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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2002-04-28 今日から再開 [長年日記]

_ 葬式終わる

26日は通常通り出勤して、定時で上がり。 それから通夜に駆け込んでそのまま夜明かし。 従弟と交代で寝る予定だったのが、とんでもなくヤバヤバな状況で寝るに寝られずに徹夜。 明けて27日は碌に仮眠も取れぬまま告別式。 焼き場から寺に戻ったら「繰り上げ初七日」と言う裏技で初七日まで済ませてしまい、精進落しで酒呑まされた後漸く解放された。

そのあと馬場の駅前まで歩いてCDを購入。 中野へ移動して行きつけのカメラ屋を冷かしてから中野ゼロで写真展の打ち合わせ。 流石に疲れたのでなにもしないで寝た。

_ 昨日買ったCD

ショスタコーヴィチ:交響曲第5番「革命」(B・ハイティンク、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団)

ショスタコーヴィチ:交響曲第11番「1905年」(V・アシュケナージ、サンクトペテルブルグ響)

サンサーンス:交響曲第3番(オルガン付き)(E・オーマンディ、フィラデルフィア響)

ドヴォルザーク:「スラヴ舞曲集」(L・マゼール、ベルリンフィル)

マゼールの「スラヴ舞曲集」は流石に当たり。 オーマンディのサンサーンス3番も可也良い。 ショスタコーヴィチはパクリ主題が多すぎ(苦笑)。

_ GO! GO! LIVE! VOL,15

これから出かけます。 今日は流石に後ろの方になりそうなんで長めのレンズを持っていきます。

出演者は

第1部 小林加奈(元プレコシ)・森田有希・武田愛可・久野さやか・ピカピカ

第2部 岩崎三沙子・越架緒莉・森谷佑子・久野さやか・ピカピカ

今日の越架緒莉はどんな「普段着みたいな有り難味の薄い衣裳」なんだろう? ちょっと楽しみ(笑)。

あとは初見の小林加奈(元プレコシ)と岩崎三沙子がどんな感じなのか。

_ 客の入り

外で開場を待っているときは出足が悪いように感じたのだけれど、蓋をあけてみるとそんな事も無く、それなりに入っていた。さいたまスーパーアリーナの「もー。」に行った人、そっちから戻ってきた人もいたらしい。 客でLaLa♪Luのあばれ客。

_ 「母に襲われる」

客電がおちて前説から始まるか・・・と思いきや、ピカピカのさやかが出てきて自作ポエム「私はそら豆」を噛みながら朗読。 「母に教わる」を「母に襲われる」と言い間違えて場内大爆笑。 なんとか読み終えてこの日の司会の森谷佑子にタッチ。 

_ 司会

1部の司会は森谷佑子。 この人は声と喋り方がかわいいので司会スキルが無くても何とかなってしまう。 1/14のレポでも書いたのだけれど、私服が「出勤前」みたいなのにいたいけな声とたどたどしい喋りのギャップが面白い。 ラジオ向きだと思った>

前説はいつもの「フラ禁」「ビデ禁」。 守らなかったヤツは「首吊りりの刑」との事。 こう言うときは洒落でビリー・ホリデイの「ストレンジフルーツ」なんかをBGMにすると面白いと思うんだけどなぁ。

_ 口開け

口開けは小林加奈(元プレコシ)。 森田有希のラヂヲにゲストで出た時に、若さに嫉妬した森田にむりやりアカペラで歌わされたのだけれど、これがなかなかどうして上手かったので生ではどうだろうと期待していたのだけれど、やはり上手くはあった。 ただ、MISIA とか、いはゆるR&Bてぇ感じの私の嫌いな曲だったのでさほどの感興はなかった。

来年公開予定の「呪怨」というホラー映画に出演との事。

_ 森田有希

歌はあいかわらずと言うかいつも通りと言うか、そんな感じだったのだけれど、喋りは日々進歩って言うか
「凶悪化」
していて面白かった。 「最近泣いて良い所で泣けなくて、泣いちゃいけないところで泣いてしまう。」らしく、今日もリハで泣いていたらしい。 「泣ける映画を募集したら沢山教えてもらったのだけれど、みんな貸し出し中で、まだあまり見ていない。」って事で、最近見て泣いた映画は「17歳のカルテ」
ウィノナ・ライダーが主演で製作総指揮。 トゥームレイダーのアンジェリーナ・ジョリーは此の映画でアカデミー賞の最優秀助演女優賞を取っていますがなるほど納得のキレた演技。 ウィノナ・ライダー本人が選んだというサントラ盤もかない良いです。 そう言えばこの人も71年だなぁ・・・。
MCでは「真剣に聴いてくれて有難うございます」「きっと出世なさると思います」と最前列の山♪田さんに直対応。

