幾ら出るのかによって今月末から来月上旬に掛けての予定が決まります。 ピカピカ中心にボンブラのCD発売イベントとか木塚くんの出ている月蝕の見世物小屋とかりえくらぶ撮影会とか。 カメラの修理代がイタイ。
矢鱈忙しい。 仕事中にネタ考えても帰る頃には疲れて忘れている。
地震だ!!
旅に出る事にしました。 「おはやう庄内なんたら切符」は売り切れで、しょうがないから鈍行で北上する事にして始発待ち。 寝たら起きられない。
SHIPのイベントは16日のまちづくりサロンでのライブのみ。 志らく一門のこしらさんが駅前で路上ライブをやるなんて言っていたのでそれも見たいンだけれど、詳細不明。
あまりに酷いので今週は購入見送り。 備忘録的に雑感など。
宮澤佐江
撮影は今村敏彦。 楽しく撮り撮られつつ生々しさも出す今村敏彦の「らしさ」は出たグラビアだが、水着にひん剥いときゃ良いだろ的な安直さが鼻に付く。
単調な表情と、体形の粗ばかり目立つ。 宮澤佐江から何も引き出していない。
AKB48から誰かしら載せときゃ売れるってのに寄り掛かった最低のグラビア。
bump.y
撮影は矢西誠二。 こちらも「水着がダメならせめて薄着に」と言う感じの、肌の面積さえ増やしときゃ色気が出ると考えている短絡的馬鹿の馬鹿さ加減が実に馬鹿々々しく出た馬鹿グラビア。
一人だとスイッチの入りにくい桜庭ななみだが、bump.yの桜庭ななみになると上手くスイッチが入るようで、表情は良い。 それだけが救い。
今週も酷でぇものであるが、熟読しないと書けないので仕方なく購入。 金をドブに捨てるってのはこういうのを言う。
指原莉乃
表紙と巻頭グラビア、6ページ16カット。 撮影は中山雅文。
壮大な罰ゲーム。 中山雅文らしい、技術的な粗は無いが何の面白味も無い無味乾燥な写真がズラリ。
16カットの中には見るべきものも無くは無いが、扱いは小さい。 編集者の審美眼の無さが詰まらなさに拍車を掛ける。
この編集者は指原の美点を引き出す努力をしておらず、そもそも美点が有る事にすら気付いていない。
大分くんだりまで泊り掛けでロケに出てこのザマたぁ、開いた口が塞がらない。
指原が身銭切らずに帰省出来たのがせめてもの救い。
小池里奈
6ページ10カット。 撮影は栗山秀作
指原莉乃と似たようなロケーションでの撮影なのに、この差は何なのだろう。
過不足無く商売用の自分をカメラの前に出せる小池里奈のモデルとしての技量もさることながら、カメラマンが被写体たるモデルから何を引き出そうとしているか、これに尽きる。
撮影技術そのものは中山雅文の方が上かもしれないが、写真を撮るのは栗山秀作の方が断然上手い。
AKB48(大島優子、前田敦子、篠田麻里子、板野友美、渡辺麻友、高橋みなみ、小嶋陽菜)
巻中グラビアにAKB48から例の7人。
曽根将樹の撮った篠田麻里子と熊谷貫の撮った小嶋陽菜以外はまったくどうでも良い出来。
指原莉乃に付けさせたキャプションも蛇足。
17:00からと19:00からの二回廻し。 このショッピングモールは音量規制など色々と制約が多く、インストアイベントにはあまり向いていないのでタワーレコード錦糸町店内にイベントスペースを作ってイベントを打つことの方が多いが、一定以上の集客が見込まれると狭い店内では流石にやりにくい。 女子流ともなると矢張りそれなりの集客が見込まれるらしく、エントリーコートに折り畳みステージを三枚しつらえてのミニライブ。
あまり早くから張り付くのも野暮なので、開演30分前に行ったら優先観覧スペースはほぼ満員、2階バルコニーも鈴なり。 端の方に潜り込んで開演待ち。
スピーカーは客席に向けたものが一対、モニタースピーカーが二対。 このあたりが女子流スタッフの食えないところで、オケとマイクの音量規制は守りつつ、モニタースピーカーで音をしっかり聞き取らせて伸び伸び歌わせることにより、生の声を響かせようと言う意図。 リハーサルでもモニタースピーカーの位置と角度の調整を入念に行っていた。
南側の入り口にあるステージで歌うと、オケの音は掻き消されてしまっても歌声は北の端まで届く。 歌として聞き取れなくても「何かやっている」只ならぬ雰囲気は伝わる。
