オーチャードホールの横合い、雑居ビルの5階にあるアツコ・バルーにて開催されている、女体愛好家の七菜乃が特殊モデルの七菜乃を撮った(割った話が「セルフポートレート」)写真展へ。
一寸遅いかなと思うくらいの時間に着いたが、開場は2時からとの事で少々早く、松涛を一回りしてから再訪。
受付で木戸銭を払い、靴を脱いで上がる。 木の床。
最初から或る程度の集客が見込めないと難しいとは思うが、この「五百円ワンドリンク付き」と言う敷居は頃合いであるように思われた。
ロハでないと来ない客層と言うのは中々タチの悪いものであって、木戸銭がドリンク代として担保されていれば心理的抵抗も少ない。
一と通り見終えてから喉を潤したが、ジントニックはビーフィーターをウィルキンソンのトニックウォーターで割ったもので、なかなか良心的。
作品はチェキで撮影したもので、丁度良い大きさのアクリル板に貼り、目の高さくらいの位置にズラリと並べて飾ってある。
何枚か組み合わせたコラージュ物も含め、通し番号で100以上。
全ての作品は購入可能。 但しチェキなので全て一点モノの売り切れ仕舞い。
一枚だと21000円だが、沢山買うと安くなるシステムとなっており、売れたものは通し番号の横に Sold out と書き込まれる。
見ている間にも何点か Sold out となっていた。
10秒のセルフタイマーを使って撮影しており、光を強く当ててコントラストを上げたり、柔らかく廻して下げたり、精緻にピントが合っているものもあれば、意図してアウトフォーカスにしたものもある。
逆光もあり順光もあり、しかし色乗りは飽くまで淡く、86×54mmの覗き穴の向こうに広がる異世界。
撮り方のみならず作品として仕上げる際の技法も様々。
シネカリ的に乳剤を削ったり、乳剤面のみを剥がしてアクリル板に挟んだり、インスタントカメラならではの不完全な現像を利用した表現もある。
写るようにも写らないようにも、硬くも柔らかくも出来て、撮った写真をその場で見て試行錯誤できるインスタントカメラの特性・チェキと言うカメラの可能性を引き出している。
何も着ていないことが、布を身につけていないということが、nudeということが
曝け出している(裸)ということでは全くなく、只、内臓があって骨があって脂肪があって
皮ふで覆っているだけのことであって、その自然の人間の持っている女体を
私はとても美しいと思っています。
ブログの内容とコメントが違いすいませんm(_ _)m
先日タワーのイベントに久しぶりに行きました。ペトリ堂さんもいらっしゃるかなぁと思いましたが今回は残念でした。
私が言うのもなんですがまたあの頃の良き現場はそのままなので是非(^_−)−☆