_ 武田愛可

もう今日はコレ見られただけで満足です。 ティーシャツにジーンズってな感じのラフな格好でクリスタルゲイザーの500mlボトルにストローを刺した物を持って登場。 前々回のGO! GO! LIVE!で森田有希が生ギター+ヴァイオリンをバックに1曲やった時にギターを弾いていたbathy氏が横でギターを弾きますが、森田有希の時と比べると格段に弾き易そう(笑)。 先ずはファーストミニアルパムから「雨のち晴れトキドキ曇り」。 このミニアルバムが出てから1年以上経つ訳ですが、ピカピカでかなりの修行を積んだおかげで喉が可也鍛えられたらしく、聴きやすい良い声になっていて歌い方も長足の進歩。 椅子に腰掛けながら歌うんでまったりした進行なのだけれど、動かなくて良い分歌に集中できるから表情も良かったし、客もじっくり聴けて良かった。

客席後方から聴きなれた声で「たけだー!!」とか「たけだー!!(震)」などと女子の声で声援が飛んでいた(「こんばんにゃ」とか「まぁじでぇ!?」なんて事も言うものだから正体はバレバレ)のだけれど、ここで硬くならずに軽く受け流せるようになったのも偉い。

2曲目は「カバーなんですが、皆さんも知っていると思います。」と「夜空ノムコウ」。 スマップよりスガシカオに近い感じで私は良いと思った。

ギターのbathy氏はここでお役御免。 何か一言ってんで言ったのが「武田さん、頑張りました。」 いやぁ実に良く頑張ったと私も思います。

3曲目はキーボード弾き語りで「ラブ&ピース」。 目だったトチリは殆ど全く無く、非常に良い出来だったとおもう。 実はピカピカのアルバムの中では一曲だけ未だライブで演っていない曲がある。 その「ユラユラLOVE」と言う曲は愛可ちゃんがメインヴォーカルで歌の途中から他のメンバーのコーラスが徐々に絡んでくるものなのだけれど、これが可也良い。 前述のミニアルパムは兎に角一生懸命歌っていて、声を張りすぎるきらいが有るように感じられたし、これまでのピカピカの曲でメインヴォーカルをとっている部分でも、声を作らされたりしている印象を受けていたので、張り過ぎない押さえた声で切々と歌う「ユラユラLOVE」には正直驚いた。 全体としても出来の良いアルバムの中でも出色だと思う。 ライブだとやりにくいのかも知れないけれど、一度と言わず聴いてみたい曲だ。

_ 久野さやか

いつも通り。 マイクのワイヤーが抜けてしまうトラブルに見舞われたが何とか誤魔化していた。 そろそろ生声でも良いと思うのだが・・・。

_ ピカピカ

暗転してメンバーが小走りに入ってくるときには、いつも「りょうこー!」とか「はるかー!」とか声援が飛ぶのだけれど、「テクノユニット「マコ社長」 ボーカル &VJ」って事で「社長ぉー!!」と叫んでみたのだけれど、ライトがついてみたらどうにも厭そうな顔をしているように見えた(苦笑)。 歌も振り付けも目立ったトチリは無く、非常に安定した良い出来。 MCも訳の判らない縛りが無くなって好きなように喋らせてもらえるようになった所為か非常に面白い。 自己紹介ではメンバー全員が順繰りに「いやぁー、武田よかったねぇー」ってのを織り込みながらやっていた。 もう触れたくも無いネタなのたけれど、「きみがナンバーワン」にある唯一の澁谷さまソロパートの所でダミ声の奇怪な絶叫が被るのには毎度の事乍らゲンナリ。 「あれがいないとそれはそれで淋しい」と言う向きもあるようですが、私はああ言う野暮は許容できませんね。 ちなみに1部の開場待ちで階段に並んでいたら、15〜6番くらいの所に何食わぬ顔でヤツが並んでいたので番号を確認したら35番。 ホントに自分勝手な奴だ。

4/20のインストアイベントで藪崎さんの胸、通称の3倍に見えたって話しが有りましたが、あれはパッドとか肉まんではなく、ブラの手柄のように見受けられました。

_ 2部

司会は森田有希。 黒のエロいワンピース。 髪型は縦ロールのツーテール。 左ひざのかさぶたはいつ見ても同じ場所にあるのだけれど、どうなっているのだろう?。 前説で「フラッシュ焚いたら『小悪魔の刑』」。「受けてぇ〜」と言う客多数で逆効果(笑)

_ 岩崎三沙子

以前にも出ると云う告知があったものの直前でキャンセルになった事が有ったのだけれど、今回はちゃんと出てきた。 事務所は安藤希や野見山晴可とおなじクレイバーライツに決まったらしい。 初物好きの客が多く異様な盛り上がり。 ちょっとスレた感じなのがいい味(笑)

