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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2012-11-11 宿題消化週間 [長年日記]

_ 週刊ヤングジャンプ 2012 43号

指原莉乃
表紙と巻頭グラビア8ページ12カット。 撮影は桑島智輝。
ぱっと見て感じたおかしな何かは、水彩画風に加工した背景だった。 人物に手を加えないのは良い。
まぁ色々とあった訳だが、達観が悪い方に働いてしまって、借金のカタに撮られたビニール本を見てしまった時のような居心地の悪さ。
これは指原莉乃の良さを引き出そうとし、矯めずにのびのび振舞わせた結果映りこんでしまったものであって、その日その時の指原莉乃を記録する写真として捉えれば凄いものが撮れている。
柔らかい笑顔と、呆けたような素の表情。 抱え込んで押し殺した虚無、「死に至る病」のような何か。

矢倉楓子・吉田朱里(NMB48)
巻末グラビア6ページ6カット、撮影は桑島智輝。
セーラー服と水着、そして水着の上に羽織ったYシャツ。
顔見世グラビアではあるのだけれど、それ以上のものにして来ている。
一人ひとりのカットは、映える角度と惹きの強い表情。 二人並べたカットは体格差や顔立ちの違いを生かして。
4ページ目が秀逸。

日南響子
巻末の末に前号の巻頭グラビアからのお蔵出しで4ページ16カット、撮影は桑島智輝。
この号のグラビアは全て桑島智輝の撮影。 被写体によって撮り方を変えて見る者を飽きさせない。 (まぁ、巻頭は飛び道具だが)
「撮られる」と言う仕事の教科書にしたいくらいの佳品。
カメラを直視し過ぎたカットが多いのは瑕だが、表情であったり仕草であったり、媚びたり誇示したりする凡百のグラビアの対極に有る、『お砂糖とスパイスと素敵ななにもかも』が見る者に働きかける。
眼福。

_ 週刊ヤングジャンプ 2012 44号

逢沢りな
7ページ16カット、撮影は細野晋司。
長崎の街と洋館の中で撮った、水着もあるグラビア。
水着以外の部分に力点が置かれているのは良いが、着物の着付けがだらしないのと最後の最後でワンピースの前をはだけているのは蛇足。
無理にひん剥く必要は無い。

巻末グラビアは論評するに値しないので割愛。

_ 週刊ヤングジャンプ 2012 45号

山本彩
7ページ11カット、撮影は門嶋淳矢。
ショーとカットにして初めてのグラビア。
顔よしスタイルよし、撮られ方もソツが無いのだけれど、ちと物足りない言うか、曲が無い。
NMB48の看板を背負わされてしまったが故の頑なさと言うか、目と表情の乖離と言うか、どうにもしっくり来ないところは有るが、それは求めるほうが贅沢と言うもので、「女の子を矯めず殺さず可愛らしく撮る」事はできている。

松井咲子
巻末グラビア4ページ8カット、撮影はTANAKA。
漸く表情もこなれて来た松井咲子に色々塗りたくって弄りすぎてしまっているが、すらりとした脚であったり、Torso のようなくびれであったり、ブツ撮りとしては上手く撮れている。
ただ人物が撮れていない。

_ 週刊ヤングジャンプ 2012 46号

SUPER☆GiRLS
表紙と巻頭グラビア8ページ28カット、撮影は桑島智輝。
集合で1ページ、下町散歩の写真を散りばめたコラージュで見開き、あとは個々人で1ページ1カットずつ。
下町散歩の写真に殆ど背景が入っていないことから考えて、かなり撮りにくい状況だったのではないかと思われる。 これでは外で撮った意味が無い。 浅草周辺でも地元民以外来ないところは有る訳で、撮る場所が悪すぎる。
カメラマンの所為ではないが、後藤彩は瞳を大きく見せるコンタクトレンズの所為で死んだ魚の目。 他は良いだけに惜しい。

_ 週刊ヤングジャンプ 2012 47号

きゃりーぱみゅぱみゅ
7ページ7カット、撮影は桑島智輝。
名前を打ったら指が攣った。
色々弄ってあって私がどうこう言うようなものではない。
まぁ、可愛く撮れてはいるので、これはこれで成功なのだろう。

荒井萌
何時の間にやらグラビア映えする体形になっていて、表情も多彩・・・にはなったが、紋切り型の表情も増えた。
モデル仕事の功罪か。

_ 週刊ヤングジャンプ 2012 48号

有村架純
7ページ12カット。 撮影は細野晋司。
表紙は水着だが、水着"も"あるグラビア。 水着以外の部分が実に良く、今年見た細野晋司のグラビアの中では出色。
「協力:くまもとフィルムコンミッション」とあるが、ロケ地の選定も良い。
光線の加減も絶妙で、光と影の描き出し方が巧み。 2ページ目上段、5ページ目6ページ目が秀逸。

高橋亜由美
4ページ10カット、撮影はTakeo Dec.
肉感的なモデルを扇情的に撮っても下卑て来ないのは流石。

_ 週刊ヤングジャンプ 2012 49号

AKB48(大島優子、柏木由紀、小嶋陽菜、島崎遥香)
6ページ6カット、撮影は桑島智輝。
大島優子で1カット、見開きで集合を2枚並べてから小嶋陽菜→島崎遥香→柏木由紀の順で1ページ1カット。
2ページ目の柏木由紀が誰かに似ている様な気がして脳内検索したら、ピート・タウンゼントだった。
表紙では冴えない島崎遥香だが、グラビア本編ではメイクが嵌まったこともあって実に良い表情。
立ち姿がぎこちないのも愛嬌のうち。
こうなると浮き上がってしまうのが柏木由紀で、ひとりだけ素人が紛れ込んだようで痛々しい。
「アイドルかく在るべし」と言う固定観念で自縄自縛に陥っている。

入山杏奈
5ページ5カット、撮影は桑島智輝。
撮られ慣れていない所為か、水着だと表情が硬いが、無理に取り繕って表情を作らずにカメラと正対出来ているのは良い。
元が良いのでただつっ立っているだけでも映える。
最後のセーラー服で飛び跳ねているカットのみ、生き生き。 これがどんな衣装でもコンスタントに出せれば、仕事の幅は自然に拡がる。

_ 週刊ヤングジャンプ 2012 50号

渡辺美優紀
7ページ7カット、撮影は西田幸樹。
まぁ、いきなり反則気味のカットで始まる訳だが、出会い頭の一発以外は正攻法。
西田幸樹一流の光線コントロールで表情も柔らかく、一見無邪気そうでいて矢張り無邪気だが、致死量の毒を秘めた蟲惑を隠しているようなところも写り込んでいる。
くどくど申し上げるまでも無く、素晴らしいグラビア。

永尾まりや・山内鈴蘭(AKB48)
巻末に5ページ8カット、撮影は山口勝巳。
グラビアで見ると冴えない出来であることも多い二人だが、山口勝巳が手際良く型に嵌めることによって表情が生きている。
私が劇場から遠ざかって久しく、生で観る機会が殆ど無い所為でもあるのだけれど、永尾まりやのこんな表情は初めて見た。
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# Dwightsa (2014-02-06 08:59)

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「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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