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墨田ペトリ堂の身辺雜記 「二面楚歌」


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酒田へ行きたい
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投票などするな!

投票行為は君たちの人間性の否定なのだ。
投票を依頼してくる連中など無視せよ。
連中は諸君の敵だ、連中は権力を握りたがっている。
すべての政治家はそれが共和派であれ、王党派であれ、
共産党であれ、われわれの敵だ、
投票用紙を破り捨てろ、
投票箱をぶち壊せ、
候補者だけでなく、選挙管理委員たちの頭もなぐり割れ。


1933年11月 CNT(Cofederacion Nacional del Trabajo)の声明より


2015-05-25 [長年日記]

_ PIP定期公演第二章 #08 小室&永瀬&山下生誕公演(高城ラスト出演)(5/24)

アキレス腱の怪我が癒えない瑞野と消息不明の北川が休み。 今月は濱野智史も忙しいと見えて告知が遅れたり抜けたりすることが多かったが、ついに休演するメンバーの発表は無かった。
北川の消息不明な件についてもまるで説明は無いのだけれど、ALLOVERでの生存は確認出来ているので色々あるのだと思う。 ALLOVERに関しては掘り下げると碌な事が無い。
今のところPIPのメンバーではないが森崎恵プロデュースの派生ユニット LasRabbiのメンバーである ゆたんぽ%(※森崎の妹) が参加。

前説代わりに空井美友と石橋哲也(カオポイント)で「プロ野球負けられない宣言」と題して野球駄話。
順位としては石橋の贔屓の西武の方がまだ上にいるが、中継ぎが打たれて負ける厭なパターンに嵌って順位を下げており、出て来るのもボヤキばかり。
空井の応援する千葉ロッテはデスパイネとクルーズが大当たりなのに加えて、昨シーズンは二軍でお茶を挽く事の多かった清田が狂い咲きでチームも上り調子とあって終始笑顔。 私はイ・デウンのなんだか良く判らないけれど打たせない謎のピッチングが他チームを狂わせているのではないかと考えている。
そう言えばイ・デウン、石橋哲也になんとなく似ている。

バラエティー部分は

・一周年記念リーク合戦
・検索クイーン

の二本立て。

一年経っても歌って踊る部分が壊滅的なのをメンバーに詰められて居直った山下緑に激怒する福田蘭奈など生々しいのもありつつ、洒落になるリークで済んでいた。

検索クイーンは自分を象徴するであろう単語を三つ挙げて大手検索エンジンでの的中率を競う物。
客の作ったweb事典的なものに助けられたメンバーも多かったが、森崎姉妹は一般記事でほぼ的中。 ネット廃人としての格の違いを見せつけていた。
この辺り日頃からエゴサーチをしているか否かの差が出たように思う。
「如何に見つけて貰うか」がこの道で食って行く上での鍵になる訳で、動画投稿をしている割に見つけて貰う営為に無頓着な高城には危うさを感じた。

森崎が終始エッジの利いた拾いやすいガヤを入れており、良い仕事。
ちょっとした間繋ぎや、微妙になった場の空気を入れ替えるのに貢献。 ボヤく空井、黒い石川、シモに走る柚木。 無理にキャラクターを作るのではなく、受け入れて求められる自分になることで石橋が発言を拾いやすくなり、話の拡がりにくい・引き出しにくいメンバーも生かせるようになって来た。
上手く番組が回っている。

石橋哲也の面白いのは政治と宗教の根多はサラリかわして流すところ。 賢明だと思う。

後半ライブは暗転したのちにBGMが流され、場の空気を換えてから開演。
ライブ序盤はオリジナル曲で畳み掛ける構成。 人数が減ったことが幸いして選抜もアンダーもへったくれも無くなりつつあり、森崎はほぼ出ずっぱりだし永瀬も出たり入ったり忙しい。(山下だけ、蚊帳の外。)
流れも良く、安心して見ていられる。

柚木は例によってとんでもない芸当を涼しい顔で織り込んで来たりするのだけれど、そんな「本気の柚木」が顔を出しても全体のバランスは崩れない。 これも全体的な底上げがなされているからだと思う。

森崎にしても空井にしても、或る程度出来てはいたが演るだけで精一杯だった連中が周囲を見渡せるゆとりを持てるようになり、それが「釣った魚に餌をやる」ような形で矮小化せず、客席を大掴みで見る方向に働いている。
ここのところ色々有り過ぎたが、グループとしてのPIPのパフォーマンスレベルは上がっている。

森崎恵プロデュースの派生ユニット LasRabbi 、メンバーは工藤千里、ゆたんぽ%(※森崎の妹)、森崎恵。
工藤の表情が良い。 滲み出てくるような柔らかい笑顔。
ゆたんぽ%はスカートを操るのが上手い。 慣性を使って揺らしたり翻したり。

5月生誕コーナー前半、永瀬が「ロミオとシンデレラ」小室が「あの空に向かって」、二人で「狼とプライド」。
永瀬の「ボカロ曲」と言う選択が"らしい"。 勢いだけでは歌いこなせない「あの空に向かって」を選んだ小室の直面する課題に対する覚悟も良かった。
「狼とプライド」は、オリジナルを見ている友人も褒めていた。

プレゼント贈呈などの儀式を挟んで、山下緑のソロは「荒城の月」。
選曲そのものは悪くないが、歌詞を碌すっぽ憶えていないと言うのはいただけない。
うろ憶えの一番の歌詞とハミングだけで間をもたせるのは大したタマだと思うが、歌って踊る部分をあまりにも蔑にし過ぎているように思う。

終盤は新富町時代によく演っていたAKB48楽曲をズラリ。
勢い余って客席に靴を飛ばす高城。 ぎこちなくはあったが、そのまま一曲踊り切ったのは良かった。

最後の曲の前に告知など。 一周年記念公演や出演イベントなどのお知らせの後、濱野智史より運営業務からの部分的撤退と言うか、メンバーやサポートスタッフへの業務移管の発表。
勤務先の組織変更で多忙を極めているのが主因である由。
ブログや写真投稿サイトへの投稿の確認と承認、各種イベントへの出欠確認、交通費の清算などプロデュース業務以外のもろもろからメンバーへ移管したいとのこと。



「按ずるに筆は一本也、箸は二本也。 衆寡敵せずと知るべし」
斎藤緑雨


文責:墨田ペトリ堂
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