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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2002-11-18 完徹は堪える

_ 土曜日からの動き

今、群馬町です。 明日は新潟へ行って、入籍直後の後輩にイヤミを行ってそのまま帰ってくるイベントに参加。

土曜日は職場の大掃除だったので数ヶ月ぶりに定時に上がって、銀座でカメラ関係のMLの呑み。 11時にお開きになったあと、都内某所へ移動して朝まで暗室作業。 久しぶりに徹夜をした。 なんだかんだで50枚近く焼いた。 液温が15度を切るくらいになってきたので、中野の日東でバット保温器を中古で購入。 液温が安定していると引き延ばし作業は格段に楽になる。

6時ころ焼き終わって、水洗しているあいだに駅前のなか卯で牛丼。 太陽は黄色く、地面はふわふわする。 寝たら起きられないのでそのままりえくらぶ撮影会へ。

_ りえくらぶ撮影会@哲学堂公園(近藤留実/前川杏衣梨)

新井薬師の駅前に集合してから徒歩で哲学堂公園へ。 池っ端で前川さんから撮影開始。 このひとは例のデジドルなので、そっち方面の客がちらほら。

暫く撮っているうちに主催のりえりえ嬢と近藤留実ちゃんがやって来た。 留実ちゃんは珍しくスカート。 モデル交代になると、普段はモデルさんは休憩場所に移動して休憩になるのだけれど、今回の前川さんは休憩時間も事務所公認のガッツキ大会。 よそならどうなるか判らないけど、ここはやはりりえくらぶなので、そう殺伐とせずにガッツキ部隊は前川さんを取り巻き、それ以外の客はまったりと留実ちゃんを撮影。 留実ちゃんに「足の謎の日焼け跡はどうなりましたか?」(※夏頃、変な靴下焼けを気にして、撮影会の最中にズボンの裾を巻くって焼き直していた)と訊くと「健在です」とのお答え(笑)。 桜紅葉の落ち葉を持たせたり、頭に乗せたり、口にくわえさせたり、猫と戯れたり、他では撮りにくい写真を撮ることができた。 本人も面白がってやっていた。

前川→近藤→前川→近藤と来て、最後は二手に分かれて「撮り残した方を撮ってください」と言うことで二手に分かれて撮影。 私は近藤グループへ。 今日は心行くまで撮ることができて、大いに満足した。

今日感心したのは、主催者の仕切り能力が確実に上がってきていること。 ガツガツ撮らない人が多いので、ポーズや撮影場所の注文を出してそのまま撮り続けちゃう横紙破りが居たりするのだけれど、その辺りの心配りはきちんとなされていて、おとなしい人も勝手が判らない初心者も十分撮影できたんじゃないかと思う。

1部終了後、他の客は皆で食事に行ったのだけれど私とJ先生はそのまま亀戸へ移動。


2003-11-18

_ 今回の買い物@ト一屋

電車移動なので酒かっ喰らって寝ていられるからつまみを見繕って購入。 目玉は「鯉の甘煮(上山産)」398円。 鯉を筒切りにして甘辛く煮付けた物なのだけれど、鱗も内臓もそのままホントに「筒切り」。 好き嫌いはあると思うのだけれど、私は鯉の鱗のサクサクした歯ざわりが好きだ。 鱗のサクサク感と皮のゼラチン質のねっとり感が入り混じった食感がたまらない。 ビールより日本酒に合う。

_ 次回酒田遠征のテーマは「新規開拓」

とりあへずさいとう精肉店寿司 しばらくあたりから。

_ 生徒会・自治会談義

某所にてこの手の話題になり、「欲しいのは下士官と兵隊なんだよねぇ。」って事で意見が一致した。 いきなり上から命令したがる奴は得てして使えない。 

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

# ホセ [どこの話か知らないけど、その手の人間は使えないどころじゃないですよ。大抵の場合、「何もしない」よりも悪い結果を生んで..]

# 寿司しばらく [家の店を検索していたら、出会いました。 ピカピカさんは、もと酒田の住人? 都会人。 もし、当店に来るのでしたら、プレ..]

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2006-11-18 裏目

_ AKB48ゴングショー マチネ

CDキャンペーンで選抜メンバーは札幌へ。 留守番組が劇場で一発芸大会。
詳しいレポートはわんこ☆そば閣下のアイドル向上委員会でどうぞ。 じきにアップロードされると思います。

籤運は悪いなりに悪く、下手柱外6列目になんとか潜り込む。 下手に座るのなんざ宇佐美が居た頃以来だ。 一発芸は基本的に舞台中央でやるので、柱の陰になる席に座ると丸で見えない。 私が座った席はギリギリでなんとか。
入場時に入り口でメンバーがお菓子を配っていたが、うっかり通り過ぎてしまい、コマタニさまに呼び止められた。 おにぎりせんべいとカントリーマアムをいただく。
ラジオで居ない浦野を除く15人の留守部隊がそれぞれの特技・一発芸を披露して行く構成。
のっけから高田の「腹筋・背筋をしながら山手線全駅暗誦」から始まり、どうなることかと思ったが、最終的には楽しめた2時間だった。
とりあへず並べると

