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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
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寒空文庫(仮)
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petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2004-02-21 なぜ、カナ変換にさせない [長年日記]

_ 現在、新庄

接続待ちがてら「もがみ情報案内センター」の端末にて更新中。
ローマ字変換しか出来ないようになっているので、非常にいらいらする。
我慢の限界なのであとは酒田に着いてから。

_ 新庄駅雑感

新庄駅にくっついている「ゆめりあ」なる施設は綺麗なんだがどうも居心地が悪い。 椅子とテーブルがある所には「この施設は禁酒・禁煙です」、大荷物で旅をする時によく使う多目的トイレには「一般の方の使用は御遠慮ください」、仕方なく行った普通の便所には「最近吸殻が目立ちます」と禁煙要請。
上記の「もがみ情報案内センター」のインターネット端末の横には「荒らしは犯罪行為です、発覚した場合出入り禁止云々。」
なんかギスギスしている。

_ そんな中でも

地場産品の直売なんかをやっており、おばちゃんたちが漬物とか色々な物を売っている。
鮭川村の井上千恵子さんの「おこわ」は謎に旨いので買うべき。 250円。

_ 酒田へ

指定は12時まで埋まっていたので、一番電車のつばさ101号の自由席に入線1時間前から並ぶ。 寒い。
列の前から2番目だったのでらくらく座れたが、途中は通路に立っている人がずらり並ぶくらいの混みよう。 寝て起きたら新庄、一面の雪、寒い。
新庄で買った「井上千恵子さんのおこわ」を肴にビールを飲んで寝てしまい、気がついたら酒田。 雪なんざかけらもなく、妙に暖かい。

_ SHIPケーキ売り切れの巻

@古川市民氏の車で仮店舗で営業中の酒田木村屋さんへ。 昼時という事も有って、店内には人が一杯。 まごまごしているうちに、限定30個のシフォンケーキ「SHIPミルキードリーム」は目の前で。売り切れた。

_ 寿司 しばらく

昼飯は前々から気になっていた中町の清水屋の脇にある寿司屋「しばらく」に@古川市民氏と一緒に行ってみた。
以前つっこみをいただいていたので、「かくかくしかじかの者でござい・・・」と挨拶をしてから注文。 事前情報で「ここでは兎に角地魚を食べよう」と教えられていたので、私は1.5人前の握り「最上川」、古川氏は1人前の「庄内浜」を。
貝や海老も含めて、ネタは総て地元の浜で上がったもの。 1種類1カンで2カンづつ出てくるのだけれど、握っている間も親爺さんはカウンターは勿論座敷のお客さんとも会話をして、何処から来たのかに合わせて出すネタを変えたりしていた。
出てきた寿司はもう何もかも旨い。 白身の魚が殆どなのだけれど、胡麻や柚子の皮を下ろしたのを散らしたり、ただ握るだけではなく、何かしら細かく仕事をしているので飽きない。 兎に角、色々なものを食べたのだけれど、どれがどう旨かったという具体的な事はあまり覚えていないので書けない。 何を食っても旨いので途中から頭が追いつかなくなってしまった。
海老にはあまり執着しない私が悶絶したのが「ガサエビ」。 鮮度が落ちるのが早く、地元でしか食べられないらしい。 あとはハタハタ、ショウフクジ、ホシザメも初めて食べた。 この日一番驚いたのは最後に出てきたアナゴ。 肉厚で柔らかいヤツを炙ってから出してくるのだけれど、これがまた口の中でとろける。 こんな旨いアナゴを食ったのは生まれて初めてだ。
満腹になるまで食ったわけではないのだけれど、脳味噌は十分に満足していて、夕方まで何も食う気にならなかった。 来月も是非行きたい。 今度は酒も呑もうと思う。

_ 「ホップ・SHIP・ジャンプ!!」@酒田ハーバーラジオ

地元コミュニティFMの10分番組。 メンバー勢揃いで生放送という事で、金魚罰の外から観覧。
限定30個のシフォンケーキ「SHIPミルキードリーム」が発売されたと言う話題が出るや否や、ケーキを持ってきていたお客さんが巨大なお玉で食べ始めたものだから笑いを堪えながらの放送となり、結構大変そうだった。
大変そうではありつつも楽しんでいただけたようなので、これはこれで良かったと思う。

_ チェックイン

早目にチェックインして風呂に入り、旅の垢を落として一休み。

_ 狂乱の呑み会

例によって例の如く、浪漫亭にて宴会。 いろいろと物憂い事が有ったのだけれど、ごりぱんさん持参の各種映像素材を見せていただき、気分もなんとか持ち直して散会。
食べ物や酒はいつも通り旨い。 ここで酒を飲むと、地元に戻ってからその辺の店で呑む気にならない。
早目に締めようと思っていたのだけれど、なんだかんだで遅くなってしまい、毎度の事乍申し訳なかった。 次回は日付変更線の手前でお開きにしたい。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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