中野のPに修理に出していたペトリオートメイトの修理が終ったので、日曜に引き取ってきた。 このカメラは1956年から59年にかけて作られていたペトリのカメラの中でも最も美しいカメラのひとつ。 軍艦部には1954年に発売されたライカM3のデザインが取り入れ(真似たといった方が正確か?)られている。
巻き上げの感触が非常に良く、シャッター音も静か。 レンズは7枚構成の45mm/f1.9。 シャッターはペトリ自社製のカーペルMXSでB・1〜1/300s。 数あるカメラメーカーの中でもシャッターユニットまで自製していたところは少ない。 今週末に試し撮り予定。
横に並んでいたコムラーの135mm/f2.8(M42マウント)を嘘みたいな値段で購入。 スペック的には大した事が無さそうに見えるが、このレンズはコムラーユニマウントと言うマウント互換システムが組み込まれていて、尾部に付く各社用のマウントを持っていればレンズの使いまわしが効くのだ。 私はペトリ用のマウントと28mm/f3.5と24mm/f3.5を既に持っているので3本のレンズを使いまわせる事になる。 ケースとフードも付いて来た。
御苑の裏を抜けて千駄ヶ谷の駅前に出たところで右翼の街宣車が代々木方面から走ってきたのだけれど、例によって軍歌を大音量で流していてしかも2台連なって別の曲を流している物だから何の曲だか判らないし、煩い事この上ない。
田舎の右翼で土地勘が無いのかも知れないけれど、このオタンコナス連中は橋を渡り終えた所で左折して外苑西通りを南に下っていった。 道路の東側は神宮外苑であり、神宮外苑と言えば明治神宮の外庭って事であり、その明治神宮の祭神は明治天皇であるわけで、本当の右翼なら静かに通り過ぎて然るべきであるのに「これでもか」と音量を上げて走っている。
そもそも現天皇も前立腺癌で近々入院する訳であり、平癒を祈念しつつ歌舞音曲は控えるのが筋だろう。 こう言う事が全く判っていないバカが「右翼でござい」と威張って歩いているわけだ。 実に下らない。
私は右翼でも左翼でもないです。
閣下が『優子地獄』となぞらえた乱歩『鏡地獄』の内部は至近距離の白熱球1個が光源なので、色温度設定ミスが色校指定まで誤らせたものかと無理やり解釈。
実際の鏡地獄の光景の推測は回避したいと思います。