_

2部から客で北関東の悪魔、白い方黒い方

二人増えるだけでコレだけ違うってのも恐ろしい。 的確なつっこみと絶妙なボケ、巧妙かつ大胆な煽り、凶悪なヤジ。 1部とはほとんど同じ客なのに段違いの盛り上がり。

_ 越架緒莉

暗転中に「またセーターかな」などと話している客がいて本人は苦笑していたらしい。 「ちっぼけなうそ」から始まり。 人差し指を立てて腕を前後に振るだけの投げやりな振り付けが客の心を奪っており、現場だけでなく呑み会にも蔓延。

1曲終わってMC。 「さっきセーターがどうとかいってましたけど、どーゆー事ですか?」とブチ切れ(笑)。 「今日はたまたまウエスタン調の衣裳だけど・・・」「最近は暖かくなったから着ないけど、セーターは好きなのでよく着ている。」と言い訳3倍。 そのウエスタン調の衣裳ってのはネイティブアメリカンの人の上っ張りみたいな茶色いシャツにジーンズ。 「これならペトリも満足だ」というヤジが飛んでいたが、すくなくとも日本一の越架緒莉ファンであるニシダさんは全然納得しておらず、「今日はいつもよりは有り難味があったでしょう?」と訊くと「まだまだ、(森田)有希ちゃんくらいやってくれないと」と言っていた。 私はそこはかとないプニプニ感があってあれはあれで良いと思いますが(笑)。

司会の小悪魔はメイクに凝っているという越ちゃんに対して「女装をするのか」とか「子供を生んだ事はあるか」とか物凄い事を訊くものだから越架緒莉再びブチ切れ。 素になってペラペラ喋るんだけどこれがまた蓮っ葉で良い味(笑)。

_ 久野さやか

いつもの感じで2曲やった後、イセハラFMていっしょに番組をやっているPaPaという小父さんが出てきて、その人の弾き語りで荒木一郎の「空に星があるように」。 荒木一郎と言えば他にも「今夜は踊ろう」「愛しのマックス」なんかも有るけれど、どれも良い曲だ。 しかし、芸能界を辞めた理由が理由なんで、それをライブインマジックでやっちゃうところに皮肉を感じてしまう私は、やはり物の見方が穿ちすぎているのかもしれない。 そう言えば荒木一郎は昭和47年に日活ロマンポルノの「白い指の戯れ」ってのに主演しているのだけれど、これがまたなかなか良い。 監督は村川透、主演女優は伊佐山ひろ子。

閑話休題。 「空に星があるように」は勿論生歌だったのだけれど、出来としてはかなり良かった。 いつもの曲も完全生歌でも行けるんじゃないだろうか?。 ワイヤードマイクすっぽ抜け事件の後だったので尚更そう思った。

_ ピカピカ

曲に関してはもう何を褒めて良いか判らない。 文句をつけるところは無い。  MCでは物真似で自己紹介。 はるか(ミッキー)→さやか(?)→あいか(プーさん)、と来たのを受けた澁谷さまは
「ミニーの物真似?そんなモノできねぇよ!!(震)」
とかいい乍ら、やってみると一番上手かった。 その後はマコ→えみと言う流れ。
その後また何曲かやって、最後はウルトラメンゴで終了。 「ありがとうございましたぁー」と漂い出てきた司会の森田有希が「質問を沢山考えていたんですが、時間が無いので出来なくなりました」と告げると場内は大ブーイング大会。 薮崎さんが「じゃぁひとつだけっ!!」と言うと
森田:「・・・考えてない(汗)」
「なんだ考えてないんじゃん!!」「はい、GoGoライブしゅーりょー!!」と、二の句も告げないままおろおろする森田有希をうっちゃらかして撤収(笑)
いやぁー、面白い。 これまでは「歌は良いけどMCが・・・」なんて事を言われた事も有ったけれど、今は歌からMCからすべて楽しい。 

_ 握手会

VAN3(略)とピカピカは別会計。 日本クラウン的事情とかも有るんだろうけれど、ピカピカと絡めなくても或る程度の集客が見込めるようになったのだとしたら喜ばしい事だ。 あいかちゃんはライブがまったり系になってしまった事を気にしていたけれど、私はじっくり聴けて良かった。 でも「あれで良かったんだろうか?」って事を考えるのは非常に良い事だ。 反省から総てが始まる。

_ タグ閉じ忘れ

朝、目が醒めたらキーボードに突っ伏して寝ていた。 時間が無かったのでそのままアップロードして出かけたのだけれど帰ってきたら山♪田さんから突っ込みが入ったようにタグが閉じ忘れられていて、ソースを見たら<font size=”+2”>を</a>で閉じていた(苦笑)

有難うございます>山♪田さん

_ 長い28日

レポを書き終えたので漸く4/28を終えることが出来ます(苦笑)

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]
# 山♪田 (2002-04-30 11:13)

タグ閉じ忘れかな?</font>とかやってみる。(笑)



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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