目当ての客からの収奪ではなく、より広く知らしむる事を目的としてやっているのがメンバーにまで浸透しており、目の前の客だけでなく、建物全体にいる人々を総体として客として捉えており、海外進出と言うより高次の目標を掲げても説得力があった。
1部2部と構成は変えつつ、聞かせる曲と盛り上がる曲を新旧取り混ぜて5曲ずつ。 自己紹介と告知などの最低限の喋りに止めて歌で押して行く。
新曲の Say long goodbye は、庄司曰く「R&B調のバラード」。 中江の高音で始まり、新井→小西と一番良い音域で歌い継いで行く。 この歌割りが巧い。 目当てで来ている層はグイッと引き込まれ、通りすがりの客の足も思わず止まる。
ことアイドル業界に於いては簡便に盛り上がれる曲が持て囃される傾向があり、バラードは敬遠されがちなのであるが、東京女子流は時折こう言う売りにくい曲を敢えてシングルで出してくる。 それをただ売るのではなく、その曲によって「知らしめよう」とする意志がメンバーにもスタッフにも共有されており、締まったイベントになっていた。
特典を山盛りにして少数の客からの収奪で売り上げ目標を達成しようとする商売をやっていないので、客一人当たりの購入枚数は然程多くないと思われるが、買った延べ人数はかなり多くなっているのではないかと思う。
広く売れて欲しい。
内田真礼
屋内で撮ったカットを中心に7ページ8カット、撮影は長野博文。
当たり障りのない声優グラビアではあるが、巻頭になると言う事は需要もあるのだろう。
武田玲奈
巻末乍ら8ページ18カット、撮影はTakeo Dec.
制服っぽい服と水着。
目以外は生きた表情。
柏木由紀
巻7ページ13カット、巻末7ページ17カット、撮影はTakeo Dec.
付録で過去撮影分から7ページ7カット掲載したミニ写真集が付く。
AKB48のメンバーが健康そうに写ることもあまりないのだけれど、それにしても酷い。
魔法を掛けてなんとかしている部分があるだけに、どうにもならなかった部分との落差が激しい。
粗が目に付く分、それを隠そうとするポーズになり、表情は曇り、仕草はお留守になる。
柏木由紀は幸せなのだろうか。
能年玲奈
巻頭7ページ12カット、撮影は桑島智輝。 巻末4ページ7カット、白幡敦弘。
巻頭はカメラの前に素で立てており、柔らかい表情が切り取れているが、巻末は広告連動のコスプレ写真。 面白味は無い。
石川恋
巻末4ページ10カット、撮影はHIROKAZU。
広告タイアップでページを食われて詰め込まれてしまった感はあるが、、見せ方を心得た水着グラビア。
紙幅は少ない乍ら衣装の点数は多く、力が入っていない訳ではない事は見て取れる。
松本愛
巻頭7ページ14カット見開き1箇所、巻末5ページ7カット。 撮影はHIROKAZU。
2015 10号の新人発掘企画のグランプリと言う事でぶち抜き。 最近のヤングジャンプとしては珍しい水着で押すリビドー刺激系水着グラビア。
水着を着た松本愛をより良く見せる事には成功している。
天木じゅん
こちらも肉感で押す巻中3ページ6カット。 撮影はTakeo Dec.。
畳敷きの和室に布団を延べて、はだけた浴衣から覗く肌と言う趣向ながら、じめじめした四畳半グラビアになっていないのは良い。
武田玲奈
7ページ22カット、撮影はTakeo Dec.。
何を着ていても表情はこなれてきつつあるが、それは紋切り型の表情になりがちと言う陥穽でもある。
より撮られ慣れて行くうちに変わって行くであろう。
梅本静香
巻中3ページ12カット、撮影は桑島智輝。
割り付けが詰め込まれていて些か窮屈ではあるが、服を着ていても水着になっても表情に揺らぎが無いのは流石。
カメラと向き合おうとしすぎる息苦しさは無きにしも非ずだが、綺麗に撮れている。
御伽ねこむ
巻末5ページ8カット、撮影は桑島智輝。
コスプレ方面の人特有の構えないとカメラの前に立てない被写体としての煩わしさは感じられるが、桑島智輝が隙を見てそうではない部分を掠め撮っている。
そう言った意味に於いては桑島智輝に撮らせた意味はあったと思うが、被写体の側がそのような撮られ方をすされる意味を解らずに終わったような隔靴掻痒感。
指原莉乃
7ページ11カット、撮影は桑島智輝。
こうして色々書いているのは個人的備忘録としての意味合いもあり、棄てるか残すか判断する為でもあるのだけれど、間違いなく取って置く一冊。 上半期でも出色。
