今日は野暮用があったので、普段使っている私鉄ではなく国鉄で帰ったのだけれど、電車がホームに入ってきてドアが開くと見るからにヤバそうな奴がドアの前で仁王立ち。
裸足にスニーカー、パジャマのズボンをぶった切ったようなよれよれのバミューダに襟回りが伸びきった下着のシャツみたいなTシャツと言う出で立ちで、5ヶ月くらい床屋に行って無さそうな蓬髪、間断なく唾液が溢れているらしく定期的に足元に唾を吐いている。 ただ「向こう側」へ行ってしまった人ではなく、目つきと肌の色から見てオクスリを使われている感じ。 流石に怖いので不穏な動きがあったら対応できる位置のつり革に掴まった。
乗り換え駅の手前でそいつは居なくなったのでホッとしたのもつかの間、前に立った男の挙動が怪しい。 鞄を下に置き、つり革にも掴まらずに寝始めたのだけれど、これがまた尋常ではない熟睡っぷり。 電車が揺れるたびに前後左右にふぅーらふぅーら揺れるが倒れない、しかし回りの人にガツガツぶつかっても起きない。 ・・・眠剤でしょうか?。
漸く乗り換え駅に着いたと思ったら後ろで何か叫んでいる奴が居る。 ・・・アル中。