「腹筋・背筋をしながら山手線全駅暗誦」高田
「なわとび」平嶋
「中国独楽」折井・佐藤(由)
「大阪弁トーク」増田
「目隠しお菓子当て」奥
「柔道」川崎
「ヴァイオリンで『エーデルワイス』」増山
「桃色片想い」(シャボン玉付きカラオケ)駒谷
「アイドル評論」大堀
「コント」劇団NY(佐藤(夏)・今井)
「自作曲独唱」星野
「ピアノ演奏」渡邊
「『踊るポンポコリン』にあわせて変な動き」早野

文字列だけ見ていると頭が痛くなるが、それぞれそれなりに面白かった。

「腹筋・背筋をしながら山手線全駅暗誦」の破滅的な下らなさ加減は、度が過ぎているために却って面白く、高田の自棄糞ぶりも含めて奇観であった。
「目隠しお菓子当て」は、目隠しをした奥に増山がお菓子を食べさせて銘柄を当てるという趣向だったが、途中から司会の戸賀崎氏が不安を煽るような事を言い、増山が怯える奥を宥めすかして口の中にお菓子を放り込む嗜虐的なものに変わっていて、私は楽しめた。
「柔道」を2年やっていたと言う川崎。 得意な技を訊かれて、「袈裟固めです」。 縦四方じゃなくてよかった。
駒谷の「桃色片想い」(シャボン玉付きカラオケ)は舞台監督をして、「一年見てきたけど、コマタニはわからない・・・。」と言わしめた独特の世界。 四ツ谷や市ヶ谷で見てきた学芸会のノリで、懐かしくも頭の痛い出し物だった。
劇団NYのコントは良く練られていて楽しく見られた。 これについてはソワレで言及するつもり。

で、まぁ星野の歌である。 オーディションの時に歌ったという自作の曲を歌った訳だが、これだけでも2000円の価値はあった。 凄い。
歌っている星野を見ている増田の表情が印象的。 食い入るように見ていた。

結果としては劇団NYが優勝して、高価な電化製品をせしめていたが、ビリで罰ゲームを食らった高田に全部持っていかれて終わった。
出演順抽選で一番を引く籤運、最下位決定戦じゃんけんで負け残る勝負運、今日の高田は神がかっていた。
罰ゲームはオーディションの時の歌審査映像が流された後、コスプレ衣装を着たご本人様が同じ歌を歌う趣向。 オーディションの時の細身で儚げな高田を見たあとに、現在の肝っ玉かあさん然とした高田を見て、暫し感慨に耽った。

_ AKB48ゴングショー ソワレ

ラジオの仕事を終えた浦野が合流して16人で一発芸大会。 連番だった友人の籤運で私の引きの悪さか相殺されてそれなりに良いところで見られた。
マチネの反省を踏まえて出演順は予め決まっており、ヤバそうなのと安心して診ていられるのとが上手く並べられていた。 面白すぎてメモが飛び々々なので順番は適当。

「2ヶ国語(日本語と名古屋弁)講座」高田
「腹話術的一人喋り」浦野
「アイロンかけ」大堀
「エアなわとび」奥
「バスケットボール」平嶋
「カラオケ」増山
「バレエ」早野
「カラオケ(「あ~よかった」花*花)」折井・星野
「カラオケ(「碧いうさぎ」酒井法子)」増田
「コント」劇団NY(佐藤(夏)・今井)
「パラパラ」川崎・渡邊・駒谷・佐藤

ぼやき漫談みたいな高田の名古屋弁講座でスタート。 雷門獅篭さんのブログで名古屋の女子高生が炎天下に停めておいた自転車に跨って「暑いでかんわ〜、サドルちんちんだで〜。」とぼやいていたのを目撃した話を読んだのを思い出した。

自作パペットの「るぅ王子」(ちなみに「るぅちゃん」は浦野の飼い犬の名)と腹話術的な掛け合いで一人喋りを展開する浦野。 腹話術にはなっていないが、凡百の腹話術芸人より確実に面白かった。 倉庫の二階に出て欲しい。 入賞は逃したがこれは良かった。

用意したYシャツと客から借りたハンケチにアイロンをかける大堀。 しわが伸びていなくても何食わぬ顔で終わらせる冷静さ。 亀の甲より(以下検閲により3文字削除)

飛べていないのに飛べたふりをする「エアなわとび」。 一発芸もへったくれも無いが、これで済ます奥。 論語の学而第一にも「子曰、正義可愛之、不亦説乎(子曰く、可愛いは正義、亦た説(よろこ)ばしからずや。)」とある。

劇団NY(佐藤(夏)・今井)のコントは落ちは弱いものの構成が練られていて上手かった。 ぺらぺら喋り捲る佐藤を今井か上手く生かしている。 ラッキーセブン(ポール牧、関武志)みたいな感じ。 佐藤は早口で喋っても何を言っているか聞き取れる声質だし、当意即妙の口から出任せで繋げるので、こっちの線でも食えると思う。

