これまでは月に2日、任意で休みを取れたのだけれど、来月から第2・第3土曜が休みになって、それ以外の日は休めない事になった。 これはこれで困る。
映画やテレビに於いて過去の「名作」とされている作品のシーンを模倣するのはよくある事だと思うし、それが評価される事だってあるのに、何故叩かれているのか理解に苦しむ。 「武蔵」の場合、「七人の侍」よりも「バガボンド」の人物描写からのいただき物の方が目立つ事の方がより問題であると思うが、それに関する指摘はまだ目にしたことが無い。 そもそも「七人の侍」だって総てが黒沢オリジナルって訳ではなく、志村喬の勘兵衛が子供を人質にとって立て篭もった強盗を握り飯2個で捕まえるエピソードなどは上泉伊勢守にまつわる伝説からのいただき物だったりする。
「パクり方があからさまで下手糞だ」と言う批判なら理解できる。
今週末に使ってないカメラを数台処分して、ブロニカの645を身請けしてくる予定なのだけれど、仲間内の写真屋からいくつか助言を戴いた。
「ねーちゃん撮るときは明るめで行け。」
「フィルムはとりあへず二種類以上使え。」
「カメアシ無しでも気合でなんとかなる、頑張れ。」
仕事じゃないんだからカメアシなんざ使えないんだが、まぁそれは良いとして。 「明るめで」ってのは、レフ必須って事らしい。 「フィルム二種類」ってのはよく判らないが、感度を変えて複数って事だと思う。
レフは嫌いなのでなるべく使いたくないんだけど、有るのと無いのと両方撮って上がりを比べてみようと思う。 フィルムはアグファAPXの100と400を使ってみる予定。 現像はロジナール16倍希釈。
先週に引き続き、グラビア企画の事前面談。
前回話の中で出た「大堀に合格点を貰ったグラビアポーズ」を小林が図解。
小林の絵なのでエロの欠片も無く、そもそもどう言うポーズなのかも良く判らない。
それを小林が無い知恵と語彙を振り絞って説明する訳だが、今週も写真が実に良く、活きた小林を上手く捉えている。
何か希望は有るかと問われて、「あったかいところに行きたい!」と小林。 そこからAKB48初の水着グラビアであったビッグコミック・スピリッツの巻頭巻末グラビアに何故か小林が選抜されていた話になり、「えらばれしもの」だった事を懐かしむ小林の図。
あのグラビアの写真そのものは、「沖縄の晴れた空と海」と「藤代冥砂」と「AKB48」と言う相性の悪いものの複合汚染で褒めるところのあまり無い出来になっていて、峯岸は踏み潰された蛙みたいな顔だったり、髪の毛がべっちゃり水に濡れた小林もヘドラとかザザーンみたいだった。
この撮影だったか、週刊プレイボーイ(こちらにも何故か抜擢されていた)の撮影だったかで、最近は殆ど更新される事も無くなった公式サイトの動画日記「AKB48日誌」にホテルのベッドの上で一心不乱に腹筋をする小林の動画が上がっていたのを思い出した。
某 :「何やってるの?」
小林:「・・・お昼ご飯(腹筋)・・・一杯食べたい(腹筋)カラ!!(腹筋)」
実にどうかしていた。
閑話休題。
「えらばれしもの」であった過去の栄光の思い出に浸る小林。 この辺の写真も実に小林。
・・・とここで奇跡が起こる。 先ほどの「幼稚園児が描いた遮光器土偶」みたいなグラビアポーズ解説図の横になにやら文字が・・・。 「ふ か ん」と書かれている。
・・・小林が・・・メモを・・・採った。
ヘレン・ケラー伝最大の山場である「水=ウォーター」のくだりさながらに、小林の中で「ふかん」と「上から下を見下ろす感じ」が繋がった瞬間を、カメラは捉えていた。
小林が編集氏と言うサリバン先生の助力で「オタンチン」「オタンコナス」「オッペケペー」の三重苦を克服するさまを、あなたは目にする。
惜しい切れ場だが、今週はここまで。
「ついに本当にやっちゃいます」の次回更新は2/5予定とのこと。
肩叩きに遭うのではなく、はっきり馘首された菊地。 予定調和の儀式無しに、発表したその日限りで辞めた井上。 理由の明示されない長期休演の有った松岡も楽日でさようなら。 (初日が千秋楽だった研究生の渡辺茉莉絵も、出たのはB公演だった。)
マチネには出ていた上村がソワレで消えていたのが有ったくらいで、正規メンバーがこんな辞め方をして行くのはチームBだけなのだけれど、世の中見渡せば或る日突然居なく成らないアイドルのほうが珍しい訳で、これまでが異常だったのかもしれない。
そんな中、早乙女が楽日を待たずに研究生へ格下げ。 日を置かずに研究生の中塚がチームBに昇格。