どうすれば無い色気を有るように見せるかについて、撮る側撮られる側編集する側の三者の相互理解と了解があり、腰から尻に掛けての曲線と ennui な表情を見せることに特化。 悪戯っぽい表情も挟み込んではいるが、色気で押す構成。
この辺りの美人局的な示し合わせが楽しい。 見る側がどこまで真に受けるかはともかくとして、美しく撮れている。
今後も上手いこと騙して欲しい。
松岡菜摘
巻末5ページ8カット、撮影は佐藤裕之。
表情は割と単調でポーズもぎこちないのだけれど、綺麗に見える角度の広い顔でどこから切り取っても絵になる。
腰から下の量感を厭味にならぬ程度に生かして撮った2ページ目が秀逸。
石川恋
巻中3ページ3カット、撮影はHIROKAZU。
水着映えする体型、体型に合った水着、それを映える写真に残せるカメラマン。
上手く噛み合った良い仕事。
島崎遥香
7ページ10カット、撮影は川島小鳥。
やって意味のある仕事を振ればそれに見合った結果を出す島崎遥香。
表紙こそ甘口だが、グラビア本編はピリリと辛く。
そう長くは確保できないであろう撮影時間の中、近郊ながらロケを敢行。 衣装の点数も多く、衣装ごとに髪のあしらいもメイクも変えてある。 それに応えてページを繰るごとに多彩な表情を見せる島崎。
色々言われることも多いが、私には仕事の重要度によって適確に力の入れ具合を変えているに過ぎないように感じられる。
この号も棄てられない一冊。
川本紗矢
4ページ7カット、撮影は小池伸一郎。
背景の描き出す線を生かした小池伸一郎らしい絵作り。
表情は紋切り型乍ら、絵を構成するパーツの一つとしての収まりは良く、ハズレカットは無い。
佐々木優佳里
6ページ9カット、撮影はTakeo Dec.。
グラビア映えする体型ではあるが、カメラの前に立つ機会が少ない所為か今一つ表情が冴えない。
元々が一寸困ったような顔立ちであることも災いして、借金のカタに撮られたような陰惨さが漂う。
齋藤飛鳥
巻頭7ページ14カット、巻末6ページ13カット、撮影は細居幸次郎。
天候運良く、曇天に恵まれている。
屋内でも屋外でも細居幸次郎の色は出ているのだけれど、それでもやはり屋内で撮ったカットが頭抜けて良い。
喜怒哀楽のどれにも当てはまらず、どれでもあるようにも解釈できる表情が出せるのが齋藤飛鳥の特質だと私は思うのだけれど、弾ける様な笑顔も撮っておいて並べて提示することによって、その魅力が最大限に引き出されている。
眼福。
御伽ねこむ
7ページ17カット、撮影は桑島智輝。
顔を囲うような髪型であり、可愛らしく見える角度も狭く、決めポーズと決め顔しか撮らせたがらない被写体を相手にして、苦労したようにも見せずに巻頭グラビア一本撮り切る桑島智輝に驚く。
最後のページなどは実に上手く落とし込んでいる。
馬場ふみか
巻末5ページ8カット、撮影は中山雅文。
レタッチの妙なのかもしれないが、中山雅文の撮影でありつつ湿度低め。
他誌だとグラマラスな肢体を前面に出したグラビアになることが多いが、水着の上に一枚着せたり、寄って撮ったりして、体型より表情に目の行く写真。
表情の切り取り方に試行錯誤が足りないようにも思えるが、その辺りは事務所側の縛りの強さかもしれない雰囲気もあり、何とも言い難い。
煮え切らない部分はあるけれども、少なくとも及第点以上である事は間違いない。
武田玲奈
巻頭7ページ6カット、見開き1箇所。 撮影はTakeo Dec.。
日差しの強い水辺・浜辺と言う悪条件の中、光を背負わせたりして上手く撮っている。
武田玲奈が比較的光に強いと言うのも有るかも知れない。
よくよく見ると例によって目は死んでいるのだけれど、あまり気にならないのは撮られ慣れつつ紋切り型の表情になる罠から逃れられているからだと思われる。
巻末6ページ27カット、見開きでコラージュ。
こちらも寄って撮ると、特に斜めからだとカラーコンタクトの弊害が出てしまうのだけれど、前述の通り以前程は気にならない。
短い期間に頻繁に登場し、それなりに紙幅も割かれているのも頷ける逸材である事は間違いないのだけれど、この先演技方面に仕事の幅を拡げようとした時、カラーコンタクトが邪魔をするのではなかろうか。
# 墨田ペトリ堂 [酒田の安宿を取り損ねたので、今夜は仙台泊り。明日のバスで移動します。]