Fヤに行くと、中判カメラのコーナーに聞いた風な口をきいて店員を困らせている客が居た。 東ドイツ製のペンタコンシックスと言うカメラを買う様な買わない様な優柔不断なモジモジ野郎で「アフターサービスはどうなっているんですか?メーカーは有って無い様な物なんでしょ?」とか「腐ってもドイツ製ですからねぇ・・・」とか当たり前の事を言っていやがる。 東ドイツの製品にアフターを求める方がどうかしているし腐っているから東ドイツなんじゃないか。
西ドイツ製のカメラはただの煮豆です、そこそこ美味しくて食あたりの心配も有りません。 ところが東ドイツのカメラは腐敗した煮豆なのです。 ただの腐った煮豆か美味しい納豆なのかは食べてみる迄、いや、消化する迄判りません。 リスクを背負って使うから面白いのであって甘く見ると酷い目に合います。
色んな意味で「当たるとデカイ」のが東ドイツをはじめとする共産圏のカメラなのです。