既に愛知県に入っており、回ってきた車掌に検札をしてもらっているうちに蒲郡を過ぎて、あれよあれよと言う間に終点の大垣に着いた。 私は急いで列車を降りて接続列車のホームを目ざしたが旅慣れない喇叭工大生くんが必死に付いてきただけで宗教大学生くんはどこかへ行ってしまい、米原で姫路行きの新快速に乗り換えた工大生とも別れた私はようやく一人になり、うつらうつらしいてるうちに大阪駅に着いた。