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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2004-09-23 酒田日帰り [長年日記]

_ 酒田へ

KAZIさんの車に便乗して酒田へ。 今回はKAZIさんの気力体力に余裕があれば、日帰り。 無ければKAZIさんは泊まりで、私だけ日帰りと言う事で出発。
墨田区→某所(よわごし氏を拾う)→ごりぱん城(かりんさんを拾う)→佐野藤岡から東北道→山形道→酒田。
酒田着は12:30過ぎ。

_ 昼飯

時間的な余裕は無かったので、私一人で「しばらく」へ行き、寿司をつまんだ。
ガサエビ漁が解禁になったのだけれど、今年は卵を抱くのが早いそうで、ガサエビそのものの他に、軍艦巻きで緑色の卵をいただいた。 旨い。
生のアンキモ、ブリコも軍艦巻きで。 他にはソイ、ワラサ、アラなど白身を中心に。 
味噌汁は焼き茄子と茗荷とイギス。 焼き茄子を筒切りにしたものを味噌汁に入れるってのは考えつかなかった。 旨かったので、今度やってみようと思う。
オマケでハモの煮付けをいただいた。 骨が鋭くて硬いが、締まった身と、ねっとりした皮が実に旨い。
また来月まで頑張って働こう。

_ 地方アイドル秋祭りvol.2 @中町モール(SHIP、LOVE YOURS)

学校行事で一旦流れたこの組み合わせであったが、奇しくも両グループ共全国ネットのテレビ番組に出演した後でのライブとなった。
ゲストのLOVE YOURSが先に登場。 歌も振りも一定以上のレベルにはなっており、MCも多少取って付けたような部分はあったが、それなりに。
ただ、オリジナル曲以外の曲の選択(「からっぽ」「世界にひとつだけの花」)で制作側のビジョンの無さを露呈。 コアな客の望む方向ではなく、一般客へ向けた判りやすい曲と言う狙いは理解できるが、淡々と流れてしまい盛り上がりにも欠ける。
MCではポップジャムへ出演した話題に触れていたが、曲の尺の短さ、「さん付け」で呼ばれる素人同然の扱いなど、手放しでは喜べない部分が散見された番組だっただけに、無邪気に喜んでいたのが気になった。
気になるついでに書いておくと、髪の毛、メイク等、「かわいく見せる工夫」が希薄だったように思う。 これは本人達よりスタッフ側の問題。
オリジナル曲「GAMUSHARA」をもう一度歌ってLOVE YOURSの出番は終了。 いつもアンコールは無いそうだ。

SHIPもポップジャムの紹介VTR撮影と、「おすぎとピーコの金持ちA様×貧乏B様」出演時の裏話を中心にしたMC。 おすぎとピーコの毒舌に短絡的に反応して掲示板に「かわいそう」的な書き込みをしたファンが居た所為か、収録時にいろいろと気を使ってもらった具体例を挙げつつ、楽しい話として纏めていたのには感心した。
本人達の好きな曲を中心にして撰んだと言っていたが、終盤に差し掛かると「今日初めて歌う曲です」と曲名を言わずに歌へ。

鐘の音が印象的な聞きなれたイントロが流れ始めると、客の間からくぐもった唸るようなどよめきが起こった。 ついに「はんぶん不思議」を持ってきやがったのだ。 これにはやられた。 鼻の奥がツンとなり、甘苦い感傷が胸にこみ上げる。
一曲目の「僕だけのピンナップガール」以外はどれもカバーだったが、単なるコピーではなく、オリジナルの良さを生かしつつ自分達なりに歌いこなして自家薬籠中の物としている。
本人達も色々と期する所があったのだろう。 気合の入ったこれまででも指折りの良いライブだった。 商店街の売り出しのある「中町の日」の翌日の定例の日曜ではない為か、LOVE YOURSの出演時にはそれほど居なかった客が、SHIPの出番になった途端にわらわら増えだしたのには驚いた。 倍以上にはなったと思う。
2日で4時間しか寝ないで行った為に、あとで大変な事にはなったが、今回は行って良かった。 また来月まで生きていようと思った。

_ 帰路

休み休み南下。 3:30ころ帰宅。 KAZIさんには過大な負荷をかけてしまった。
その日のうちに帰らなければならないのは、たいてい私だけなので、今後は出来るだけ公共交通機関を使おうと思う。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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