とりあへずコンビニエンスストアで立ち読み。
週刊プレイボーイは少年ジャンプの焼き直しの漫画をはじめとして対象精神年齢の低い読むに値しないページが多過ぎて指名買い出来なくなって久しく、グラビアも余計なキャプションが多いのでよくよく吟味しないと買ってから後悔する。
今回はSKE48のグラビアが良かったので買ってみた。
金340円也
SKE48から四人。 大人し目乍ら水着グラビアの体裁。
見開き2Pは、四人並んで曇天のプールサイドに腰掛けて水をばしゃばしゃやるの図。 松井玲奈は顔色が悪く、表情も硬い。 松井珠理奈と矢神久美はそれなりに。 高井つき奈は笑いすぎて可愛くないに振れた表情。
続いて松井J+R、高井+矢神で1Pずつ。 更に制服立ちポーズの四人並び1Pで〆。
寒すぎるのか、松井玲奈は目に力が無く、目の下にも隈。 湿気で髪の毛がペタリとなりすぎて、額が出すぎた感じもしつつ。
松井珠理奈は安定して綺麗。 もう少し歳相応な部分が出ると、良さが伝わりやすいのだけれど、なかなかグラビアでは出てこない。
矢神は表情の変化に乏しい恨みはあるが、ハズレ写真は無く、何処から切っても可愛らしく写っている。 大当たりは出ないが、常に水準以上の結果は出してくれる。 こう言う「計算できる」奴が居ると、計算しにくい飛び道具も生きてくる。
その「飛び道具」の高井は見開きの写真こそクシャリとゆがんでいるが、それ以外は珍しく素材の良さが引き出されている。 今村敏彦が良い仕事。
高井の雑誌媒体での露出も一先ずお仕舞いになる訳だが、こう言うのを見てしまうと矢張り惜しい。
松井玲奈と並んだときの松井珠理奈の位置取りが面白い。 並んでいるようで居て、常に松井玲奈の肩の後ろに廻っている。 この辺りの奥ゆかしさとか、ふとした時に出る歳相応のあどけなさが上手く写真に出れば、もっと広く受けるのではないかと思う。
松井玲奈は生気に乏しく、表情も冴えないのだけれど、二人で並んも四人で並んでも、常に後ろに回りこまれて一番前に立つ格好になっている。
これが「細うで繁盛記」的なけなげさを醸していて、松井玲奈の印象としては悪くない。
「水着」と銘打ってはいるが、出ているのは腹くらい。 松井珠理奈に至っては臍すらだにも見せていない訳で、編集部の要求する「水着グラビア」をピタゴラス側が上手くいなしてページを分捕ったような駆け引きを感じる。 このしたたかさがAKSにも欲しい。