川崎・渡邊・駒谷・佐藤のパラパラは、手馴れた感じの川崎・渡邊とそうでない駒谷・佐藤の対比が面白かった。

増田の「碧いうさぎ」は手話付き。 上手いのだけれど上手く纏めすぎている感はある。

圧巻は折井・星野の「あ~よかった」。 下手花道から星野、上手花道から折井が歌いながら舞台中央へ。 歌い上げる部分は歌しかない星野、英語の歌詞は帰国子女で英文科の折井が担当。 金の取れる芸。 これだけで元は取れた。

審査結果は、審査員特別賞に増田。 優勝は劇団NYと折井・星野が同点でジャンケン。 折井・星野が勝利。 罰ゲームは大堀。
大堀の罰ゲーム映像のバックに奥、小野、河西が映っていた。 眠そうな奥、ぼーっと座っている小野、緊張して凶悪な人相になっている河西に場内騒然。

最後に星野と増田で一曲歌った訳だが、星野が凄すぎた。 歌しか上手くない・歌しか無い・歌を取り上げたら只の酔っ払いの星野と、歌も上手い・歌以外もある増田の差が出た感じではあった。 時々忘れてしまうが、増田は15歳の中学生であるわけで、この先どうなって行くか楽しみではある。
星野と増田の歌がたっぷり聴けて、浦野の一人喋りも見られたので、費用対効果としては非常に効率の高い催しだった。 受け入れ難い向きもあろうが、こう言うのも良いと私は思う

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2009-11-18 Don't trust over fifty!!

_ サエキけんぞうを信じるな!!

週刊プレイボーイ47号の巻頭付録の小冊子「リアル系アイドル40組91人 スター誕生!!」に載ったサエキけんぞうのインタビューらしきもの(こちら参照のこと)が酷い。
いやそもそもこの冊子のデッチアゲっぷりが酷くて、その中ではまだまともな部類に入るのだけれど。

00年代の初頭はアイドルが歌わない時代だったのだとしたら、私が見てきたのは何だったのだろう?
サエキけんぞうにアイドル楽曲の仕事が来なかった時代ではあったのかも知れないが。

_ 週刊プレイボーイ47号

チームPBページ
今週は多田愛佳をピックアップ。
チームPBに入ることが決まった日に秋元康に「チームPBが勝ちます !」と勝利宣言のメールを打ったとか、チームYJのグラビアはみんな顔がテカっていたからグラビアはチームPBの勝ちだとか、 Les Enfants Terribles としての多田愛佳の側面がこの雑誌にしては上手く引き出せている。

チームPBシアター No.1
巻末にチームPBの1ページグラビア。
仁藤萌乃、多田愛佳、前田亜美が臍出しメイド服だがお盆で臍を隠すという無意味なポージングで登場。
今回は飯塚昌太が良い仕事。
自画撮りと撮られた写真との落差が激しい、ともすればアホロートルのような顔になってしまう仁藤萌乃が珍しくちゃんと写っている。
お盆を前で抱えることによって、その長い手足に視点を誘導し、前田亜美のトランプの兵隊のような体形の粗を隠すのも上手い。
多田愛佳は、毎度隙が無い。

_ 週刊ヤングジャンプ 50号

ハマれ!チームYJの沼 第3回
今回は指原莉乃のアイドルヲタ人生を白日の下に。
ハロプロからAKB48に転び(よりによって佐藤由加理に食いつくと言うのが渋い)、果てはAKB48の「中の人」になってしまうと言う流転の人生のあれやこれやが指原の口から語られる訳だが、話が濃すぎて用語解説が付く始末。

文明の利器を使って視聴した指原の「ヲタ芸」はヌルいものであったが、指原の語るアイドル話は暑苦しくて濃厚。 葦原将軍のような格好で福岡のAKB48コンサートを観るくだりなどは胸焼けがするくらい。 まったくどうかしている。
大分から女子中学生が観に行ける現場が限られている事、そもそも可処分所得も行動の自由も限られている事を考えれば、最大限現場には出ていたのだと思うし、そこでしていた行動も常軌を逸しており、「最強アイドルヲタ☆アイドル」と二つ名が付くのも頷ける。
将に「病膏肓」。 故人曰く、愚を療するに藥無し。

_ 週刊プレイボーイ48号

チームPBページ
今週は仁藤萌乃と前田亜美。
仁藤はギリギリ当たりの表情。 哺乳類には見える。
前田亜美は印刷の悪いモノクロページだと顔の印象で全体が掻き消される。
「チームYJで誰が強いか」。 仁藤は先週の多田愛佳と同じく河西智美の名を挙げるが、前田亜美は指原莉乃。 訝しむ仁藤。
「"普通の人とは違う何か"がある」と前田亜美。 確かに狂気を孕んではいる。

小嶋陽菜
写真集未収録カットで4ページ。
3ページ目と4ページ目はハイライトがスッコ抜けてデジカメの厭な色が出てしまっているが、はじめの3カットはそれなりに。
やはり使用されなかった写真にはそれなりに理由があり、一寸落ちる。
それでも小嶋陽菜の美形感で見られるものにはなっているのには驚嘆。
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「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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