昼飯は友人達と「川辺の館」で軽く済ませたので、夕方からしばらくへ。 入った時は私一人だったのだけれど、すぐに立て込んで来た。私はバスツアーの出発迄に食べられれば良いので、後回しにしてもらって、飲みながら待つことにした。 いつも酒はだいたいの予算を言って見繕ってもらっているので、銘柄は憶えていない。「とりあへず、これで繋いでいて下さい。」ってんで出てきたのが、蛸のやわらか煮とこごみの胡麻和え。 蛸は見るからに柔らかそう。 口に入れると、予想を更に上回る柔らかさ。 噛むと甘辛く煮付けられた蛸の味が口のなかに。 旨い。胡麻和えのこごみは、つまみ用と言うことなのだろう、細か目に刻んであり、和え衣も少なめ。 口の中で仄かな苦みとともに春の香りが広がる。摘んでは嘗め、摘んでは嘗めしているうちに更に立て込んで来たので、もう一杯頼んで待つ事にした。 ここで「ごめんねー」と出てきたのが このわた。・・・、・・・。
罪なつまみですよコレは。 沢山仕込んだそうなので、まだあると思う。 お近くの方もそうでない方も、無脊椎動物アレルギーで無い方は食べてみる事をお薦めする。