月末迄一週間残して早くも今月最終公演。
秘術を尽くして定時退社。 押っ取り刀で秋葉原へ。
目途はついちゃいないんだが、後は野となれ。 どうせ明日も休日出勤。
チームAの4th公演の初見がカフェ観覧ってのも情けない話ではあるが、見られる日に公演が無いんじゃ仕方が無いと言うか、話にならないと言うか、ふざけんなコノヤローと言うか。
七時前に現場には着いたが、カフェ観覧券持って無いと入れねぇと来た。
入れねぇってもんは仕方が無いんで、大人しくほとぼりが冷めるのを待ち、カフェ観覧券持参者の列の尻尾にくっついて七時過ぎにカフェへ。
幸いと言うか、またかよと言うか、読み通りと言うか、十五分押しで開演。
節目の公演って訳でもないが、四月まで次の公演が決まっていないと有ってカフェは無茶な混み様で初夏の陽気。 十五分頃に開演。
草間彌生的色使いの、毒芋虫みたいな水玉のスカートはどうにも受け入れ難いが、コンサートで先に聞かされて驚いた曲も耳に慣れてきた。
峯岸と篠田が休みで、中西も部分出演。 折井が除隊、浦野と平嶋と渡邊が東部戦線送りになったのとあわせてごっそり抜けている訳だけれど、その分これまでソロパートが無かったり少なかったりしたあたりに一定量割り振られているので見たい面子の持ち場が増えていて嬉しい。
今日、印象に残ったのは戸島・小嶋・大江・佐藤。 居ない面子の穴埋めでは、小嶋と星野が良い仕事をしていた。
間繋ぎMCと暗転が長くて少々冗長な感じはしたが、それなりに楽しく。
アンコールのボディコン衣装には全く必然性が感じられないが、こんな事でもなければ一生涯こう言う服を人前で着ないであろうと思われる戸島がこれを着て歌って踊っていると言う点では大いに意味が有り価値が有る。
鹿鳴館の仮装舞踏会の錦絵で見たような背中に蟲の羽が生えた衣装を来た大島と星野の曲。
衣装だけ見ると罰ゲームめいているが、曲が始まるとさほど気にならないのは星野と大島の歌の説得力の所為か。
板野と戸島と川崎の曲。 それぞれの微妙なグルーヴの違いが見られて面白い。
板野は綺麗にリズムに乗った小気味よい動き。 戸島はための利いた味のある動き。 川崎は…、不思議な動き。
板野は正調、戸島は乱調、川崎は破調と言った感じ。
大杉榮曰く、「美は乱調にあり。」