表紙と巻頭は川口春奈。 グラビアは足立梨花、桜庭ななみ、志田未来、水沢奈子、森田涼花。
AKB48からは前田、大島が単独で、束で小嶋峯岸北原河西、渡り廊下走り隊、SKE48からは単独で松井玲奈、アライテツヤの連載グラビアにKIIの向田茉夏。
ハロプロ方面は菅谷梨沙子、萩原舞、矢島舞美。
AKB48がらみの多さに一驚。
川口春奈 (photo=kazunori fujimoto)
表紙+9ページ20カット。
横須賀辺りと思しき海辺の町でのグラビア。 表紙は前ピンだが、表情が良いのでこのコマで正解。
屋内での静的な画と、屋外での動的な画を取り混ぜて衣装も3パターン。
3ページ目の割付が秀逸。 川口春奈の現在と未来を感じさせる9コマ。
14歳なりの現在を感じさせるあどけない表情と、大人びた表情が混在。
大島優子 (photo=masafumi nakamura)
最新写真集から9ページ13カット。
夢の有る川口春奈のあとに現実感たっぷりの大島優子。
作り込んだ表情から呆けたような表情まで取り揃えて良い仕事はしているが、カメラの前に素の表情で立っても尻尾は掴ませないと言うか正体は現さないと言うか、大島優子らしい喰えないグラビア。
尻尾が九本くらい有りそうだなぁ・・・と思ったら、栃木県出身だった。
見えない壁の向こうから漂って来る虚無の匂いと言うか何と言うか、空恐ろしい何かを感じる。
足立梨花 (photo=hirofumi nagano)
9ページ8カット。
こってりしたザッハートルテのような大島優子のグラビアの後に、水菓子のような作風の長野博文による足立梨花。
薄いメイクでも見開きのアップに耐える若さ。
何でも出来る大島優子に出来ない事・出せない味があるとしたら、この「素人臭さ」だと思う。
どうして良いか解からないが故の戸惑いであったり、口元で笑って目で泣いた表情であったり、足立梨花の「今」を切り取った写真。
菅谷梨沙子 (photo=hajime sawatari)
最新写真集から5ページ10カット。
良くも悪くも沢渡朔らしい写真。
この仕事を始めるのが早すぎたが故の出涸らし感と辛うじて残った少女時代の残滓。
沢渡朔の生々しい作風が菅谷梨沙子の「現在」を残酷に描き出している。
1ページ目のようにそれが吉と出た写真は綺麗に撮れている。
萩原舞 (photo=yoshinobu nemoto)
こちらも最新写真集からの4ページ7カット。
菅谷梨沙子とは学年にして一つしか違わないのだけれど、童顔と言うことも有ってか、こちらはもっと若く見える。
表情の種類が少ないのが瑕だが、歳相応の可愛らしさは出ている。
桜庭ななみ (photo=kentaro atsuchi)
9ページ11カット。
スイートスポットの広い顔。 上下左右何処から撮っても絵になる。
透明感がありつつも不透明な芯のようなものもあり、骨太でありつつ繊細。 美しき二律背反。
標高は高いが裾野も広いコニーデ式の鼻が顔に立体感を出していて、富嶽三十六景のように鼻が写りこむだけで絵として纏まる。
後半グラビアページは封入トレカ一覧とプレゼントポラ一覧から。
トレカは元のグラビアの出来不出来が一枚に凝縮されていて、前田敦子、桜庭ななみ、松井玲奈は一枚で語り切れる説得力。
プレゼントポラ慣れしたAKB48勢が色とりどりのペンで隙間なく書き込んでいる中、前田敦子だけが黒ペンであっさりと。
サインだけで済ませずにウサギのイラストを入れるところが前田なりの誠意なのだと思う。
AKB48 (photo=wakana ono)
次のシングルの選抜組から河西智美、小嶋陽菜、北原里英、峯岸みなみ。
統一した意匠でありつつ一寸ずつ色柄や髪のアレンジで変化が付けられており、すっとぼけた小嶋、生真面目な北原、淫猥な河西、素直ではないが嘘もつかない峯岸、それぞれの味は出ている。
全体的に前ピンで、撮影技術としては拙劣なのだけれど、表情は引き出せており、衣装とロケーションとライティングにも救われて良い写真になっている。
薄手で目の詰んだタートルネックのセーターと、タイツっぽいニーハイ。 秋物でも夢の有る衣装。
読み物としても良く出来ていて、表層的な話の多い一般誌と較べると話の深みが違い、それぞれからそれぞれらしい話を引き出している。
北原はニューヨークで現地のファンに高城亜樹と間違えられたとのこと。
確かに似ているのだけれど見分けるポイントは有る。
ぼーっとしていてシュモクザメに似ているのが高城亜樹、ぽわんとしていてウナギイヌに似ているのが北原里英。
前田敦子 (photo=hirofumi nagano)
