あまりに酷いので今週は購入見送り。 備忘録的に雑感など。
宮澤佐江
撮影は今村敏彦。 楽しく撮り撮られつつ生々しさも出す今村敏彦の「らしさ」は出たグラビアだが、水着にひん剥いときゃ良いだろ的な安直さが鼻に付く。
単調な表情と、体形の粗ばかり目立つ。 宮澤佐江から何も引き出していない。
AKB48から誰かしら載せときゃ売れるってのに寄り掛かった最低のグラビア。
bump.y
撮影は矢西誠二。 こちらも「水着がダメならせめて薄着に」と言う感じの、肌の面積さえ増やしときゃ色気が出ると考えている短絡的馬鹿の馬鹿さ加減が実に馬鹿々々しく出た馬鹿グラビア。
一人だとスイッチの入りにくい桜庭ななみだが、bump.yの桜庭ななみになると上手くスイッチが入るようで、表情は良い。 それだけが救い。
今週も酷でぇものであるが、熟読しないと書けないので仕方なく購入。 金をドブに捨てるってのはこういうのを言う。
指原莉乃
表紙と巻頭グラビア、6ページ16カット。 撮影は中山雅文。
壮大な罰ゲーム。 中山雅文らしい、技術的な粗は無いが何の面白味も無い無味乾燥な写真がズラリ。
16カットの中には見るべきものも無くは無いが、扱いは小さい。 編集者の審美眼の無さが詰まらなさに拍車を掛ける。
この編集者は指原の美点を引き出す努力をしておらず、そもそも美点が有る事にすら気付いていない。
大分くんだりまで泊り掛けでロケに出てこのザマたぁ、開いた口が塞がらない。
指原が身銭切らずに帰省出来たのがせめてもの救い。
小池里奈
6ページ10カット。 撮影は栗山秀作
指原莉乃と似たようなロケーションでの撮影なのに、この差は何なのだろう。
過不足無く商売用の自分をカメラの前に出せる小池里奈のモデルとしての技量もさることながら、カメラマンが被写体たるモデルから何を引き出そうとしているか、これに尽きる。
撮影技術そのものは中山雅文の方が上かもしれないが、写真を撮るのは栗山秀作の方が断然上手い。
AKB48(大島優子、前田敦子、篠田麻里子、板野友美、渡辺麻友、高橋みなみ、小嶋陽菜)
巻中グラビアにAKB48から例の7人。
曽根将樹の撮った篠田麻里子と熊谷貫の撮った小嶋陽菜以外はまったくどうでも良い出来。
指原莉乃に付けさせたキャプションも蛇足。