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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


ペトリあんてな
二面楚歌 断章
二面楚歌 グラビアレビュー備忘録
寒空文庫(仮)
写真日記二面楚歌 隠居所
petri's fotolife
酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2013-01-21 [長年日記]

_ グラビア批評的な何か、再開

宿題が溜まりすぎて何から手を付けてよいか分らなくなってしまったり、口に糊するだけで難渋していたり、色々書きにくくなったり、サボりにサボってきたが宿題はさておき直近のものから再開することにした。

_ UTB 2013 2月号

柏木由紀
表紙と巻頭グラビア、10ページ8カット、見開き2箇所。 撮影は桑島智輝。

発売から数日経った給料日に、書店三軒廻って漸く購入。 これも柏木人気の賜物であろうか。
表紙を見て驚いたのは、柏木由紀が動いているときに近い訴求力の有る表情を静止画でも出来ていたこと。
(柏木のグラビアに関してはついぞ褒めたことが無いが、動いている柏木由紀に関しては無価値だとは思っていない。)

今回のグラビアはハズレカットが無い訳ではないが、見開きと表紙に関してはカメラと上手く向き合えており、過去のそれに較べると進歩と言うか変化と言うか、そう言ったものが幾許かは認められる。
それでもこの号に載っているAKB48絡みのグラビアの中では下から数えたほうが早い出来であるのが、歯痒いというか何と言うか。

川口春奈
7ページ9カット、撮影は長野博文。
長野にしては珍しい色調で、昭和の古民家で撮った所為か暖色系の写真が並ぶ。
一枚々々見て行くと、撮影に手間と時間を掛けて貰えている事が判る。
長野と川口の組み合わせのグラビアは多いが狎れた感じは無く、気心が知れているが故の「話の早さ」が写真に出ている。

役者仕事が多いと、役ではない自分でカメラの前に立つのが下手になってしまうことがあるが、川口春奈はそう言うところが無く、構えずにカメラの前に立てている。
2ページ目の横顔のアップに瞠目。 こう言うカットが何故成立するのか、カラーコンタクトを入れたがるモデル、入れさせたがる事務所関係者はまじまじと見て考えて頂きたい。

鈴木愛理
7ページ8カット、撮影は本田龍介。
光の弱い暗がりでのカットにはピントの甘いものもあるが、総じて表情は生きている。
キャリアのスタートが早いと上手く大人になれないことがままあるが、鈴木愛理に於いては杞憂に終わったようで、顔付きも身体付きも大人びて来つつある「今」を上手く捉えた佳品となっている。
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# Dwightsa (2014-02-06 05:00)

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「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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