4ページ8カット。
決まった角度から撮らないと破綻することも多い前田なのであるが、定石を外した角度から撮っても前田の良さを引き出せるのが長野博文の強みか。
撮られている事を意識させない撮影手法と柔らかい光が、前田敦子の素材としての良さを引き出している。
今回のグラビアはハズレカットが無い。
渡り廊下走り隊 (photo=kentaro atsuchi)
3ページだが14カット。 インタビューも長め。
仲川遥香をオチに使う書き手の人の悪さが良い味。
敢えて注文を付けると、平嶋夏海の写真映りが悪すぎる。 もう少し可愛く撮ってあげていただきたい。
松井玲奈 (photo=tetsuya arai)
誰がどう撮っても円山応挙が描いたような感じになってしまっていた松井玲奈が、私の知る限りにおいてはブログの自画撮り以外では初めて生気の有る写真になっている。 アライテツヤの起こした奇蹟。
松井玲奈は本来ぱっちりした二重瞼なのだけれど光に弱く、一寸光が強いとすぐ一重になってしまい、それだけで生命力が半減。 曇天下で水着にしたりするととんでもない事になる。
今回のグラビアでも一枚目二枚目は日中シンクロのストロボが近い所為か瞼に緊張が見られるが、少し離れて撮った三枚目が秀逸。
松井玲奈は実在した。
志田未来 (photo=kazunori fujimoto)
ドラマで「小公女」を演る志田未来。 その辺りを絡めたインタビューと3ページ6カット。
ドラマさながらに私生活でもファンを僭称する人非人に酷い目に遭わされた事が有る訳だが、カメラを直視した1カット目から勁健さが伝わる。
水沢奈子 (photo=tomoki qwajima)
3ページ6カット。 2カット目が秀逸。
曇天と高層ビルの反射で鈍色になった光を上手く使い、薄いが適切なピント。 その場にあるものの活かし方が上手い。
小林さり (photo=kojiro hosoi)
歯見せ笑いで押す2ページ4カット。
面白味は薄いが隙の無い表情。 カメラ慣れし過ぎた感じ。 もう少し変化が欲しい。
小林涼子 (photo=naoki asakura)
1stフォトブックからの2ページ10カット。
一寸ハイキーに過ぎて好きな色では無いのだけれど、小林涼子の表情自体は良い。
ただ、全てが撮られることを意識して構えた写真なのはいただけない。
少女団地 vol.9(向田茉夏) (photo=tetsuya arai)
同じ日に同じ場所で撮った松井玲奈とはガラリ撮り方を変えて2ページ2カット。
表情はまだ硬いのだけれど、下手な小細工をせずにカメラの前に素で立てているのは好感が持てる。
半玉マニア方面の琴線には触れそうな写真。
森田涼花(photo=kouki nishida)
最新写真集から、柔らかい光で柔らかい表情を引き出した2ページ11カット。
11カット全てハズレ無し。 この写真集は買いだと思う。
表情もさることながら、斜めからの光で身体の線を浮かび上がらせる撮り方も上手い。
矢島舞美写真館 vol.5 「Maimi Days」 (photo=tomoki qwajima)
桑島智輝らしい美しき虚構で構成された9ページ12カット。
セットや小道具に凝りつつも白ホリ。 その白い空間を独白風の文字列で埋めて行く。
2カット目の歯磨き写真が素晴らしい。
UTB本誌連載分も9回目。 渋谷と東大で落ち込んだりしつつも全般的には躁の波の上で踊っており、小林の持ち味であるどうかしている可笑し味が出ている。
これが持続してくれれば良いのだけれど、そろそろ鬱周期に入りそうな気がして不安でならない。
モバイルサイト掲載分には載っていないオタンコナス譚もあるので、併せて一読されたい。
巻頭に選抜メンバーのグラビア、巻末にチームPBのグラビアの豪華二本立て。
AKB48(前田敦子、小嶋陽菜、大島優子、渡辺麻友、松井珠理奈) (photo=toshihiko imamura)
集合と個別と取り混ぜて10ページ。
例の看板に偽り有りな「水着写真集」ではらしくない仕事っぷりだった今村敏彦だったが、今回は「らしい」仕事。
ハズレ写真が多い前田敦子を撮って一枚もハズレが無い。
老け過ぎた感じになりやすい松井珠理奈も、仕事をしすぎるきらいのある大島優子も、画一的な表情になりがちな渡辺麻友も、間歇的に気の抜けた顔をする小嶋陽菜も、全て可愛らしく或いは美しく撮れている。
前田敦子の顔が舞楽の蘭陵王のお面のように写ってしまうのは顔を構成するパーツが中央に寄っていて且つ正面を向いている為に可愛く見える角度が狭い事に起因するのだけれど、このグラビアでは可愛く見える当たりの角度を外さずに撮っていて、しかもその中で変化も付けている。
