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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2013-06-09 原生種 [長年日記]

_ ウェザーガールズ 3rdシングル「恋のラブ❤サンシャイン」リリース記念イベント(亀戸サンストリート)

親子連れ買い物客向けの抽選会を挟んで昼夕二回廻しのイベントの二回目を観覧。
此処のところ寒暖の差の激しい日々が続いていたが、急に暑くなった日曜。 買い物客も多い。

ステージ前ベンチを柵で囲い、その内側がCD購入者向けの優先観覧スペース。 CD購入者を一と通り入れ終えてから一般客にも解放。
この柵の内側でのみ、ライブ中の撮影は可能とのアナウンス。 ただし、一般客や周辺店舗にレンズを向けないよう釘を挿される。 一般客にレンズを向ける手合いが居たことに苦情が来て、サンストリート全面撮禁と聞いていたのでこれは嬉しい誤算であった。

CD購入特典や、撮影に関する注意事項の説明も丁寧であり、入場に係る手際も良く、毅然としつつも居丈高ではないところに感心。
当たり前に出来て然るべきことが出来ない業者があまりにも多い。

開演時間となり、袖のテント楽屋からステージへ。
気合入れの儀式なども無く、ニコニコと。
タンクトップの上にTシャツを重ねたような、あまり夢の無い衣装。 以前フェアリーズが着ていた様なレッスン着のような感じの物なのだけれど、悪くは無かった(良くも無い)
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エース(ウェザーガールズ)
メイクは白塗り感のある濃い目のもので、髪色も日本の流行とは少々違う色味なのが異国情緒か。
昔のバスケットシューズのような形のブーツを履いているのだけれど、これのヒールが恐っそろしく高い。 流石に動きにくそうで振り付けは激しくないが、立ち姿は美しい。 曜日担当が決まっているので自己紹介などの並びは固定のようだが、曲によって立ち位置も変わり、縦横の移動も多いので、どこから見ていても七人満遍なく見られる。

自己紹介から歌詞からすべて日本語で、早口になると聴き取りづらいところもあるが、大意は汲み取れるくらいの会話力はある。 外貨稼ぎの為に身に付けた商売用の日本語ではないからなのか、教科書には載らない類の「必要度は低い部分の語彙」が豊かなのも面白く、好感が持てた。
間繋ぎで「ものまねをやります。 みたいですか?」と言って突っ込んだ根多が「ビートたけし」「谷啓」「小島よしお」。 悪い客が握手会か何かで仕込んだらしく、ホンモノとはかなり違うが、見目麗しき婦女子の「がちょ~ん」は和む。

煽り方も客の反応も当世風のそれとは一線を劃していて一寸古風ではあるが、それが却って心地よい。 世界三大「ヨッシャ行かないアイドル」のひとつ。

特筆すべき点は「年相応である」と言う事、大人っぽさを殊更強調する事も無く、若作りでもない。 本邦の売れ筋が園芸品種だとすると、より原生種に近いような、矮化していない成熟した女性の等身大の美しさ・可愛らしさがある。

途中ダレ場が無い訳でもなかったが、楽しもう・楽しませようとする盛り込み方が尋常ではなかったので飽きるような事も無く、終演して時計を見たら40分を超えていたので驚いた。
無料ライブとしては絶対時間として余りに長く、体感的にはそれこそ「あっと言う間」。
邯鄲一炊の夢を逆さまにしたような、不思議な時間感覚であった。
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_ メグリアイ ミニライブ@WALLOP放送局(6/1 押上WALLOP放送局)

「やっぱりここでもメグリアイ厨」の特別篇、岡崎みさと誕生日直近と言う事もあってか、放送時間ぶち抜きで無料ライブ。
無料と言う事で入場システムがいつもと違い、階段に整列待機。 ちと暑い。
誕生日とあって岡崎みさとファンの人は仕込みに大わらわ。 自己顕示に走らず、皆で盛大にお祝いしようとする意思が感じられる仕切り。

いつもは駆け込むように現場に入るメグリアイ連中も、今日は早くから入念なリハーサル。 漏れ聞こえる音からも感じられる意気込み。

入場してみると立ち見も出る入りで一と安心。 全篇ライブと言う事で、自己紹介もソコソコに歌で押す構成。 普段は途中でCMを挟んで進行を止めるのだれけど今回はそれも無く、流れを切らずに畳み掛けてくる。

始めは新衣装で既存メンバーのみで。 素材と構造の所為で矢張り通気性は悪いらしく、動くと見るからに暑そう。
山中のスカートのウエスト部分は直したらしく、今日は初見の時ほど気にならなかった。

二曲終わって4期メンバーも合流。 致し方ないのだけれど、既存の衣装なのでサイズがあっておらず、危うさもあったりしたがその辺りは大過無く。

白鳥は髪色を暗くしてきたが、これが実に良かった。 アイドルとして求められる姿と、同世代のしているお洒落とは、往々にして異なるものなのである。
本人は「墨汁みたいな色」と自虐していたが、黒く染めると艶が出にくいので、「うばたまの」と枕詞を付けたくなるような烏の濡れ羽色にするには伸びて生え変わるのを待つしかない。

佐々木は両側頭部に編み込み。 首を傾げている事が多いのだけれど、童顔と相俟って頑是無い可愛らしさがある。
二人とも初演よりはマシになって、ロボットから操り三番叟くらいにはなってきたが、観ているこちらが冷や汗をかくような覚束無さ加減は相変わらず。
その分浅原と山中が下支えしていて、目で励ましたり立ち位置を修正したり。

白鳥はダンスの勘はよろしくないが、ハウリングを起こしたときの反応は早く対処も的確だった。 なんとなく、「あっさり辞めてしまうのではないか」と言う危惧を抱かせるようなところがあったのだけれど、髪を染めた辺りに括った腹が見えたような気がした。
佐々木はダンスや歌の拙いのを愛嬌で補おうとするようなところがあり、岡崎のソロパートを横から賑やかしたりする茶目っ気が楽しい。

山田渚は岡崎が主役の日と言う意識が働いたのか、単にそういう日だったのか、一寸引いて淡々と演る感じ。 引いてはいても過不足は無い。

主役の岡崎はリハーサルから頑張ったらしく、開演した時点で既に大汗。 目からも汗をかいていた。
「鶏口牛後」と文字にするだけなら簡単であるし、綺麗事でもあるのだけれど、岡崎には岡崎の苦悩があり、闇もあるのではなかろうか。 それでも一と度舞台に上がればそんなことは億尾にも出さずに明るく振舞うのが岡崎みさとであり、それが見るものの心に響くのだと思う。

繁忙期につき土曜出勤。 朝から汗みずくで働いた帰りだったのでアトラクションには参加せずに帰宅したが、そちらも盛況だったらしく、良い誕生日になったのではないかと思う。 

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# Dwightsa (2014-02-05 04:29)

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「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


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