図らずも知人と連番。 機械のトラブルとかで開場は遅れに遅れ、抽選が始まったのは七時過ぎ。
籤運はさっき使い果たしたらしく、二十巡近くの入場。 それでもなんとか下手ブロックの全体を見渡せる席にありついた。
影アナは早乙女で、七時二十分を過ぎて漸く開演。 導入部は端折って、小芝居は円陣の部分から。
田名部の動きが頭抜けて美しい。 動き出すとパッと華やぐ。
米沢は高い位置で左右に幅を持たせたポニーテール。 これは実に良かった。
ジュニアアイドル好きがよく口にする「14歳最強説」を裏付ける、渡辺の大人びた雰囲気と子供っぽさの微妙なバランス。
浦野の自由すぎる自己紹介と称したフリートークの後で、いつも遣りにくそうな早乙女の自己紹介。 それでも何とか自分の話に引き戻して〆ている。
早乙女にとっては良い経験になっていると思う。
気が付くと仲川が居ない。 部分出演とのこと。 鬼の霍乱。
「純情主義」でバックダンサーを務める研究生の中西の放つギラギラしたやる気が目を惹く。 「渚のCHERRY」でバックダンサーにされてしまったミネギシの放っていたそれに似た、下剋上オーラのようなものが中西からも出ている。
おやつ公演では終始笑みを浮かべていた「鏡の中のジャンヌ・ダルク」の米沢。 修正してきたのかマチネでは笑顔控えめ。
早乙女は動きに緩急を付けられるようになって来た。
海苔が張り付いたような仲谷の前髪、激しく動いて眉と額が見えた時の方が可愛い。
近視眼的な沿岸漁業から未来思考の栽培漁業へ転換した柏木の今後に期待。
研究生コーナーはかなり端折られてしまい、「名前→ありがとうございました」のみ。 客席はざわつくも、既に諦めムード。
以後、児童福祉法のタイムリミットと追っ掛けっこで進行。
時間切れ5分前でなんとか終演。
AKB48の厭なところは、戸島然り、佐藤(夏)然り、田名部然り、地道に努力して良い仕事をしている連中が中々報われないところであって、鈴木も松岡が復帰すれば「狡兎死して良狗烹らる」と成り兼ねない。
まァ煮られはしないにしても、良弓がお蔵入りと言う事は大いに有り得る。
報われる事が無いでもないので、腐らずやっていただきたい。