メール予約が当たらなくても昼夜分まのチケットを確保。
開演までの間繋ぎに、御徒町でつけ麺を手繰ってから裏町を歩いていたら天体望遠鏡屋を発見。 冷やかしがてら覗きに行ったら、店頭でオペラグラスの投売り。
「これさえあれば何処でも最前列」てんで洒落で購入。
このおふざけが凶と出て、抽選入場の籤運は最悪で最終順入場。
お立ち台の片隅が空いていたので其処へ。
公演やら練習やらに絡んだ怪我で松岡と渡邊が、そうではない怪我で野口が、気管支炎で米沢が、更には学校行事で平嶋が休演。
流石に舞台上はスカスカなのだけれど、音だけ聞いている分には左程気にならない。
片山の安定した歌唱が救いになっている。 むしろ片山が歌った方が安定するくらい。
菊地が泣くのを我慢して無理に笑っている表情で気にはなったのだけれど、開演前にまた何かあったのか、コンタクトがずれたのか、汗が目に入ったのか、その辺りはよく判らないが、以前より表情に強さが出て、良い顔になっている。
仲川があからさまに振り付けを間違えたり、凍りついたり、絶望的な表情を出さなくなったので、どう変わったのか観察してみた。
相変わらず口が半開きだったりするが、「隙があるほうが可愛い」と言う向きも有るようなので、これはこれで良いのだろう。
振り付けに関しては「仲川的解釈」に基づいて、完全に正しくは無いが間違ってもいない流れに沿った動きにはなっていて、小林とはまた違った方向で特異な動きをしていた。
進歩ではあると思う。
井上が髪の色を明るくしたのは賛否有りそうだが、緩く巻いた二つ縛りの髪型は良く似合っていた。
時折、上方の言葉を使うが、増田ほどのコテコテ感が無いのは居住地域の差だろうか。
柏木は前髪を多少切ったのか、眉が見えるか見えないかくらいになっていて、表情に変化が付いていた。
オペラグラス越しでも目が合ったような気にさせるところがまた恐ろしい。
普段は中央しか見ない「シンデレラは騙されない」は下手側に注目してみる。
他の曲では柔らかい笑みを浮かべる片山も、この曲では顎を引いて挑戦的な顔になる。
顎を引くと三白眼になるきらいはあるが、曲の世界観には合った妖しげで良い表情。
台本を使っての進行も上手くなっているし、歌も走らず遅れず外さずで安定して上手いし、始めの二た月は印象が薄かったが、今月に入ってからは注意して観るようにしている。
まったく籤運が無い日で、ソワレも最終順に近い入場。
椅子席はなんとか確保。
この劇場の大きさでオペラグラスを使うと、舞台上からは誰を見ているのかあからさまに判ってしまうので政治的にあまり宜しくないし、そもそも怪しい。
視野が狭くなりやすいし、AやKでは一寸使い難い。
渡邊の喋りが楽しい。 チームAでは自己紹介以外では殆ど喋る部分が無かったので隠れていた美点が良い形で出て来ている。
激しい曲が多いセットリストではあるが、浦野の柔らかい動きの美しさは、ゆったりした曲の中で出てくるので、「Don't disturb!」では浦野も見ていただきたい。
ソワレは平嶋も出演。
どこのMCだったか、「チームBで一番元気」と主張する仲川に異議を唱える平嶋。
元気が公演の最後まで持続しているのは平嶋なので、私は平嶋に軍配を上げる。
今月に入って私の中での評価が上がったのは片山と菊地、特に片山。
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