ロクに寝てません。 あー、寝なきゃ。
頭で考えるドイツのサッカーと脊髄反射でやるブラジルのサッカーの処理速度の差が出たように思う。
しかしオリヴァー・カーンは偉かった。 ドイツ戦車兵魂を見た(をゐ。 ダイヤモンド黄金柏葉剣付き騎士鉄十字勲章くらいやるべきだ。
下書きはしておいたのでこれからタイプします。
前日にある程度準備をしておいたので、なんとか定時で上がる事が出来た。 現場に着いてみる とまぁ悪そうな奴がたむろしている(苦笑)。
地下の「アイリーンホール」が会場。 側面の壁は石造り。 アイドルライブをやるような感じの箱で はない(苦笑) 上手側の壁沿いに暗幕が張られて楽屋と通路が作られているのだけれど人が動く と蠕動する腸のようにもこもこ動く。 前のほうは小さい箱だが大入り満員だった。(ここまで6/28分より再掲)
それまでかかっていたBGMが一旦途切れてThe Monkeesの「Daydream Believer」が流れる。 この曲がフェードアウトすると同時に客電が落ち、「りょんりょんナイト〜!!(震)」と影アナが入ってスタート。 何処で放送する訳でもないけれど、公開録音形式でやるライブらしい(かなり間延びしたFリク・・・と言う感じ)。 だから澁谷さまが出てこないで影アナで済まされる場面が多く見られたがこれにはガッカリ。 そのあたりの説明と出演者の紹介などをしてから一人目の登場。
口開けは久保亜沙香。 出てくると同時に例によって例の如く例の客が「あーしゃーかーしゃーまぁー!!!」。 久保くん激苦笑。 「BE TOGETHER」などカバーで3曲歌ってからオリジナル曲の「Lovey」。 「ラビー」と聞いただけで一部のダメな客は苦笑。 もちろん関根勤の歌では有りませんでした。 歌の方は上手いって程上手くも無いが落ち着いた歌いっぷりでなかなか良かった。 ハイヒールを履きなれない所為か少々腰が引けていて立ち姿が妙だったが、かわいければそんな細かい事はだれも気にしない。 久保くん退場時にはまた「あー(以下略)」さらに「いかないでぇー!!」等。
次は謎のユニット「チッピラー」。 長い竹の筒とか太鼓とか瓢箪を半分に切った物とか怪しげな楽器を抱えてごそごそと登場。 何を歌うのかと思ったら「おてもやん」。 熊本の民謡なのだけれど三線を弾きながら歌いつつ「アイヤイヤサッサー」などと沖縄風の合いの手が入るので沖縄っぽく聴こえる。 この段階で客は困惑。 次は「新デンサー節」、デンサーってのはお囃子の事で、三線に手持ちの太鼓で合いの手が入る。 「にぎやかな曲なのでみなさんも手拍子を・・・」と言われて客も頑張るが、太鼓のお囃子にはこまかくオカズが入るのでその度に手拍子がずれてしまってしっちゃかめっちゃかになっていた(苦笑)。
そのあとオリジナル曲を2曲。 身の丈ほどもある長い竹筒は「レインスティック」というもので、傾けると中に入っているものが流れて雨音のような音を出す。 これと瓢箪を半分にぶった切って作ったカリンバを使って先ずは「つつじ」、ピアノ伴奏の人わ呼び込んで「末っ子ソング」。 オリジナル曲はさねよしいさこっぽい感じの不思議な曲だった。 なんだかよく判らないのでいろいろ検索してみたら池袋の LIVE INN ROSA で行われたCo Do Mo NITE (コドモナイト)と言うイベントのレポートらしきものがひっかかったが結局良く判らなかった。
この娘ッ子どもがアルバイトをしているのが昨日書いた阿佐ヶ谷の沖縄風居酒屋「グルくん」で、ゆみ(三線を弾く方)が月曜と金曜、ゆみ(小さい方)が日曜日の担当らしい。
二組終わったところで最初の質問コーナー。 Remiさんと澁谷さまで久保くんとチッピラーを挟んで横並びに座り、事前に客に欠かせておいた質問の中から無難なものが選ばれていてそれをゲストに訊いて見ると言う趣向。 盛り上がらないと見るやバッサリ切り捨て御免で次へ行く澁谷さまの司会っぷりがなかなか良かった。
