私が始末書を書く羽目になった。 損害は9倍。 明日の朝礼で吊るし上げられる予定。
ピカピカのえみであった藪崎衣海嬢が出演するライブを見てきた。 アマンドの横の坂を下って暫らく歩き、不安になってきた頃にある赤い看板の居酒屋の上にある小さな小さなライブハウス。 旧ピッカケ系の客は20人弱。 店のキャパが小さいので半分くらいがピッカケだったような感じ。
立ち見が出るくらいの盛況で、他の出演者の人は客が多いんで驚いていた(苦笑)。 藪崎さんの出番は3番目。 アコギ2本をバックに4曲。 安定した歌唱。
撮って良いようだったのでカメラを持参。 α-7000にコニカパン400を詰め、レンズはゼニット100mm/f1.5とペトリ135mm/f2.8. 但しゼニットの100mmは最短撮影距離が5mなので使えず、ペトリの135mmのみで撮影。 こちらも最短が2.5mなのでギリギリ(苦笑)。 オケじゃなくて生ギターだったのでワインダーの音がちとうるさかったようだ。 手巻きのカメラにすればよかった。
「Hello Hello、This is Power Rock Station! こんばんはDJの辻仁成です。 真夜中のサンダーロード、今夜も押さえきれないエネルギーを探し続けているストリ ートのRock‘n’Rider、夜ふけのかたい小さなベッドの上で愛を待ち続けているスイ ートリトルシックスティーン、愛されたいと願っているパパも、融通の利かないママ も、そしていまにもあきらめてしまいそうな君も、今夜はとびっきりご機嫌なロックン ロールミュージックを届けよう。アンテナを伸ばし、周波数を合わせ、システムの中 に組み込まれてしまう前に、僕の送るホットなナンバーキャッチしておくれ。愛を!愛を!愛を!今夜もオールナイトニッポン。」でお馴染みの辻仁成なのに萎えますが、音を消して見ましょう。
月末迄一週間残して早くも今月最終公演。
秘術を尽くして定時退社。 押っ取り刀で秋葉原へ。
目途はついちゃいないんだが、後は野となれ。 どうせ明日も休日出勤。
チームAの4th公演の初見がカフェ観覧ってのも情けない話ではあるが、見られる日に公演が無いんじゃ仕方が無いと言うか、話にならないと言うか、ふざけんなコノヤローと言うか。
七時前に現場には着いたが、カフェ観覧券持って無いと入れねぇと来た。
入れねぇってもんは仕方が無いんで、大人しくほとぼりが冷めるのを待ち、カフェ観覧券持参者の列の尻尾にくっついて七時過ぎにカフェへ。
幸いと言うか、またかよと言うか、読み通りと言うか、十五分押しで開演。
節目の公演って訳でもないが、四月まで次の公演が決まっていないと有ってカフェは無茶な混み様で初夏の陽気。 十五分頃に開演。
草間彌生的色使いの、毒芋虫みたいな水玉のスカートはどうにも受け入れ難いが、コンサートで先に聞かされて驚いた曲も耳に慣れてきた。
峯岸と篠田が休みで、中西も部分出演。 折井が除隊、浦野と平嶋と渡邊が東部戦線送りになったのとあわせてごっそり抜けている訳だけれど、その分これまでソロパートが無かったり少なかったりしたあたりに一定量割り振られているので見たい面子の持ち場が増えていて嬉しい。
今日、印象に残ったのは戸島・小嶋・大江・佐藤。 居ない面子の穴埋めでは、小嶋と星野が良い仕事をしていた。
間繋ぎMCと暗転が長くて少々冗長な感じはしたが、それなりに楽しく。
アンコールのボディコン衣装には全く必然性が感じられないが、こんな事でもなければ一生涯こう言う服を人前で着ないであろうと思われる戸島がこれを着て歌って踊っていると言う点では大いに意味が有り価値が有る。
鹿鳴館の仮装舞踏会の錦絵で見たような背中に蟲の羽が生えた衣装を来た大島と星野の曲。
衣装だけ見ると罰ゲームめいているが、曲が始まるとさほど気にならないのは星野と大島の歌の説得力の所為か。
板野と戸島と川崎の曲。 それぞれの微妙なグルーヴの違いが見られて面白い。
板野は綺麗にリズムに乗った小気味よい動き。 戸島はための利いた味のある動き。 川崎は…、不思議な動き。
板野は正調、戸島は乱調、川崎は破調と言った感じ。
大杉榮曰く、「美は乱調にあり。」
泉里香
表紙と巻頭9ページ17カット、撮影は阿部ちづる。
連載漫画のキャラクターに扮する「コラボグラビア」なるもの。 大抵は無残な出来になるのだけれど、珍しく成功している。
これは撮られる仕事も役を演じる仕事もこなして来た泉里香と、安心して撮られるに任せられる状況を作った阿部ちづるの功。
後半の、服の上から身体の線を見せるカットが特に良い。
清水あいり
巻中6ページ10カット、撮影は中山雅文。
中山雅文がアパートと思しき屋内で撮っても、現代的な内装だと四畳半グラビア感が薄まって湿度は低め。
マンガのキャラクターの髪型を再現することに血道を上げた結果、どこからどう見てもヅラと言うのが目に付いてしまい、どうにもならない。
表情もポーズも作り込み過多で興醒め。
岸波みお
巻末5ページ8カット、撮影は唐木貴央。
初グラビア、眼鏡、水着、キャラクター設定。 詰め込まれ過ぎた要素が喧嘩をして中途半端な出来。
「コラボグラビア」なるもの、こうした出来だと漫画の方のファンには忌避され、グラビアとしても詰まらない。
良い事は無いように思うのであるが、企画として通しやすいのであろうか。