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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
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酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2003-07-19 酒田はまり道 [長年日記]

_ 出発

早朝4時に出発。 微妙に悪い天気の中寒河江まで北上。 そこでJHの人が持ってきてくれた3日間乗り放題券を受け取り、酒田へ。
今回は、運転できる人がごりぱんさん一人だけだったので、かなりの負担が掛かってしまった。 毎度申し訳ない。

_ 「すてきなRadio」購入

商店街の伊藤電気さんが売り出したSHIPグッズである「すてきなRadio」を購入。
これは、SHIPの3rdシングル「笑顔」のカップリングになっている「すてきなRadio」にちなんだ簡易FMラジオで、「すてきなEarphone」と「すてきなDenchi」か付いて来る。
簡易すぎて動作のおかしい固体も有ったようでちょっとバタバタしたが、機械としてはまぁこんなもんでしょう。
そもそも私はこのラジオを使おうという気が全く無いので、そのあたりは全然気にならない。 記念グッズとして考えればむしろ安い部類に入るし、この景気の中で伊藤電気さんが幾らかでも儲かればそれで良いとも思う。

_ 一休み

雨が降っていなければ、午後までの空いた時間に無料自転車でも借りてその辺をうろうろしようと思っていたのだけれど、本降りになってしまったのでそうも行かず、皆で清水屋最上階のSHIPギャラリーへ行ってみた。
ゲームコーナーの有る階の隅にあって、常に無人であるのも禍してか、前回見たときも少ないと思った写真が更に減っていてげんなり。
ぶっ壊されたり悪戯書きをされていなかったのは不幸中の幸い。

_ もう一休み

地元ファンの中でも一番熱心なのではないかと思われる日和山さんご一家のお宅、犬猫いっぱいの「日和山動物王国」へお邪魔して、先だってダンスの道を極めるためにSHIPから離れて東京へ行った みおみお の凱旋公演の映像や、初期の頃からの切り抜き・チラシなどを見せていただいた。
犬や猫がいっぱいの日和山家。 人なれた犬や猫ってのは、矢張りかわいい物だなと思った。 うちの近所はカラスが多い為、餌も少なく、つつかれて虐げられた野良猫たちは皆怯えてギスギスしている。

_ 昼飯

緊張して胸一杯、何も喰ってないのにおなか一杯のごりぱんさん以外の飢えた狼3匹は中町の日まのセールで一杯200円になっている三日月軒のラーメンを喰いに出かけた。 然し乍ら、店の前は既に長蛇の列。 それを見た通りすがりの爺さんがやおら途中に割り込みやがったので馬鹿々々しくなって、米沢屋で焼きそばを喰う事にした。 隣がこんな騒ぎなので、米沢屋は昼時なのに空いていた。 大盛イカ肉玉を注文。 ここの焼きそばは薄味に仕上げてあって、適宜ソースをかけて食べる。 ソースがあまり好きではない私も、これなら美味しくいただける。 麺も具も申し分なく旨い。

_ 「すてきなRadioステーション」

ラジオの発売に併せてミニFMが開局、「すてきなRadio」発売記念スペシャル放送「すてきなRadioステーション」を放送し、色々なレア音源を流していた。 詳細は書くと不味いかも知れないので割愛。