質問コーナー終了後、Remiさんが一人残って3曲。 雨が降る事を想定して雨にちなんだ曲を集めてやっていた。 原から声を出していて歌い方も素直で心地よかった。 ただ、押さえる所と張る所は非常に上手いんだけど「ハーフスロットルでのマシンコントロールに多少の不安」と言う感じ。 とは言っても矢張り生歌ですからまったくもって許容範囲では有ります。 歌はきっちり、MCは頭弱めのすっとぼけた感じ。
ピアノ弾き語りの小堀有美さんが申し訳無さそうに登場。 茶色いネイティブアメリカンみたいな地味な服。 つじあやのと矢野顕子を足したような安心感のあるオリジナル曲とビリー・ジョエルの「HONESTY」。 「HONESTY」のHは発音しないんじゃないかと思うのだけれど「ほーねすてぃ〜〜♪」と聴こえたのが少々気になった。 歌そのものとピアノは上手かった。
元キラメロの沢井なつ美。 背が高くて手足も長い。 小噺を交えて何曲か歌っていたが冷房が効きすぎていて非常に寒く、私を含めて何人かの客はこの辺りで沈没。 そんな訳でよく憶えていません。 「ひと月に1曲新曲をやるのだけれど、今月は2回目のライブなので7月の新曲を6月バージョンでやります」って事でいろいろ下準備をしていた様なのでちゃんと聴けなくて申し訳なかった。
小堀・沢井の両名に先ほどと同じパターンで質問。 話しがふくらまないと見るやバッサリ。 この辺りはこれまでの経験が上手く生きているように思った。 あとは如何に上手くゲストをいじれるかですね。
渋谷さまは一旦はけてお着替えタイム。 1人でステージに残ったRemiさんが脳味噌のあたたいトークで繋ぐ。 4Lの衣裳で登場した澁谷さまに驚くRemi。 スペシャルゲストの海宝久美子(ex.4L)が呼び込まれて偽ナースが二人になるともはや呆れていた。
ピアノ、ベース、ギターをバックに「AiAiAi」と「ロミオとジュリエット2001Tokyo」。 「アコースティックバージョン」って言っていたけどギターもベースも電気モノだったり。 コールどころか手拍子も殆ど無しで2時間以上大人しく聴き続けて疲れきった客は「AiAiAi」が始まっても機械的に手拍子をするのみ。 業を煮やした澁谷さまから「アコースティックとか関係なく盛り上がって行きやがれこのボケナスがぁ!!」(←一部誇張)とのお達し。 死んだ気になってバンザイ突撃モードでヤケクソな盛り上がりを見せる客に漸く澁谷さまも満足しておられたご様子。
2Lがはけると澁谷さまの影アナ(録音)が入り「今日はこれでおしまい」とか何とか。 客電がついて3時間の長きに渡ったライブは漸く終了した。
例のトレカを1000円で販売して握手と写真数枚撮影。 先日焼いた写真を上納。
外に出るともう11時。 3時間余のライブのうち澁谷さまの登場部分は質問コーナーの仕切りと歌2曲のみ。 1回目だったし久保、澁谷、海宝、沢井と一粒で4度美味しいと言う判断から客は大入りだったが、構成としては冗長に過ぎたし、詰め込みすぎ。 全体の尺を決めておいて、進行状況によって引っ張ったりカットしたり出来るような構成にしておかないとダメだと思う。 貸し会場の場合は撤収まで含めた時間で借りている訳だし、平日のイベントで終電近くになってしまうのも不味い。 あと冷房の温度設定が滅茶苦茶。 殺人的な寒さで風邪っぴきの人々は顔が土気色になっていた。
客で藪崎(どの藪崎かは不明)とさやか、そして安井さん。 藪崎ファンと言う事になっている人は大いに狼狽。 さやかは心なしか怯えていたような感じ(苦笑)
「さかしま」J・K・ユイスマンス著、澁澤龍彦訳、河出文庫。 「困ります、ファインマンさん」R・P・ファインマン著、大貫昌子訳、岩波現代文庫。
「さかしま」は漸く文庫で出た。 あと「HIKARI写真集」ワニブックス刊も購入。 これは買いだと思う。