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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2011-08-21 スイッチ [長年日記]

_ 週刊ヤングジャンプ 2011 35号

川口春奈
7ページ20カット、撮影は長野博文。
青年漫画誌での初水着グラビアと言うのが売りなのだとは思うが、水着部分はぱっとしない出来。 川口春奈にしては面白味が薄いグラビア。 カメラマンとの相性の問題も有るとは思うが、スイッチが入り切っていないと言うか、何と言うか。
小さく並べた中には良い表情のものも有るのだけれど、扱いは小さい。
2ページ目上段と6ページ目の横顔は川口春奈の良さを引き出しているが、どちらも横顔であるところに前述の「カメラマンとの相性」の問題が隠れているように思う。

多田愛佳
白制服に白ビキニ(そして何やら白い服)。 背景も小道具も白、白、白。 白で埋め尽くした白いグラビア。
目に入るものが全て白いと、光を強く当てなくともそれなりに眩しい。 1ページ目もそれなりに眩しそうではありつつ、変に表情を作らない分、様々な解釈が成り立つ味わい深いカット。
多田愛佳の定番である、チラリと八重歯を見せたカットも使ってあるが、これが有るのでそれ以外のカットが引き立つ。
全カット外れ無しの佳品。

篠崎愛
4ページ11カット、撮影は樂満直城。
真ん中の見開きは定番のニコパチだが、始めと終わりにそうではないカットも使用。
1ページ目の寝転んだ横顔が良い。

ぐるぐる48 vol.17
7/8の深夜に放送されたオールナイトニッポンに於ける対決企画のレポート。 カラー1ページ1カット、モノクロ2ページ10カット。 カラーページの佐藤亜美菜。 少なくとも顔はほっそりしてきた。
収録部分は進行役が居ないために少々ダレた感じはしたが、生放送の部分は佐藤・峯岸は勿論、指原や高城も存分に持ち味を出していて、最後まで飽きずに聴き通す事が出来たのは前述の通り。
結果的に負けは付いてしまったが、内容は濃かったし、特に佐藤亜美菜にとっては実りある二時間で有ったのではないかと思う。

_ 週刊ヤングジャンプ 2011 36・37合併号

篠田麻里子
7ページ10カット、撮影はTakeo Dec.
篠田のグラビアはハズレこそ無いものの、隙が無さ過ぎて詰まらない事がまま有るのだけれど、今回は良く出来ていて且つ面白い。

グラビア本編以上に、オマケ写真集の出来が素晴らしい。
青年漫画誌のグラビアの宿命として、普段は薄い紙しか使えないのであるが、オマケ写真集はサイズこそ小さいものの厚手の紙を使用している為、写真の再現性が高い。
発売時期から大きく遅れてレビューらしきものを書いておいてナニであるが、手に入れておくべき一冊であった。

日南響子
6ページ12カット、見開き1箇所。 撮影は桑島智輝。
撮られ慣れているだけあって、全カット隙の無い表情とポーズ。 眩しい状況下でも眩しいなりの表情。 それが詰まらなさにも繋がってしまう訳であるが、日差しの弱いところや屋内で撮られたカットでは、服ではなく自分を見せるためのポーズや表情への戸惑いのようなものも見られる。 これを上手く活かせれば、更に良くなるのではないかと思う。

まゆゆマンガ家計画 第10回
細く長く続くこの企画も早十回。 カラー1ページ1カット、モノクロでインタビュー1ページ1カット(撮影は門嶋淳矢)。
マンガ本編は今回もエッジの利いた読み切り2ページ。 絵もこなれてキャラクターの表情も安定してきたし、ストーリーは相変わらずどうかしていて面白い。


「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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