表題は故人の口癖。個人を偲んで都内某所で朝まで呑み。 死んだから話せる碌でもないエピソードが芋蔓式に出てきて大いに盛り上がった。
「残りの人生は消化試合だ。」と言っていた癖に、サドンデスで試合を終らせる所はものぐさなあの人らしいなぁ、・・・と思った冬の夜。
電車が動いたので帰宅。 仮眠してから亀戸サンストリートへ。 見てても無茶苦茶つまんないと言うオーディションを見る前にさぁカレー喰い放題・・・と思ったら、店内にはどこかで見たような女子4人とマネージャーらしき男子2人がカレーを喰っている(苦笑)。 暫らく待ってから入店し、30分1本勝負でカレーに挑み、文字通り「辛くも勝利」。
サンストリートの中庭ステージで週末にやっているライブに出るためのオーディション。 大半の出場者はアマチュアの域を出ない、お寒い町内会の夏祭りの余興レベルのしょっぱいもの。 BiBiを含めた最後の3組以外はいただけなかった。
BiBiを見るのは3度目なのだけれど、見るたびに明らかに良くはなってきている。 公開オーディションと言う、普段のライブやイベントとは違う特殊な状況に緊張した所為か、出だしで声が小さかったり、普段ワイヤレスマイクを想定した練習しかしていないのだと思うのだけれど、ケーブルの捌きに苦労したりしていて、審査員からも講評の中でそのあたりを指摘されていた。 審査員の講評でBiBi本人に附いて指摘したのはそれだけであって、あとは「オケの音が悪すぎる、なんとかしろ」とか「本人に言っても仕方の無い事」に終始。
私の目から見ても本人達より事務所側のアラが目立ったように思う。 営業でどこかへ出るとして、ワイヤレスが4本揃っている所が果たしてあるだろうか?。 ワイヤードでちゃんと動ければ、当然ワイヤレスでも行ける訳であって、営業展開まで視野に入れた練習内容を考えるべきだと思った。 また、オーディション本番が13:30からなのに、13:00までカレー屋に居るってのはマネジメントを生業とする者としてどうなのか? それ以前に、歌って踊らなきゃいけないオーディションの前に重い食事をしちゃうのがそもそも問題ではある。
この項の冒頭で「見るたびに明らかに良くはなってきている。」と書いたが、これで漸く客前に出せる最低ラインまで来たと私は思う。 問題はここから先、どうやって展開して行くか。 本人達は与えられたノルマを確実にこなしてパフォーマンスの質を上げてきているので、今後どんな課題を与えて、どう言う方向に持って行くのか、そのあたりをきちんと考えて欲しい。
次のライブまで時間が空いたので秋葉原へ出て茶でも飲むことにしたのだけれど、わんこ☆そば閣下が笈を担いで都会へアイヲタ修行に出てきて幾星霜、未だにスターバックスへ行った事が無いというので、necca秋葉原店のスタバに行く事になった。
「長い名前の訳の判らない物ほど旨い」と入れ知恵をして、キャラメルアップルサイダーあたりで地獄を見てもらおうと思っていたのだけれど、信用していただけなかったようで、「スターバックスラテのトール」等という当り障りの無さそうな物を注文していた。 逆に、この糞寒いのにマンゴーシトラスフラペチーノのグランデなどという酔狂な物をたのんだ私の方が、冷たいは寒いはで地獄の1丁目の手前辺りまで逝く羽目になった。
開場17:00、開演17:00と言うふざけたスケジュールを真に受けて時間前に行ったら開場は遅れるは開演ってのはライブ前のDJタイムの事だったりして少々ゲンナリ。 入り口でアルテミス野間が星野みなみのチラシを配っていて更にゲンナリ。 野間だったので受け取らなかったんだけど、野間はどうでも星野みなみ本人には何の罪も無いので、チラシくらい受け取っておけば良かった。 気分直しにドリンクコーナーへ、頼んだジントニックは旨くて量も多かった。
夕焼けニャンニャン最終回のVTRをサイレントで流しながらDJの人がハロプロとかを回したり煽ったり。 客の大半がだれている中、田中寅彦九段(仮名)だけはのっけから良い動き。 この日の客MVP。 私なんかがダレダレで居眠りしているような出演者の出番でも頑張って盛り上げていた。
印象に残らなかったのは割愛して短評。 星野みなみはアルテミスらしいベタな曲と、B'zやら渡辺美里やらを取り混ぜて年寄りを喜ばせていた。 MCでは、一旦デビューしたものの、ごたごたに巻き込まれてダメになり、家に大量のCDが送られてきたりしたけれど、2年経ってまた歌が歌いたくなったので今の事務所(アルテミス)に入ったなんて話をしていた。 こういう歌に拘る娘の受け皿としてならアルテミスの存在意義もまだ有るのかな・・・と思ったりもしたが、野間くんの ☆北斗星☆ 氏ばりの潜望鏡プレイを見ていたらそんな気持も萎えた。
Merry++は最前に正座する客が数人。 3曲だけだったり、どう盛り上がったらいいんだか判らなかったりしつつも、なんとなく満足させてしまう所はさすが池田早矢加。 やっている事への違和感や居心地の悪さを、「歌って踊る池田早矢加」を見られる満足感が打ち消しちゃっている。 スタッフだかブレーンだかそんな感じの業界人っぽい人たちが、ヴォーカルの2人にドリンクコーナーの脇でダメ出し大会をしていたのだけれど、客前でそんな事をする事自体が大間違いであって、こう言うやり方をする奴の言う事なんざそのやり方からして信用出来ない。 「またスタッフに恵まれていないのかなぁ・・・」と不安になった。 どう言う売り方をしたいのか、それを買う客は一体誰なのか、そいつらはここに居るのか、etc...。 始まったばかりなんだから次回までにスタッフが考えてくれれば良いのだが・・・。
CutiePaiは実に楽しい。 トータルで見たら矢張りこの日一番だった。 お忍びで後ろの方から見ているときの私服モードの時と、あの特殊な(苦笑)ステージ衣装になってからとでは全く印象が違うのにも驚いた。 そう言えば、11/21の日記で触れたガイキチビデコがスタッフ腕章をつけていたのでビックリした。 今日も客前に立ちふさがってビデオを回しつづける芸風は健在。 カメラを構えて撮影している最中に前に立ちふさがられる事数回、今日は私も殴ろうかと思った。
一脚が壊れるぐらい殴るのですか?