはCDのリリースイベントでも実証されている)
それをしなかった場合どうなるかというのが、今回のイベントの惨状であり、こちらも今後に生かしていただきたい。

_ 2015年12月 PIP定期公演(空井生誕)

小室と瑞野が学校、濱野が体調不良でお休み。 山下が珍しく出演。
実質、歌って踊れるのが石川・空井・福田の3人だけ。
定期公演ではあるがイレギュラーな日程なのでバラエティー番組部分も無し、と言うことは司会の石橋もいない訳で、全て自分たちだけでやらなければならない。

ライブ以外の部分はそれなりに練られており、トータライザーを使った「ぶっちゃけトーク」的なものや年末の定期公演内でやる「PIP紅白」の前振りなどで間を持たせ、ライブはライブで何とか形にはしていた。
三人半しか居ない状態で公演を公演として成立させられたのは褒めて然るべきであるが、それは内向きの話であり、対外的な訴求力に成り得るかと言うとなかなか難しい。
これだけの損耗率にあって組織的な抵抗が出来ているのは驚嘆すべきかも知れないが、反転攻勢に出る余力までは持ち得ていないし、年末を以って福田も辞めてしまうとなると現状維持すら厳しい。

空井の生誕コーナーでは、間繋ぎの意味合いも有ってか出演メンバーを含めてお祝いビデオレターが流されたが、CD選抜組以外は休業中の豊栄と永瀬、開店休業中の山下のみで派生ユニットに行った森崎と工藤からのものは無く、正式な告知はないものの袂を分かったものと思われる。

エコプロダクトの件も含めて色々書き連ねたが、そんな事は百も承知で且つそれ以上の懊悩を抱えつつやっているアイドル稼業だとも思う。
年内に何かしらの打開策が提示されることを願いつつ、年末の定期公演を待ちたい。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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