「何で前田敦子がエースなんですか?」と訊かれる事があるのだけれど、このグラビアを見れば納得していただけると思う。
AKB48 チームPB(柏木由紀、宮澤佐江、宮崎美穂、多田愛佳、仁藤萌乃、前田亜美、高城亜樹) (photo=shouta iizuka)
既に一定の人気を集めている連中を集めているので面白味には欠けるが、体脂肪過少な宮澤佐江と体脂肪過多な宮崎美穂の組み合わせと、柏木・高城・前田(亜)の胴長三人組が見所。
飯塚昌太の写真はハイキーに過ぎるように思えるが、宮崎美穂を太く見えないように撮っているのは上手い。
こちらも巻頭に選抜メンバーのグラビア、巻末にチームYJのグラビアの豪華二本立て。
AKB48(前田敦子、小嶋陽菜、大島優子、渡辺麻友、松井珠理奈) (photo=tomoki qwajima)
こちらは桑島智輝の撮影。 同じ面子ながら今村敏彦とは全く違う切り口。
今村敏彦が内側から出て来るものを生かす撮り方だとすると、桑島智輝はそこにある物を最大限生かす撮り方。
この5人の造形としての美しさが出ている。
AKB48 チームYJ(北原里英、峯岸みなみ、河西智美、仲川遥香、菊地あやか、倉持明日香、指原莉乃) (photo=shyusaku kuriyama)
揃いの制服風衣装と個別水着で7ページ。
色気過多な峯岸・河西、色気過少な仲川・指原、中庸な北原、色気について言及しにくい菊地・倉持。
初期チームBでよく低レベルな罵り合いをしていた仲川と菊地、奇禍で抜けた菊地の後釜に入った指原、指原を玩具にしていた仲川。
良い子代表の北原と悪い子代表の河西。 しっかり者代表の峯岸とうっかり者代表の仲川。 ぽよんとした腹で胡麻の溜まっていそうな臍の仲川とするっと括れた腹で縦長の綺麗な臍の倉持。 突っ込み属性の峯岸と突っ込まれ放題の指原。
この辺りの相関関係も面白い。
水着も仲川と菊地がセパレート、指原と北原と河西がホルターネックのビキニ、峯岸が寄せ上げビキニ、倉持のみケレン味の無い三角ビキニ。
見開きで先ず北原、峯岸、河西の三人。
右ページにスタイルは悪くないが色気は少なめな北原。 左ページに妙に色っぽい河西と峯岸。
同じ色気でも、片や放出する河西、こなた漂わせる峯岸。
ページを繰ると、右ページに仲川と菊地、左ページに倉持と指原。
同じセパレート乍ら、すらりと菊地、ドーンと仲川。
補正する必要の無い倉持と、補正しようにも補正するための原資がそもそも無い指原。
一と際薄っぺらい体形で且つ立ち方も踵重心で下手糞な指原は水着ではいやはやなんともだが、着衣では締まった表情でぎりぎり及第点。 打率は低いがやるときはやる指原が何処まで化けるかが勝負の鍵になるのではないかと思う。
赤みの強い生々しい色合いの写真は評価の分かれるところだと思うが、ハイキーに過ぎる生気の乏しいチームPBのグラビアと較べると、顔のつやを出し過ぎているようではありつつも生き物としての強さが感じられて良いと私は思う。
水着慣れしていない事もあってか、着衣の写真の方が各自の持ち味が出ており、1ページ目の集合写真は特に良い。
指原はこれで化けるのではないかと思う。 根拠は無い。
平嶋夏海の「なっちゃんだけがPURE!」・・・から幾星霜、菊地あやかの「一周して今いちばんPURE!」はこれに匹敵するキャッチフレーズだと思う。
「なっちゃんだけがPURE!」の対句として「わんこ☆ちゃんだけがPOOR!」と言うのがあったが、「一周して今いちばんPOOR!」は私がいただくことにする。
年の瀬を象徴する川柳として
貧乏の棒も次第に太くなり振り回されぬ年の暮れかな
と言うのがあるが、年の瀬まで二た月を残して早くも貧乏の棒を持て余しつつある今日この頃である。
YJの方は顔がテカリすぎだと思ったのですが、なるほどそう言う見方もあるのですね。
今回の人選、非常に面白いのですが、やはりここは香菜を、出来れば小森、大家、田名部辺りも見たかったかな?と思います。
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この間も俊太郎の詩をお http://www.stlouisbusinesslist.com/business/5021837.htm?info=viagra buy viagra :DD
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