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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


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投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2006-11-27 賭けてみる [長年日記]

_ AKB48 チームA公演

休憩時間に公式ブログを見たら

本日(11月27日)
中西が体調不良の為、公演をお休みさせて頂きます。
これに伴い、公演内容が若干変更する場合がございます。
御了承願います。


「若干変更」の「若干」が何を指すのか、中西担当の「蜃気楼」をカットするのか、中西の代役に星野が立つのか、「蜃気楼」を「あなたとクリスマスイブ」に差し替えるのか・・・。

どう転んでも星野が絡みそうな気もしたし、見逃して泣きを見るのも業腹なので残業もそこそこに職場から飛んで秋葉原。

8階に上がると既に3曲終わって自己紹介MCの只中。 昨日の喧騒が嘘のように平和なカフェにて観覧。

劇場の中に入ってしまえば、その時々で自分の見たい部分に目が行ってしまい、それ以外の部分には中々目が行かないが、カメラは常に全体を捉えているので、解像度が悪いなりの楽しみ方もある。

ぱっと目に飛び込んできた動きが滑らかで綺麗なのを良く見たら増山。 手足がすらりと伸びてきて、大人になりかけの微妙な時期の美しさ。
中西が居ない分、生音率は高目で、大島や高橋の堅実さは予想通りだったが、峯岸が予想以上に頑張っていて驚いた。
板野の振りにオカズが入り始めたのは何時からだろう? 綺麗な動きだった。

「投げキッスで撃ち落せ!」の後、「蜃気楼」を端折って「ライダー」が始まったので場内が軽くざわつく。 「ライダー」後のMCに折井と星野が居らず、予感が確信に変わる。
「ライダー」MCが終わって暗転。 鐘の音が響いて場内のどよめきがカフェまで伝わってくる。
照明が燈って明るくなると、舞台中央の椅子に星野が腰掛けて、傍らに折井が立っている。 劇場では久し振りの「あなたとクリスマスイブ」。
これは劇場の中で見たかったが、まぁ仕方が無い。 音が聴けただけでも佳しとしよう。

アンコールのメドレー後のMCがまた好対照で、「去年『来年も必ず歌う』と約束をしたが、果たせてよかった。」と良い事を言ってホロリとさせる折井に対して、星野は「キーボード無しだったのでエアピアノをやろうと思ったけど、名曲が台無しになるので止めた。」とニヤニヤ。

劇場が開いてもうすぐ一年という感慨も含めて、今日の「あなたとクリスマスイブ」に言及するメンバーが多かったのが印象に残った。
中でも大江のアンコールの「AKB48」で拳を突き上げる振りのところでいつも腕が痛くて・・・ってのが面白かった

確かにあの頃の大江クンは、アンコールでいつも死にそうな顔をしていた。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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