事務所OKが出ていても撮禁にしたりする不可解で尊大でグダグダな仕切りで悪名の高い東京電機大学の鳩山祭へ敢えて行ってみる。
数年前に1度見に来て、その仕切りのなってなさ加減にゲンナリとして帰ってきた鳩山祭ではあるが、旧トレっ娘生き残りの中島舞さんが出ると言う情報が直前になってえらい人からもたらされたので行ってみることにした。
まず、何の説明も無く開始時間が遅延。 結局16分押しでイベント開始。 出演者は中島舞、類家明日香、斉藤利恵(立花恵美)、関川理沙、そしてお笑い芸人のムートンの2人。 このイベントは自治会と放送委員会の合同企画と言う事でそれぞれから若い者が1人づつ司会者になっていた。 なんだか判らないが「先ずはライブを」って事で類家明日香(趣味:ガンプラ作り)がカンペを見ながら「ブルーベルベット」なる曲をたどたどしく歌唱。 グラビア中心で歌なぞやっていない娘を晒し者にするような構成には腹が立つ。 音チェックなんざ碌にしていやがらないから、モニタースピーカーからは音が出ていないし、オケとマイクの音量バランスがとれていないし、非常に歌いにくそうではあった。 歌い終えてから素で謝っていたのがいじらしかった。 慌てると南部弁が顔を出すのが微笑ましい。
中島さんも歌はやっていないので松浦のなんたら言う曲を振り付きでやっていたが、こちらは歌詞も振りもばっちりで、客いじりをして盛り上げていた。
ここでお笑い芸人まのネタが挟まったのだけれど、これがまた、寒い。
徳間のe-niceと言うレーベルからCDを出す斉藤利恵(立花恵美)と関川理沙はオリジナル曲を歌ったが、雨は降り出すわオケの音は小さいわと踏んだり蹴ったり。 それでも健気に歌っていた。
一通りライブが終ってクイズ大会みたいなのが始まったところで雨脚が強くなり、機材の雨対策に追われて大騒ぎ。 天気予報くらい見ておけば事前にどうにでも出来る事を泥縄式にやっている。 機材そのものにはビニール袋なんかを掛けていたが、コンセントや端子類は放置。 マイク端子は雨を被ってブチブチ豪快な音を立てていた。 いやはやなんとも。
さらに自分達は早々と傘を調達し、揃いのコートを着てぬくぬくしているが、タレントは雨ざらし。 上がタコでも使える人間は居ると見えて、傘を集めてきて客やタレントに渡していた。 客に普通の傘を渡し、ステージ用には透明のビニール傘を選んだのは好判断。
雨は止む気配も無く、イベントは切りのいいところまで強引にやってお仕舞い。 類家明日香に合わせてか、ガンダムネタなんかも用意していたようだが結局それは使われなかった。
雨が降って中止になったようなものだったが、終了後に物販。 学生達は自分達の片付けに忙しくて見物にも来ない。 結局あまり売れないまま終了。
物販の間、音響関係のバラシを見ていたが、機材の扱いが荒く、片付けの基本も知らない。 雨が降った屋外イベントの片付けで雑巾の一枚も用意していない事が総てを現しているように思った。 願わくはタレント各位が風邪など召さぬことを。