出勤日なのでお仕事である。
身体能力に欠損が出来ると、それを補って別の部分が発達したり、時としてありえない力を発揮する事が有ると言う話があるが、職場の使えない新人の「あしゃにょ殿」(仮名)の場合、仕事が追いつかなくなってパニックを起こすと何かしら機械がふっ壊れたり、誰も触っていないのにスイッチが切れたりする。 厭な「ニュータイプ」だ。
今日もその伝で、誰も触っていないのに制御機器の中枢に関わるスイッチが切れており、とんでもない事になりそうだった。
然し、突発的な偏頭痛と耳鳴りに襲われて厭な予感がしたので、全体を止めて点検して事なきを得た。 カンベンして欲しい。
くさくさしたので、帰りに近所のスーパーで焼きそばの麺と肉を買いこんで焼きそばを作って喰ったが゜、酒田の米沢屋には遠く及ばない出来。 来月は喰わなければ・・・。
バスに乗っている最中に携帯から隠居所日記を更新。
「帰宅してもメイドのお出迎えは無いが、冥土の友人達の遺品がお出迎え」
なんて事を書こうとしていたら、どこからともなく百円玉が転がってきた。 いただいておくことにする。
そう言えば、カメラマンだった方の友人の命日がもうすぐだ。インドのバラナシのホテルで、バタイユを読みながら死んだ友人の為に花見の計画も立てなきならない。
どちらもすっかり忘れていた。