乗換えと乗り継ぎで盛大に読み違えて12時丁度に現地着。 都電がのんびり走るものであることをすっかり忘れていた。 例によって10分遅れの開演とのことで一息つく。
坂本樹莉と山中香穂が店のまわりでチラシ配り。
デザインは良いが紙が厚すぎるのではないかと思っていたが、受け取った一般客がチラシがちゃんとしている事に驚き、ライブも見て行ったのでメジャー感を醸す手段として、これはこれで良いのかもしれない。
芝居の本番が迫っているからか、岡崎みさとはお休み。
荒天だった先週と較べて集客は少なめだったが、これは岡崎が休みであることに加えて、出演するイベントやライブが一日に4本あり、客の側も選択を迫られていることも影響しているのではないかと思う。
大衆の嗜好は、良くも悪くも「巨人・大鵬・玉子焼き」なので、柏戸が一人横綱の場所は興行として一寸厳しくはある。
岡崎パートとイベントの進行は柳真倫が担当。
柳真倫は、頑張っているのも緊張と重圧を笑顔の下に隠しているのも見て取れたが、声量と音程に難があり、矢張り岡崎不在の駒落ち感は否めず。 事故には到らなかったが衣装に乱れが合ったり、靴が違っていたりするのも痛々しくあった。 転がり込んだチャンスをものに出来れば色々変わってくるのであるが。
音域の合わない曲もある山田渚のマイク音量が大きめになっていて孤軍奮闘の趣。
メグリアイは物販や付随するアトラクションについては時間的にも質的にも良心的だと思うのだけれど、それはメンバーに魅力があってこそ集客に結びつくわけで、注力すべきところがずれているような歯痒さを感じたイベントであった。
岡崎みさとが横に居ると目立たないのであるが、居ないと山田渚の動きの質が明らかに周りより高い事に気付かされる。
止め撥ね払いがしっかりしていて流れない。
バニラビーンズとしては初めての噴水広場でのイベントと言う事で、早めに現場へ行ってリハーサルから観覧。
用意されたスタンドマイクの置かれた間隔が些か狭く、事務所スタッフが修正。 14:40頃に到着してリハーサル。 音の出や返りを確認した後、3階から観ているお客さんに「ここじゃツムジしか見えないですよね?」と確認しつつマイクを立てる位置を後ろにずらしていた。
定刻に開演し、高々と吹き上がる噴水とともに出囃子に乗って入場。 この場所でイベントが出来る喜びからか、終始絶やさぬ笑顔。
四階まで鈴なり・・・とまでは行かなかったが、足を止める人は多く、「知らないものを見てもしょうがない」と抜かして通り過ぎる生意気な餓鬼が居た(こういう自分の目と耳で判断しない奴は、経験則から言って将来碌なモノにならない)くらいで、反応も良く。
最後の曲が始まる頃には次のイベント目当ての民度の低いのが増え始めたので、終演後は早々に退散