のちにチームAとなる連中は劇場すら出来上がっていない状態で応募し、チームKになる連中もAKB48が未だ海とも山ともつかぬ中で応募した訳で、既に出来上がったAKB48を見て応募した連中との意識には乖離があるのかもしれない。
「チームBが」ではなく「チームK以降が」と考えると、何者かに成る為の方便としてAKB48があるのではなく、AKB48に成る事が目標になっていて、そこで止まってしまう事の説明はつく。
AKB48は所詮通過点に過ぎない訳で、上手く踏み台にして欲しいし、囚われ過ぎずに見切りをつけて欲しい。
折井にしろ星野にしろ戸島にしろ、AKB48で得たものは多かったにせよ、なりたい自分に近付くスピードは辞めてから上がっている。
朝から多摩川競艇場へ。 特設ステージで、レースの合間に間歇的にライブが行われる。
特設サイトが有るにはあるが、ざっくりした作りでタイムテーブルもへったくれも無く、入場料と開始時間しか分からない。
10:10頃に着くと、既にバニラビーンズの1回目が始まっていた。
観たい奴はベンチに、踊りたい奴は立ち見、其処に鉄火場の客が混じる。 ステージ前は流石に禁煙だが、それ以外は喫煙所もへったくれもなく、そこかしこでプカリプカリ。 最近では珍しい、何処へ行っても紫煙が漂う現場。
しっかり防寒をしてきたつもりだったのだが、三多摩の冷え込みは予想以上で、終演時分にはすっかり冷え切って風邪を引きそうな気配。 (全レース買って全レース外した知己は、財布が風邪を引いたらしい。)
THE ポッシボー
生で観たのは何時以来だろうか、最初期の「ヤングDAYS!!」と最新シングルの「希望と青春のヒカリ~カモン!ピカッ!ピカッ!~」では丸で曲調が違うのだけれど、最近は後者の系統のものが多いらしい。 歌も振り付けも安定しており、好悪はともかく見世物としてちゃんとしていた。
ハロープロジェクトとの相違点は寺田の垢抜けなさが生で出ているところ。 アップフロントの人脈と資金力で糊塗しているドサ臭さがそのままなので、食いつけるか食いつけないかがはっきり分かれてしまうように思う。 ちなみに私は食いつけない、食いつけないというか曲が耳を素通りしていく。
岡田ロビン翔子が気取らないバタ臭さの美形になっていて驚く。 1回目は毛先を軽く内巻きにしたロングボブ、2回目は頭頂部を編みこんでいた。
しかしこの公式プロフィールは如何なものか。 売る気が無いにも程がある。
でんぱ組.inc
「萌えキュンソングで世界に元気を発信♪」とのことであるが、死語となりつつあるネットスラングを織り込んだ歌詞や、作為のありすぎる発声など、私の嫌いなものが盛り込まれすぎていて、萌えるどころか心にペンペン草も生えない、除草剤飲まされたような不快感。
3回見たら目も耳も慣れてきて、ケレン過多ではあるが一定の水準には達した見世物になっているのは判ったが、目当てで来ている客だけを相手にしたブロック経済式のステージングも鼻についた。 まぁこの縮小再生産は、回を追うごとに改善はされたが。
曲の尺が長いので、今回のように短い時間で複数回行うライブイベントではセットリストの組み方に制約が生ずる。
これも自前のイベントだけを前提にやっているからだと思う。
ちなみに鉄火場の客が一番反応していたのがでんぱ組.inc。 聞こし召した客はもとより、酒以外のさまざまなアレコレで酩酊した客を吸い寄せる何かがあるようだった。
バニラビーンズ
あまりにも寒いので、いつもの"私服"の上からPコートのような、ダウンジャケットのような白いなにかを羽織ってはいたが、それでも寒そうではあった。
暴れ者の客が喜ぶような当世風の曲を遣らないので盛り上がりの標高は低いように見えがちだが、曲そのものの質が高く、容姿端麗でポージングも綺麗、喋らせてもきっちり盛り上げて伝えるべきは伝えている。 顧客満足度の平均値は寧ろ高いのではないかと思う。
ライブだけでなく、ボートレース入門や表彰式にも出ており、このあたりの使い勝手の良さが仕事に幅を与えてくれる事を祈りたい。
レースの合間の時間に挟んでいるので、開始時間と尺は厳密。 これは良かった。
問題は特設サイトが広報に寄与していないのを見ても分かるように、情報の開示がまるで為されていないこと。
ライブの時程の告知は口頭のみ。 これはいただけない。
コラム置き場に備忘録的な何か
26AKB 懐旧譚
コラム的な殴り書き
「長いナイフの夜」が来た
をアップロード。
平嶋夏海さんの今後の活動に期待している。
なんとか今月中に今年に入りたい。
# taka.m [多摩川のアイドルライヴは何故か力が入ってるみたいですね。集客に苦しむ競艇場の起死回生の一発となればよいですが・・・。]