飛良泉先生と話しているうちにロッテを生で見たくなり、ごりぱんさんが押さえていたチケットを分けてもらって、飛良泉先生が作ってきた
こんな帽子を被って外野席で観戦。
第一戦が清水、第二戦が小林、と来て、第三戦は渡辺・・・かと思いきや、先発はまさかのジョニー黒木。 渡辺は決勝に温存と成った訳だが、黒木を出す事で客も満足。
フランコとベニー以外は「浦和ロッテマリーンズ」(控え)の選手で、しかもベニーはDH、フランコは楽なファースト。 セカンドの塀内とサードの渡辺の守備がアレで、いきなりエラーがらみの失点で幕が開き、その後も重苦しい試合展開。
ストレートが120km台のピッチャーを打ちあぐんでいるうちにまたもノーアウト1、2塁のピンチ。 ここで黒木が飛んできたピッチャーライナーに足を出して止めて、浮いた弾をセカンドが捕って戻れないランナーをまとめてアウトにしてトリプルプレー。
これで黒木は交代。次は誰が出てくるのか「小野ですかねぇ」「小野は昨日投げました。」。 で、出てきたのが小宮山。 負け試合にしか使わないと思っていたので、これにはびっくり。
この小宮山がじつに良くて、8回まで無失点。 良いものを見た。
たまったランナーをベニーが帰したのが攻撃面での唯一の見せ場。 余りに締まらない試合展開にだれた客は、試合途中で流れるロッテガムのCMで「よしこ」コール。
9回に小林(雅)が出てきて、いつも通りひやひやしつつも試合終了。
先発は渡辺。 審判が恐ろしくヘタクソで同じような球筋でボールになったりストライクになったり。 キャッチャーが首をかしげたり、バッターが首をひねったり。
三塁線にきわどい当たり飛んで、ファール臭くは有ったのだけれど、塁審が何も言わないので一塁に送球してアウトなになった・・・と思ったら、「いやいやファールです」とか、そんな事の繰り返し。
そんな状況でも飄々と投げつづけた渡辺は、6回を被安打8ながらエラーがらみの1失点でマウンドを藤田らに譲り、8回は薮田、9回は小林(雅)。守備固めで諸積が入ると、そこここから 「モロー!!」 と声が掛かる。 手を挙げてそれに応える諸積。
いつもの「小林雅英劇場」でひやひやしながらも何とか勝利。並びの客が
「マサー!!いつも通りヤレー!!」
それが怖いんだけど、勝ったからよし。
私の何列か前で親子で観戦していた小学生と思しき女児が、二つ折りになるホワイトボードに応援メッセージを書いたり消したりしていたのだけれど、これがなかなか面白かった。
アンパイヤが下手糞な所為なのだが、ボールが先行する場面が多く、打たれると捕れそうな球が野手の間を抜けるのに痺れを切らして
投げろストライク!
打たれたらとれ!!
このまま真っ直ぐ育って欲しい。
表彰式でのこと。
誰がプレゼンターとして出て来ても(例えそれがコナミの上月でも)大きな拍手で迎えられているのに、讀賣新聞の社長として登場した滝鼻氏にだけは大ブーイング。
滝鼻氏も、まさか東京ドームでブーイングを喰らうとは思わなかったであろう。
痛快だった。