_ 「僕ピンフォトコンテスト」表彰式

ラジオ終了後に表彰式+ミニライブ。 晴れていれば七桜さんの駐車場でやる事になっていたのだけれど、降ってしまったのでメガネのアイライフさんの前の通路で行われた。 晴れればもう少し集まったと思うんだけど、客の面子は比較的熱心な知った顔ばかり。
司会はお馴染み 浪漫亭ワキヤ師匠。 一押しからボール半分外れたメンバーがプレゼンターになると言う粋な演出もありつつ、入賞者が1人づつ呼ばれて晒し者になると言う光景を鼻毛抜きながらヘラヘラ見ていたら、私以外の5人呼ばれたところで止ってしまった。 ここで背中に厭ァーな汗がたらりと一筋。
「この5人で終わり・・・ではなく、もう1人特選の方がいらっしゃいます!!」
・・・と浪漫亭師匠。
そんな訳で、特選に撰ばれました。 賞品は七桜さんの5000円分の商品券と りり 直筆の目録の色紙。 副賞として、次回シングルのジャケット撮影権。
6人並べてから特選を発表すると思っていたので、完全に虚を衝かれた私は実に気まずく、後でこの時の模様を撮影したビデオを見せてもらったら、いつも以上になんとも複雑怪奇な顔をしていた。 腹を括って前に出て りり から特選の目録を頂いて、メンバー全員と記念撮影。 感想を求められたので「えぇー、・・・大変申し訳ございません。」と謝っておいた。 この模様は公式サイトの方に晒されるそうで、ハンドルで応募しておいて良かったとつくづく思った。 頭が真っ白になってしまったので、このあたりの記憶は曖昧模糊としている。
特選に撰んでいただいて嬉しくない訳ではもちろん無く、写真に絡んで非常に厭な目に遭ったあとだった事もあって、私の撮った写真そのものを評価していただけた事は非常に嬉しかった。 ジャケット撮影もやりたくない訳ではなく、単純に責任の重さが肩に食い込んでいるだけの話で、何でどうやって撮るのか、機材や感材はどうするのかなんて事を考えるのは楽しい。 次のシングルが何時出るのかも決まっていないようなので、それまでに下準備をしておこうと思う。

_ ミニライブ

表彰式の後、ミニライブ。 放心状態だったので記憶無し。

_ 「僕ピンフォトコン展」@七桜ギャラリー

七桜さんの隣の空き店(あきだな)を改装したギャラリーに、応募全作品を展示。 ライブ終了後に公開するまでメンバーも写真を見ていなかったらしい。
これまでコソコソやって来たが、これでメンバーにも客にも面が割れてしまった。

_ チェックイン

放心状態でうだうだと座って語らった後、時間は少し早かったがする事も無いので今や定宿となりつつある駅前の酒田ステーションホテルへ。

フロントの人が外出中で少し待った後チェックイン。 一泊4000円だったのだけれど、「最上階で申し訳ないから」と言う事で3500円に負けていただいた。 階段しかないから大荷物抱えていると確かに辛くはある。
部屋に入ったら何時の間にか眠ってしまっていた。

_ 「酒田港の夕べ2003」@酒田市民会館

3部構成になっている海の日の記念行事の1部にSHIPが登場するので、眠い目をこすり思い足を引き摺って市民会館へ。 去年は撮りたい放題だったってんで、気合を入れてカメラを担いで行ったら、今年は撮禁だった。 入り口の市職員と思しき方に鞄ぐるみ預けて入場。
今の構成だと市民会館のホールはちと大きい感じ。 普段こなしているイベントの会場のステージの広さを考えると落差がありすぎる。 それでもよく修正してきていたと思う。 多少トチりもあったが、私は楽しく観賞した。

_ 例の呑み会

2部は地元出身の津軽三味線の演奏家の方の演奏会、3部は地元有志のみなさんの歌と踊りだった。 そっち目当ての客も後から々々は行ってきていたので、暗転中にそそくさと逃げ出して浪漫亭へ。 中町の日でビール300円、サワー200円になっているから客も多かったので席が心配だったのだけれど、予約扱いでひとテーブル取って置いていただけたのと、二人組みのお客さんが気を利かしてカウンターに移ってくれたりしたので、ゆったり喰って呑んでオダを上げる事が出来た。 ここんとこ金が無いので妥協して発泡酒ばかり飲んでいたのだけれど、ちゃんと注いだビールは矢張り別物で、実に旨い。 肴もはずれ無しで何でも旨い。 厚揚げ一つでも炙ってから切り分けたものを、切り口を上にして皿に盛ってから刻んだ葱と茗荷を上にたっぷり載せて出てくるし、手間を惜しまない良心的な仕事振りには頭が下がる。
深夜にホテルへ。 熟睡。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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