Fヤに行くと、中判カメラのコーナーに聞いた風な口をきいて店員を困らせている客が居た。 東ドイツ製のペンタコンシックスと言うカメラを買う様な買わない様な優柔不断なモジモジ野郎で「アフターサービスはどうなっているんですか?メーカーは有って無い様な物なんでしょ?」とか「腐ってもドイツ製ですからねぇ・・・」とか当たり前の事を言っていやがる。 東ドイツの製品にアフターを求める方がどうかしているし腐っているから東ドイツなんじゃないか。
西ドイツ製のカメラはただの煮豆です、そこそこ美味しくて食あたりの心配も有りません。 ところが東ドイツのカメラは腐敗した煮豆なのです。 ただの腐った煮豆か美味しい納豆なのかは食べてみる迄、いや、消化する迄判りません。 リスクを背負って使うから面白いのであって甘く見ると酷い目に合います。
色んな意味で「当たるとデカイ」のが東ドイツをはじめとする共産圏のカメラなのです。
カボ・バチコン夫妻のところへ遊びに行った。
土産に持って行ったタコ焼きをつつきながらひとしきり話をした後、十三のライブハウスへ。
3バンド出たのだけれど、二つめの「ホロホロ鳥」なるバンドの演奏が苦痛で堪らずこれを書いて気を紛らしていた。 演奏そのもは上手いんだけど、歌詞と歌いッぷりとメロディーが根こそぎ私の神経を逆撫でして非常に辛かった。 最後に出て来た「割礼」ってバンドは良かったのだけれど、「ホロホロ鳥」で疲弊した私は不覚にも眠ってしまった。
終演後、梅田の揚子江でラーメン。 美味哉。
「八時半から九時半の間に並んだ人にチケットをお売りします」とかなんとか。 朝っぱらから列んでくれるなてぇ意味合いの告知があったが、これで混乱しない訳が無く、「見ぬもの浄し」って事で騒ぎが一段落した頃合いを見計らって秋葉原。
お台場から廻そうって魂胆の客が多かったらしく、昼より夜の方が先に売り切れる椿事。 お蔭様で昼公演を見ることが出来た。
籤運はそれなりで、とりあへず満遍なく見られる席を確保。
何度見ても一曲目の「月見草」がダメだ。
社員旅行で連れて行かれた日光江戸村で感じたのと同じ不快感。
あん時ゃ入り口から入って何も見ずに出口から出て来たんだが、これ一曲の為に帰る訳にも行かない。
自己紹介MCで、成田が「昨日レコード屋へ行った」と発言。 ざわめく場内。
星野、浦野、折井のお局三人衆が自棄な張り切り様で驚いた。 面白い
昼公演の終演がいつもより2時間早いので、ゆるりと大袋。
倉庫の二階にて「キンキンビック演芸会」。
立川らくB(落語)
お席亭のリクエストで新作。 相撲の噺(演題不明)。 要所々々でしっかり受けていた。
立川吉幸(落語)
ジャックポット(漫才)
立川談大(落語)
ぱすぽ☆とももいろクローバーにご案内したところ、何故かももクロにだけ嵌まってしまった立川らく里さんの落語会。
古典1席・新作1席・改作1席の計3席。
改作は、ももいろクローバーに興味ある方はさらに楽しめるかも!?
とのこと。
世界初のももクロ落語。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆
8月28日(日)
『立川らく里の会 らく里の道も一歩から(第八里)』
【出演】立川らく里・立川春太
【ゲスト】立川幸之進
【開場】18時00分
【開演】18時30分
【会場】お江戸両国亭
【当日料金】1500円
【予約前売】1200円
【予約問合】電話090-4193-0420(事務局)
【メール】raku7579@yahoo.co.jp
【主催】立川らく里
【協力】倉庫の二階
☆☆☆☆☆☆☆☆☆
アウェーの対バンでも、目当てで来ていない不特定多数をどれだけ巻き込めるかが勝負のオープンスペースのイベントでも、ノルマの達成が掛かっている訳でもない。
「目当てで来ている」お客さんの前で安心して出来る CURATIONS 主催興行。
ワロップ放送局のある押上と言う立地は、鉄道が2路線通り、バスの便もある。
来るには便利なのだけれど、他のアイドル現場「から」「へ」移動するには少々便が悪い。
開催時間にもよるが、他と重なる場合は厳しい集客になる事がある。
逆に考えると、その時来ているお客さんが「最優先で来てくれている人」と言う事になり、集客力を計る目安にはなる。
15:00受付開始と言う事で、間に合うように現場へ。 生誕祭と言う事もあり、やる気のあるお客さんが既に並んでいた。
前の枠が遅延したらしく、受付開始が遅れて冷房の効かぬ階段で待つこと10分少々。
大汗を搔く羽目にはなったが、その埋め合わせか開場は早くなり、涼しいスタジオ内で一と息つく事が出来た。 こうした配慮は有り難い。
生誕祭と言う事で、一色真衣本人が組んだセットリスト。
全員で2曲歌った後、一色はお色直し。
4人で間繋ぎをしてから生誕祭のソロコーナーへ。
普段のライブだと撰び難い曲をしっとりと丁寧に。
一色の何と言うか、アイドルには珍しい「楷書の芸」の基礎になっているものが何なのか不思議に思っていたのだけれど、ソロコーナー後の間繋ぎに流された秘蔵映像で合点が行った。
バレエの発表会らしき動画だったのだけれど、衣装からメイクから本寸法のもの。
ここまで突き詰めてやっていれば、情緒はありつつも正確で綺麗な動きが自然に出て来るのも頷ける。
後半は一色のメンバーカラーである「赤」を基調とした私服コーディネイト。
「よそ行きの服」の桐谷と月城、、本日の主役感を漂わせる一色。 急に御呼ばれしたパーティーに来て行く服に悩んだ風な春名、夏休みの子供的な橘。
それぞれの性格めいたものが服に出ていて面白い。
今出来る事の精一杯を詰め込んだ生誕祭。
慎ましくはあったが、程よい祝祭感。
来年はより多くの人と祝いたい。