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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2010-06-01 審美眼 [長年日記]

_ Gザテレビジョン vol.16 大尾

SKE48
SKE48から大矢真那、木下有希子、矢神久美、小木曽汐莉、向田茉夏。 松田和弘の撮影で4ページ16カット。 見開きが1箇所。
チームSから3人、チームKIIから3人、1期生2期生3期生から2人ずつバランスを取って連れてきている。

何処からどう撮っても絵になる、ぱっちり二重で判りやすい顔の連中はそれなりに撮れているが、一寸判りにくい大矢真那は割を食った感じ。 これでは何故大矢が支持されているのか写真からは伝わらない。

写真が小さい割りに妙に引いて撮っていたり、判型の大きさが生かされておらず、散漫な4ページ。

松井玲奈+松井珠理奈
桑島智輝の撮影で12ページ31カット。
松井玲奈のみで5ページ、二人で2ページ、松井珠理奈のみで5ページ。

松井玲奈は様々な角度から撮ってもらっており、柔らかく光の廻る屋内での撮影と言う事もあって柔らかい表情なのだけれど、ここでも写真選択が雑で損をしている。
見開きの写真は構図としては面白く、細長くて白い松井玲奈の特質をよく捉えているし、ピントの位置も深度も露出も適切なのだけれど、目の高さより少し下から寄って撮っているのでパースが付いてしまっており、悪い写真ではないが見開きで使う程では無い。
ページを繰ると2ページ使って23枚散りばめてあるのだけれど、これも無意味なコラージュ遊びに過ぎず、当たりのカットもハズレのカットもごちゃ混ぜになってしまっている。
多少なりとも審美眼があれば、このあたり取捨選択して無駄齣は省けるのだけれど、それが無い。 実に勿体無い。

二人並んだカットは、屋内ながら光が強すぎるのと衣装が白いのとの相乗効果で松井玲奈の目が一重に。 このあたりが撮りにくいところではあり、松井珠理奈の安定感が際立つ。

松井珠理奈はアップ多めで5ページ、うち見開き1箇所。 粗雑に扱いづらい威厳のようなものすら漂っており、常識的なレイアウト。
最後の一枚が凄い。 完成された年齢不詳な美しさと、年相応のあどけなさの残る部分が危ういバランスで同居する松井珠理奈の"今"を上手く切り取っている。
これが有りそうで、無い。


「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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