今週も朝っぱらから狂ったように秋葉原に並びに行った訳だが、昼公演のチケットを確保するので精一杯。 「平日は無理でも日曜なら・・・」てぇ望みも打ち砕かれて指をくわえて見ているしかないようになる未来はすぐそこまで来ている。
「好きなアイドルが売れていく」と言う、これまで経験しなかった事態に巻き込まれて当惑しているってのが正直なところ。
頑張るのに疲れた人、諦めた人、客が増えすぎたのに耐えられない人etc...、ある部分の客は確実に減っているのだけれど、それに倍して新規の客は増えている。
こう言う企画は売れなければ存続し得ないので、売れて欲しくはありつつ、手の届かない物になりつつある事への寂しさもまたある。
時あたかも麦秋。 目にはさやかに見えねども、風の音にぞ驚かれぬる。
「おやっ!!」と思った時には既に遅く、驚いた頃には変化の波を頭から被ってうろたえるばかり。
それなりの籤運で入場してお立ち台の一角を確保したものの、民度の低い客に囲まれてゲンナリ。
踊りたい奴も居りゃ騒ぎたい奴も居るってのは承知しているし、私みたいな見ているだけの人間ばかりでも盛り上がらないのも承知しているからある程度の事ぁ我慢するけれど、MCの最中まで糞下らねぇ事をくっ喋って居やがるのはどうにも我慢ならないんで釘刺してみた。
釘刺してみたんだが、将に「糠に釘」。
日本語喋ってるからって日本語が通じるとは限らない。
私は判りやすいものより判りにくいものに惹かれるタチなので、あからさまな中心メンバーに食指が動くことは先ず無いのだけれど、高橋みなみだけには目が行ってしまう。 漱石が3代目小さんと同時代に生きられた喜びを書いているが、そう言う幸福感が味わえる。
ユニットコーナーでは、修学旅行で休みの前田の代わりにが誰になるかが見所。
「嘆きのフィギュア」では、Kチーム河西。 河西くんは高橋みなみのエピゴーネンみたいな髪型にされて個性が死んでしまった感があった。破綻は無かったが、さほどの感興もなく。
「渚のCHERRY」では峯岸。 本来の峯岸の位置にはKチーム小野。 峯岸のいつも以上にキレのある動きを堪能。 良いものを見せてもらった。
MCで「今日はダービーですね、一番人気のシノダマリコです」「先行逃げ切りで頑張ります」(←うろ覚え)と挨拶していた篠田は第4コーナーあたりで馬群に沈んでしまって途中リタイア(体調ち不良とのこと)。 ハイブラウ過ぎて滑る事もあるが、ネタ帖を付けていると言うだけあって毎日何かしら仕掛けて来ている。 ネタの傾向としてはハガキ職人的。 電気グルーヴのオールナイト(土曜2部の頃)みたいな感じ。
すっかりお茶を挽かされている感のあるキンピカ衣装緑チームであるが、私はここの面子が好きだ。 戸島、佐藤あたりの動きや表情は実に趣深いし、大江の奇想天外な言動や不可思議な踊りっぷりにも惹かれる。
あと、気を付けて見ているのが星野。 喋っている時の破滅的なまでのグダグダさ加減と、歌になったときのしっかりしたのの落差が良い。
眠い目こすって起き出して、2時間以上並んだ挙句立ち見だったりしても、良いものを見れば差し引きでだいぶプラスになる。
良いものを見た。
例によって越谷の地域寄席「倉庫の二階」へ。
今月は無謀とも言える強烈な顔付けで業界にも衝撃が走っていたが、蓋を開けてみれば実に面白かった。
「松竹梅」立川三四楼
「あくび指南」立川こらく
「助けてマン」立川三四楼
「メイド漫談」おさなぎ色
「メイド服漫談」小谷きよし
三四楼さんはいつもの奇人ぶり。 こらくさんの落語はこれまでで一番面白かった。
小谷さんは、ネタから私の実家の近所に住んでいたことが判明。
おさなぎ色は面白いが、深みに嵌まると抜けられなくなりそうで怖い
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