毎日矢鱈忙しいのに碌に寝ていないので、今日も帰宅後にどうにも眠くなり、日付変更線の手前で沈没。 目が醒めたら1時半を廻っていた。 風呂に入ってからパソコンを立ち上げてみた。
るれいさちゅわん氏の日記「ラブミー東京」にて、ジャイアンツ清原のデッドボールの多さについての話題。
私と同じカープフアンの方が「『巨人軍は紳士たれ』と言われていた頃が懐かしくも思う今日この頃。。。」と突っ込みを入れていたのを受けて一文を投じようと思ったら、一文じゃすまなくなったので手前の日記に書いておきます。
昭和36年の優勝祝賀会に「ちゃんと噺を聴く」と言う約束で嫌がるのを無理やり引っ張り出された古今亭志ん生師。 約束もへったくれもなく、酔っぱらって馬鹿騒ぎに興じて噺なんざ聴きやがらないのに激怒。 まぁ、川上の到着が遅れたとか色々理由はあるそうなんですが、文字通り「ブチ切れ」ちゃって、脳内出血で入院。
翌年なんとか復帰しますが、呂律が怪しかったり身体が利かなかったり、全盛期のようには行かなかったといいます。 立川志らく師もその著書で「志ん生のテープを聴くなら昭和36年以前の物で」書いています(それ以後のものも味は有るんですが、落語としての質は落ちてしまうそうです)。
そんな訳で、少なくとも昭和36年の段階で既に紳士ではないことは確かであろうと思われます。 だから落語好きの人間には巨人嫌いが多い・・・なんて事を高田先生が書いていたような記憶も(このあたりは曖昧)。
そもそも親玉の正力松太郎が紳士じゃないって話もありますが、それはまた別の機会に。
動物プロダクションの車内貼り広告。 「オーム」「インコ」と表記。 却って不自然ではないか?。
「続々・ヒコーキの心 −アントワネットから最強地上攻撃機まで−」佐貫亦男、光人社NF文庫
「死霊」I・II、埴谷雄高、講談社文芸文庫
「新編 明治人物夜話」森銑三、岩波文庫(緑)
どれも佳書。 書評は明日以降に。
マンマークかよ!