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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


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酒田へ行きたい
ザ・インタビューズ

投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2015-04-27 [長年日記]

_ 「だいっきらい」展(浅草橋Photons Art Gallery)
浅草橋駅西口を出てすぐの路地にある雑居ビルが一棟丸ごとギャラリーになっており、そこを借り切っての開催。

参考:「だいっきらい」展

普通のプリントからコラージュから立体作品まで種々雑多。 縛りとしては「『だいっきらい』とくちにだすまでのイロイロもやもやウラハラな感情」だけであり、出展者それぞれの解釈に於いての「だいっきらい」なので心底厭そうなものからまんざらでもなさそうなものまで様々。
私の趣味嗜好とは異なるものは多かったのだけれど、刺激には満ちており、興味深く拝見。
シンクに打ち捨てられた玉葱の皮を撮った小品、厚手のアクリル板に3層プリントして両面から見えるが裏と表で見え方が異なるものなどが印象に残った。

こうした企画展の場合、出展者が馴染みの客や友人との懇親会を始めてしまう事がままあり、実際そうなりかけている出展者も散見されたのだけれど、主催者が目配り手配りをして不特定多数の客が見に来る場として機能させていたのには感心した。

来てくれた人、見てくれた人と話したい、感想を聞きたいと言うのは自然な感情なのだけれど、感情が高まりすぎて出展者が視野狭窄に陥ることも多いし、主催者が開催したことに満足してしまう事もままある。
祝祭空間であることに水は差さず、写真を見る(見せる)場として機能させるのも楽ではないのだけれど、楽しみながらそれが出来ているのも良かった。

初日とあって出展者も観覧者も多かったので、日を改めて波が引いた頃合いにのんびり見てみようと思う。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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