例のスマートフォン向け配信番組でのミニライブ。 今回は5期生もお披露目と言うことで足を運んでみた。
今回は岡崎と坂本がお休みで、山田、浅原、山中、佐々木、白鳥の5人。 山中と浅原が仕切って廻す段取り。 お互いを上げたり下げたりしつつ楽しく進行。
始まって早々5期生が呼び込まれてお披露目。
野月まい(22)
大塚えみか(16)
野月まいは既に何人か「めあて」で身に来ている客がいたので、前職が梅川忠兵衛を題材にした浄瑠璃の題みたいな「そういった系統」(※佐川急便ではない)だったのではないかと思われる。
歌って踊る部分については手馴れた感じでありつつ、大人数で立ち位置を変えながらと言うのは不慣れなようで、間違えて「よっこらしょ」と動かされたりする場面も。
喋る段になると所謂「タメ口」と言う奴で切り込んでくる。 このあたりは慣れより狎れと書いた方がしっくりくる押しの強さで、なんと言うか「島津久光」感。
大塚えみかは幸薄そうな色白の美少女。 押しは弱いが歌って踊っての部分はまぁまぁ出来ている。 同期が強烈だったで印象としては希薄だが、ダメダこりゃってのは少なくとも無かった。 曲がらずに育って欲しい。
前半は5期生の居るライブ、後半は4期生までの連中でのライブ。
山田渚は本調子ではないらしく、顔色もよろしくないし情緒も安定しているとは言えないように見受けられたが、ライブの最中はいつもの山田渚だった。
5期生が入ると矢張り粗が目立つのだけれど、山田渚が居るだけでとりあへずなんとかなる。 兎に角、座持ちが良い。
不慣れな人が入ると、焦りであったり驚きであったり不快感であったり「負の感情」が表に出てしまいがちであり、それは致し方ないことではあるのだけれど、山田渚は歌って踊ることを生業にする人としての表情を保ち続ける。
岡崎みさとの「華」と坂本寿里の「可憐さ」が欠けて飛車角落ちに成りかねない危惧はあったのだけれど、山田渚の矜持であったり、3期4期の自覚であったり、別のものできっちり埋めて金の取れる見世物としての価値は保っていた。
浅原は12月一杯で辞めることで気負いが取れたのか、進行にしてもライブにしても機転が利いており、山中は同期が辞めることで何かが変わったのか自信をもってライブに臨めている。
4期の二人は体形からして変って「動ける身体」になってきており、基礎代謝が上がった所為か、面差しもすっきりした。 佐々木はライブ中に素に戻って客になってしまう事が無くなり、白鳥も電池が切れなくなり目も死ななくなった。
去る人がいて、入ってくる人も居る。 残る人は肚を括っている。
メグリアイも新しい季節に入った。