ラーメンを喰ったら、チャーシューの下からナルトが出てきた。
上村を思い出した。
あっという間に呼ばれて下手最前・・・で観ようと思ったが、真ん中が空いていたので二列目中央付近。 左隣がわんこ☆閣下。
いやぁ、凄い。 死角が殆ど無くて、音が良く聞こえて、服の柄や生地まではっきり見えて、表情の細かい変化まで良く判る。
お立ち台は全体を見渡せる点では良いのだけれど、椅子席と比べるとなんと言うか「蚊帳の外感」みたいな物がある。
こんな席で見られるのも稀なので、備忘録として感想なぞ書いてみる。
一曲目の「嘆きのフィギュア」。 何度も書くが、高橋みなみが凄い。 人形と人間の間を行ったり来たり。
二曲目「涙の湘南」。 5人全員見える。 柱に遮られない有り難味が身に染みる。 佐藤さんが儚げで良い。 流石の大島。
三曲目「会いたかった」。 視界一杯にメンバーがドドドドッと走り込んでくる。 壮観。
自己紹介MC。 戸島、ミネギシ、篠田あたりの、他のメンバーが喋っている最中の挙動が面白い。
「渚のCHERRY」。 下克上を狙うミネギシの凄みを堪能。
「ガラスの I LOVE YOU」。 成田の平和な顔を眺める。
「恋のPLAN」。 戸島のアルカイックスマイルと、大江の「ふしぎなおどり」を楽しむ。
「グダグダMC」。 星野の投げやりな上にも投げやりな進行と、浦野の強引な纏めを堪能。
「背中から抱きしめて」。 高橋、大島、篠田。
「リオの革命」。 カヤノ監督の至芸を注視。 この人は実にしっかりした基礎を持っている。
「JESUS」。 大江、戸島、コマタニ、佐藤、ワタナベ。 それぞれ振り付けの解釈が微妙に違う。 ガラパゴス諸島の生態系のよう。
「だけど・・・」。 スモークの中から現れる高橋みなみのシルエットが美しい。 星野・折井のユニゾンが少しだけだけれど聴けるのが嬉しい。
「大江誕生祝」。 挙動不審にうろたえる大江。 客の側のお祝い企画も実に良く、良い形でお祝いできたんじゃないかと思う。 良い子だ。
「Dear my teacher」。 旧宇佐美パートに来るとどうしても素に戻ってしまう。 消せない欠落感。 でも楽しい。
アンコール一曲目「未来の扉」。 次の曲への繋ぎで星野がジャケットを脱ぎ損ねてバツ悪そうに笑う。 これが見たかった。
アンコール二曲目「AKB48」。 ただただ楽しい。
「篠田お悩み相談」。 大人になりたい12歳からの相談。 話を振られて「大人になれる方法を知ってるよ。」と嘯く星野。 曰く、「私とごはんを食べに行けば大人になれる。」
それに対して「(からあげを)ボチャンと(醤油に)落として、ピチャンと(醤油が耳に)入ると厭だ」と、古い話を蒸し返す12歳。 古いって言っても、たかだか半年前なんだが、客でこれの元ネタ知っている人のほうが既に少ないのだろう。
最後に「スカート、ひらり」。 おなか一杯。
幸せな気分で帰宅。